「クレスタI型巡洋艦」の版間の差分

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== 設計 ==
上記の通り、本型の設計はおおむね、先行する58型を拡張したものとなっており、船型も長船首楼型が踏襲された。ただし船体の大型化に伴って上部構造物は縮小され、耐航性は向上した。[[フィンスタビライザー]]を作動させずともシー・ステート5まで兵装の使用が可能であり、また作動させた場合にはシー・ステート6まで可能とされていた。船体の全長にわたって二重底が設けられ、また船体は3区画までの浸水に抗堪することができた。なお、58型では、設計の最終段階で艦尾に[[飛行甲板#ヘリコプター甲板|ヘリコプター甲板]]を追加したものの、航空艤装は比較的限定的であったのに対し、本型では艦型が拡大されたことから[[格納庫]]なども設置され、より本格的な航空運用能力を備えている{{Sfn|Polutov|2010|pp=84-89}}。
 
一方、要求速力が32ノットに抑えられたこともあり、主機構成はおおむね58型のものが踏襲されており、ボイラーの蒸気性状および蒸気タービンの形式は同一となっている。[[発電機]]は[[タービン発電機]]2基とディーゼル発電機4基で、これらは均等に2つの区画に分散配置された{{Sfn|Polutov|2010|pp=84-89}}。