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{{出典の明記| date = 2023-03}}
[[Image:Darley Arabian.jpg|right|200px|thumb|ダーレーアラビアン]]
[[Image:Byerly Turk.jpg|right|200px|thumb|バイアリーターク]]
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== 概要 ==
現存のサラブレッドの血統を記録の残る限り、「父の父そのまた父」というふうに遡っていくと必ずたどり着く3頭の種牡馬を、三大始祖と称する。3頭の中では、ダーレーアラビアンの直系子孫がほとんどを占める<ref>{{Sfn|楠瀬良「ウマ」、『品種改良の世界史』家畜編|2010|p=218頁。</ref>}}
 
この3頭が生きていた時代は、サラブレッドと言う概念が成立する前であり、いずれもサラブレッドではない。後世に「サラブレッド」として品種が確立されたウマの父系先祖をたどった場合に、個体の記録が公式に残っているものとして行きつく最古のウマ、ということである。
 
現在のサラブレッドの定義の基礎となっている『[[ジェネラルスタッドブック]]』には、この3頭を含めて100頭以上の種牡馬が記録されているが、三大始祖以外の種牡馬の父系子孫はいずれも絶えており、現存していない。ただし、「絶えた」というのは父系に限った場合に言えることで、他の牡馬も「父の母の父」というような母経由をも含めると現存サラブレッドの先祖に現れる。それも含めた遺伝的貢献度を計算すると、1位はゴドルフィンアラビアン(14.5%)、2位はダーレーアラビアン(7.5%)、3位は[[カーウェンズベイバルブ]](5.6%)、4位はバイアリーターク(4.8%)、となる<ref>{{Sfn|楠瀬良「ウマ」、『品種改良の世界史』家畜編|2010|p=219頁。|p.s.=<引用>父系直系が絞られていく仕組みは、母系直系の「[[ミトコンドリア・イブ]]」と同じである。同記事に詳しい解説がある。</ref>}}
 
=== 三大始祖と三大基礎種牡馬 ===
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== 参考文献 ==
 
*[[楠瀬良]]「ウマ」、[[正田陽一]]編『品種改良の世界史』家畜編、[[悠書館]]、2010年。
* {{Cite book|和書 |title=品種改良の世界史 家畜編 |publisher=悠書館 |isbn=978-4903487403 |year=2010 |date=2010/10/25 |chapter=ウマ |editor=正田 陽一 |author=楠瀬良}}
 
== 外部リンク ==