「粟島（大阪屋ショップ前）駅」の版間の差分

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|画像説明 = 駅全景（2018年1月7日）

'''粟島（大阪屋ショップ前）駅'''（あわじま（ おおさかやしょっぷショップまえ）えき）は、[[富山県]][[富山市]]粟島町3丁目にある、[[富山地方鉄道]][[富山地方鉄道富山港線|富山港線]]の[[鉄道駅|駅]]である。[[駅ナンバリング|駅番号]]は'''C31'''。

駅名については駅命名権（[[ネーミングライツ]]）の募集によって[[大阪屋ショップ]]に有償譲渡され、'''粟島（大阪屋ショップ前）駅'''と命名された<ref name="誕生84">{{Cite book[[#tanjo|和書|title=富山ライトレールの誕生|author=富山ライトレール記録誌編集委員会 (編)|publisher=富山市|year=2007|isbn=978-4306085152|pages=]]、84-85}}頁。</ref>。括弧書きとされたのは富山県内の複数店舗を有する[[大阪屋ショップ]]の名称のみを用いると混乱を招く可能性があるとされたための措置で、学識者や地元代表者から成る新電停名称選定委員会の検討を経て決定された<ref name=":4">「新設の電停名と車両愛称決まる 富山ライトレール」、『朝日新聞』（富山全県1地方・31面）、2005年（平成17年）12月3日、朝日新聞社</ref><ref name=":5" /><ref name=":6" />。これにより大阪屋ショップに対しては命名権の販売価格を減額した<ref name=":5" />。

富山ライトレールは駅名について当初「正式名称を粟島駅とし、粟島（大阪屋ショップ前）駅は利用者向けの名称として用いる」と発表していた<ref name=":5">「富山ライトレールが2社に電停命名権 インテックと大阪屋ショップ 車両愛称はポートラム」、『富山新聞』（19面）、2005年（平成17年）12月3日、富山新聞</ref><ref name=":6">「富山ライトレール 車両愛称は「ポートラム」 電停5カ所も名称決定」、『北日本新聞』（1面）、2005年（j平成17年）12月3日、北日本新聞社</ref>。しかし開業初年度の『[[鉄道要覧]]』（2006年度版）の掲載路線図には括弧付きの「粟島（大阪屋ショップ前）駅」と記載され<ref>{{Cite book|和書|title=鉄道要覧 平成18年度|author=国土交通省鉄道局 (監修)|publisher=電気車研究会|year=2006|isbn=978-4885481086|page=304}}</ref>、実際には括弧付きの駅名表記が広く用いられている<ref>{{Cite book|和書|title=新訂 全国地名駅名よみかた辞典 平成の市町村大合併対応|authoreditor=日外アソシエーツ (編)|publisher=日外アソシエーツ|year=2006|isbn=978-4816920097|page=1105}}</ref><ref name=":3" /><ref>{{Cite book|和書|title=全国駅名事典|author=星野真太郎|publisher=創元社|year=2016|isbn=978-4422240756|page=351}}</ref>。

なお、当駅の[[駅名標]]では漢字表記を「粟島（大阪屋ショップ前）」としつつ、読み表記は「あわじま / Awajima」のみとするレイアウトとなっており、括弧付きでない表記が使われている事例の一つとなっている<ref>{{Cite book[[#tanjo|和書||title=富山ライトレールの誕生|author=富山ライトレール記録誌編集委員会 (編)|publisher=富山市|year=2007|isbn=978-4306085152|page=]]、85}}頁。</ref>。

[[相対式ホーム]]2面2線を有する[[地上駅]]である<ref name=":7">{{Cite book|和書|editor=川島令三編、『|title=中部ライン 全線・全駅・全配線|volume=第7巻 富山・糸魚川・黒部エリア』（18及び85頁）、2010年（平成22年）10月、|publisher=[[講談社]]|date=2010-10|pages=18、85}}</ref>。交換可能駅であり、下り線が直線となっている<ref name=":7" />。

ホームは低床ホームとなっており、旅客上屋等の設備が設けられている<ref>室哲雄、「日本初の本格的なLRTの導入・その成果と今後の展開――富山県富山市――」、『IATSS review』第34巻2号所収、2009年（平成21年）8月、国際交通安全学会</ref><ref>{{Cite book[[#tanjo|和書|title=富山ライトレールの誕生|author=富山ライトレール記録誌編集委員会 (編)|publisher=富山市|year=2007|isbn=978-4306085152|page=]]、75}}頁。</ref>。富山ライトレール富山港線の各駅及び各停留場においては、各電停の旅客上屋壁面を「個性化壁」と称して駅周辺の文化や歴史を伝える意匠を施しているが、当駅においては宮田裕美詠がデザインを手がけ、[[富岩運河]]がモチーフとなったイメージグラフィックが掲出されている<ref name="誕生87">{{Cite book[[#tanjo|和書|title=富山ライトレールの誕生|author=富山ライトレール記録誌編集委員会 (編)|publisher=富山市|year=2007|isbn=978-4306085152|page=]]、87}}頁。</ref>。当駅における個性化壁の協賛企業は、大阪屋ショップである<ref name="誕生87" />。

: <span style="{{color:|darkblue">|■</span>}}富山港線