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; 真弓 俊次郎(まゆみ しゅんじろう)
: 武家の次男坊。向学心に燃える青年。学問を志し、師の烏丸天山と共に諸国に旅する夢を持つが、そのために、結果として父と兄を切腹に追い込むことになってしまった。あずみに惹かれており、彼女が毒を受けて動けなくなった時には彼女を探し回って発見し看病にあたった。それがきっかけであずみからも想いを寄せられるようになりキスをした。さらにあずみの方から初体験の性交相手になってほしいとそれとなく誘われたが、彼女が戦う姿を見ていることしかできない無力な自分は彼女の伴侶になる資格はないと思って断った。しかし言葉足らずなせいであずみは自分が血で汚れているから振られたんだと思っていた。その後天山からあずみさんは守ってほしくて誘ったんじゃなくて一時の安らぎが欲しかったから誘ったのだろうになぜ抱いてやらなかったと諭され、あずみの元へ戻ろうと思ったが、あずみを探している左近を発見し、このままではあずみが発見されて殺されると思って左近を殺そうとしたが、返り討ちにあって斬られて倒れた。あずみはそれに気づかず、しばらく物語からフェードアウトした。
: 実は致命傷をまぬがれており、後に雪国編で再登場し、使命で訪れたあずみと再する。雪国内で金山奉行として権力を得て理想社会実現に向けて改革を推し進めていた。力を得て今度こそあずみを守れると自信をつけたことで以前より彼女に強引に迫る描写が増え、あずみも困惑している様子だった。理想実現のためには手段を選ばない人物に変貌しており、俊次郎が天山らを投獄させたことや道々の輩の人々を斬らせたことを知ったあずみの心は彼から離れてしまう。信頼していた静音や玄斎にも裏切られ、挫折の果て、麻薬に手を出し、幻覚を見ながら事故死する。あずみは彼の死に気づかず、立ち直ってくれることを期待していた。
 
; 倉石 左近(くらいし さこん)