削除された内容 追加された内容
→‎臨床検査の精度: {{複数の問題}}
「検体検査の分類」「生理検査の分類」を追加
タグ: サイズの大幅な増減 曖昧さ回避ページへのリンク
81行目:
 
登録衛生検査所に外注できる検体検査は微生物学的検査、血清学的検査、血液学的検査、病理学的検査、寄生虫学的検査、生化学的検査である。
 
生理検査 定義
== 臨床検査の質と検体検査精度管理 ==
臨床検査に求められるのは、正しく迅速に検査が行われ、検査の結果が医師による診断と治療に役立つことである。臨床検査の質は測定前、測定、測定後の全体で決まることが多い。
100行目:
* 検体検査においてコンピュータシステムの導入が盛んである。システム化前は検体の取り間違い・測定操作手違い・結果数値読み違いなど人為的エラーが起こりえたので測定手順書作成や過誤検出の仕組み構築が精度管理の中心であった。患者リストバンドや試験管ラベルの[[バーコード]]は検体検査のシステム化に役立っている。最近はシステム化により測定や検体取扱いに関するヒューマンエラーはほぼ撲滅されたといえる。
{{See also|検体検査}}
 
== 検体検査の分類 ==
様々な分類があるが、ここでは、関連法令<ref name="bunrui" />・省令<ref name="syourei" />に準じて記載する。
 
=== 微生物学的検査 ===
[[微生物]]学的検査(微生物検査)とは、検体中の[[病原体|病原微生物]]([[細菌]]、[[真菌]]、[[ウイルス]]、[[原虫]]、など)に関する検査である。
 
==== 細菌培養同定検査 ====
細菌を含む微生物を同定する検査であり、
顕微鏡検査(塗抹検査)、培養検査、同定検査、微生物や微生物が産生する毒素の[[抗原検査]]、などが含まれる。なお、微生物核酸検査は遺伝子検査に分類されているが、実態はここに含まれる。また、関連するものとして、寄生虫検査がある。
 
==== 薬剤感受性検査 ====
微生物に対する抗微生物薬([[抗菌薬]]、[[抗真菌薬]])の有効性を調べる検査である。通常は細菌、真菌などの微生物を培養して検査するが、近年は微生物核酸検査に薬剤耐性遺伝子の検査が含まれることがある。
 
=== 免疫学的検査 ===
==== 免疫血液学検査 ====
主に[[輸血]]に関連する検査であり、[[ABO式血液型|ABO血液型検査]]、[[Rh因子|RhD血液型検査]]、[[クームス試験|直接・間接クームス試験]]、[[不規則抗体|不規則抗体検査]]、[[交差適合試験]]、などを含む。
 
==== 免疫血清学検査 ====
炎症や免疫に関連する蛋白の検査([[免疫グロブリン]]、[[補体]]、[[サイトカイン]]など)、[[細胞性免疫]]関連検査、[[アレルギー]]関連検査( [[特異的IgE|アレルゲン特異IgE]]など)、[[自己抗体]]検査、[[感染症]]免疫学的検査<ref group="※" name="inf"/>、などが含まれる。
 
=== 血液学的検査 ===
[[血液細胞]]や[[凝固・線溶系|凝固]]・[[止血]]機能の検査である<ref group="※" name="ketuekikensa"/>。
 
==== 血球算定・血液細胞形態検査 ====
[[自動血球計数器]]を用いる[[全血球計算]](血算、CBC(Complete blood count))などの検査、および、[[顕微鏡]]を用いる形態学的検査([[末梢血塗抹検査]]など)がある。その他、[[赤血球沈降速度|赤血球沈降速度(ESR)]]も含まれる。
 
==== 血栓・止血関連検査 ====
代表的なものとしては、[[プロトロンビン時間|PT]]、[[APTT]]、[[フィブリノーゲン]]、[[フィブリン分解産物|FDP]]、[[D-ダイマー]]などの[[凝固・線溶系|凝固]]機能検査がある。
なお、[[出血時間]]と[[毛細血管抵抗検査]]は検体検査ではないが止血関連検査とみなされることが多い。
 
==== 細胞性免疫検査 ====
[[細胞性免疫]]にかかわる[[リンパ球]]などの[[血液細胞]]の検査であり、
[[フローサイトメーター]]による[[CD分類|細胞表面マーカー]]などの検索、[[リンパ球幼若化試験]]、などがある。
 
=== 病理学的検査===
[[病理標本]]作成に関連するものと細胞に関わる検査(細胞診)が含まれる。(なお、[[病理診断]]・[[細胞診断]]は医師が行う。)
{{main|病理学的検査}}
 
==== 病理組織検査 ====
組織を[[パラフィン]]に包埋し[[ミクロトーム]]で薄切して染色する形態学的検査が主である。
 
==== 免疫組織化学検査 ====
病理組織検査に、さらに免疫学的な[[抗原抗体反応]]を応用して、[[酵素]]や[[蛍光物質]]で標識した抗体を使用して[[高分子物質]]の分布を可視化するものである。
 
==== 細胞検査 ====
喀痰、子宮頚部などから得た細胞検体の標本を作成し、顕微鏡で観察する検査である。
{{main|細胞診}}
 
==== 分子病理学的検査 ====
通常の病理検査と[[分子生物学]]的手法を統合した検査であり、遺伝子の異常(変異、増幅、再構成)や蛋白の過剰発現などの検索が含まれる。診断のみならず、治療法の選択にも有用である<ref name="Yatabe2015" />。
 
=== 生化学的検査 ===
==== 生化学検査・免疫化学検査 ====
生化学的検査とは血液などの化学的成分の検査であるが、そのうち、測定に抗原抗体反応を使うものを[[免疫化学]]検査とよぶのが通常である。
[[酵素]]活性の測定や比較的低分子量の物質([[電解質]]、[[尿素窒素]]など)以外は免疫学的な測定法を用いる場合が多くなってきている。
極めて多数の検査項目があるが、下表に代表的なもののみ示す<ref name="r7kijun" />。
 
{| class="wikitable"
|-
!無機質
| [[電解質異常#ナトリウム|ナトリウム]](Na)、[[電解質異常#カリウム|カリウム]](K)、[[電解質異常#クロール(塩素)|クロール(塩素)]](Cl)、 [[電解質異常#カルシウム|カルシウム]](Ca)、[[電解質異常#マグネシウム|マグネシウム]](Mg)、[[電解質異常#リン|リン(無機リン)]](P、IP)、[[電解質異常#重炭酸|重炭酸]]、[[浸透圧]]、必須微量元素([[銅]]、[[亜鉛]]、など)、などがある。
|-
!糖質
|
主に[[糖尿病]]関連の検査であり、[[血糖]]、[[HbA1c|HbA<sub>1c</sub>]]、[[グリコアルブミン]]、[[1,5-アンヒドロ-D-グルシトール|1,5-AG]]、[[乳酸]]・[[ピルビン酸]]、などが含まれる。関連するものとして、[[経口ブドウ糖負荷試験]](機能検査)と持続グルコースモニタリング(生理検査)がある。
|-
!脂質
|
主に[[動脈硬化]]関連の検査であり、[[中性脂肪]](TG)、総[[コレステロール]](TC)、[[HDLコレステロール]](HDL-C)、[[LDLコレステロール]](LDL-C)、[[リポ蛋白質|リポ蛋白]]・[[アポリポタンパク質|アポリポ蛋白]]などが含まれる。
|-
!蛋白質
|
[[総蛋白]](TP)、[[アルブミン]](Alb)、[[C反応性蛋白|CRP]]および他の[[急性期蛋白]]([[α1-アンチトリプシン]]、[[ハプトグロビン]]、[[セルロプラスミン]]、[[血清アミロイドA|SAA]])、[[免疫グロブリン]]([[IgG]]、[[IgM]]、[[IgA]]、[[非特異的IgE|IgE]] )、ラピッドターンオーバープロテイン(rapid turnover protein)に属する[[レチノール結合蛋白]](RBP)・[[トランスサイレチン|トランスサイレチン(プレアルブミン)]]・[[トランスフェリン]]、[[血液学#血清生化学検査|フェリチン]] 、血清[[蛋白分画]]・[[アルブミン/グロブリン比|A/G比]]、などが含まれる。
|-
!非蛋白性窒素
|
[[尿素窒素]](BUN, UN)、[[クレアチニン]](Cr)、[[尿酸]](UA)、[[アンモニア]]
|-
![[生体色素]]
| [[ビリルビン]]、[[ポルフィリン]]
|-
![[酵素]]
|[[アスパラギン酸アミノ基転移酵素]](AST/GOT)、[[アラニンアミノ基転移酵素]](ALT/GPT)、[[乳酸脱水素酵素]](LD/LDH)、[[コリンエステラーゼ]](ChE)、 [[γ-グルタミルトランスフェラーゼ]](γ-GT/γ-GTP)、[[アルカリホスファターゼ]](ALP)、[[クレアチンキナーゼ]](CK/CPK)、[[アミラーゼ]](AMY)、[[リパーゼ]](LIP)
|-
![[ホルモン]]
|
* '''[[視床下部]]・[[下垂体]]''':[[甲状腺刺激ホルモン|TSH]]、[[甲状腺刺激ホルモン放出ホルモン|TRH]]、[[副腎皮質刺激ホルモン|副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)]]、[[性腺刺激ホルモン放出ホルモン]]、[[性腺刺激ホルモン]] 、[[バソプレッシン|バソプレッシン(ADH)]]
* '''[[甲状腺]]''':[[甲状腺ホルモン]]([[チロキシン|サイロキシン(T4)]]、[[トリヨードチロニン|トリヨードサイロニン(T3)]])
* '''[[副腎]]''':[[副腎皮質ホルモン]]([[コルチゾール]]、[[アルドステロン]])、[[副腎髄質ホルモン]]([[アドレナリン]]、[[ノルアドレナリン]])
* '''[[副甲状腺]]''': [[パラトルモン|パラトルモン(PTH)]]
* '''[[膵臓]]''': [[インスリン]]、[[C-ペプチド]]
* '''[[性腺]]''':[[エストロゲン]]([[エストロン|エストロン (E1)]]、[[エストラジオール|エストラジオール (E2)]]、[[エストリオール|エストリオール (E3)]])、[[テストステロン]]
* '''[[胎盤]]''':[[ヒト絨毛性ゴナドトロピン|ヒト絨毛性ゴナドトロピン(hCG)]]
* '''[[消化管]]''':[[ガストリン]]
|-
![[ビタミン]]
|[[ビタミンB12]]、[[葉酸]]、[[ビタミンD]]、などがある。
|-
!疾患マーカー
|
* 肺疾患:[[KL-6]]、[[アンギオテンシン変換酵素]](ACE)、[[肺サーファクタントタンパク質-A]](SP-A)、[[肺サーファクタントタンパク質-D]](SP-D)
* 感染症:[[Β-グルカン|β-グルカン]]、[[エンドトキシン]]、[[プロカルシトニン]]、[[プレセプシン]]
* 心疾患:[[脳性ナトリウム利尿ペプチド]](BNP)、[[N末端プロ脳性ナトリウム利尿ペプチド|NT-proBNP]]、[[心房性ナトリウム利尿ペプチド|HANP]]、[[トロポニン]]、[[心臓型脂肪酸結合蛋白]](H-FABP)
* 腎疾患:[[シスタチンC]]、[[α1-ミクログロブリン]]、[[β2-ミクログロブリン]]、[[肝臓型脂肪酸結合蛋白]](L-FABP)、[[N-アセチルグルコサミニダーゼ]](NAG)
* 腸疾患:[[カルプロテクチン]]
* 骨代謝(骨形成マーカー):[[骨型アルカリホスファターゼ]](BAP)、[[オステオカルシン]](OC)、[[I型プロコラーゲンCプロペプチド]](PICP)、[[I型プロコラーゲンNプロペプチド]](PINP)
* 骨代謝(骨吸収マーカー):[[I型コラーゲン架橋Nテロペプチド|NTX]]、[[デオキシピリジノリン|デオキシピリジノリン(DPD)]]、[[酒石酸抵抗性酸ホスファターゼ|酒石酸抵抗性酸ホスファターゼ(TRAcP-5b)]] 、[[I型コラーゲン架橋Cテロペプチド|CTX]]
*[[腫瘍マーカー]]:[[α-フェトプロテイン|AFP]]、[[癌胎児性抗原|CEA]]、[[CA 19-9|CA19-9]]、[[CA125]]、[[前立腺特異抗原|PSA]]、[[CA15-3]]、[[PIVKA-II]]、[[扁平上皮癌関連抗原|SCC]]、[[神経特異エノラーゼ|NSE]]、[[ヒト絨毛性ゴナドトロピン|hCG]]、[[CYFRA]]、[[ProGRP]]、[[シアリルLex-i抗原|シアリルLex-i抗原(SLX)]]、[[抗p53抗体]]、[[可溶性インターロイキン2受容体]]
* その他:[[アデノシンデアミナーゼ]](ADA)
|-
!機能検査
|検体検査を含む機能検査は、検体検査として扱うことが多い。例をあげる:
*肝機能:[[ICG]]
*腎機能:[[クレアチニンクリアランス]]、[[eGFR]]
*内分泌機能:[[下垂体]]([[脳下垂体前葉|前葉]]・[[脳下垂体後葉|後葉]])機能検査、[[甲状腺]]機能検査、[[副甲状腺]]機能検査、[[副腎皮質]]機能検査、[[副腎髄質]]機能検査、[[性腺]]機能検査
|}
 
==== 血中薬物濃度検査 ====
[[治療薬物モニタリング|治療薬物モニタリング(TDM)]]のための、血中の薬物やその代謝産物の検査である。
[[抗てんかん薬]]([[フェニトイン]]、[[バルプロ酸ナトリウム]]、[[カルバマゼピン]]など)、抗菌剤([[バンコマイシン]]など)、免疫抑制剤([[シクロスポリン]]、[[タクロリムス]]、など)、など、治療域と中毒域が近い薬剤を使用するときに用いられる。
 
=== 尿・糞便等一般検査 ===
一般検査とは、[[血液]]以外の[[排泄物]]、[[体液]]、[[分泌液]]などを検体とする検査を意味する(特殊検査に対する一般的な検査という意味ではない)。
==== 尿・糞便等検査 ====
[[尿検査]]、[[便検査]]、[[穿刺液検査]]([[脳脊髄液]]、[[胸水]]、[[腹水]]、など)、[[気管支肺胞洗浄液検査]]、[[精液]]検査、[[結石]]検査、などが含まれる。
なお、尿化学検査、穿刺液化学検査など、化学成分の定量検査は、実態としては、生化学検査である。
 
==== 寄生虫検査 ====
[[寄生虫]]検査は、検査材料が血液以外の検体であることも多いのでここに分類されているが、病原体の同定検査である。
 
=== 遺伝子関連・染色体検査 ===
==== 病原体核酸検査 ====
病原体の遺伝子を検出して同定や定量をする検査である。実態としては微生物学的検査に属する。
 
==== 体細胞遺伝子検査 ====
主に[[悪性腫瘍]](特に[[白血病]]・[[悪性リンパ腫]]など血液癌)の遺伝子異常を検出する検査である。
 
==== 生殖細胞系列遺伝子検査 ====
主に、[[遺伝疾患]]の診断に用いられるほか、[[薬物関連遺伝子検査]]は、薬物代謝に関わる遺伝子多型を調べて薬剤の投与量を調節するのに用いられる。
 
==== 染色体検査 ====
細胞を培養して[[染色体]]の形態的解析をする検査である。
遺伝子検査と同様に、体細胞系([[悪性腫瘍]]、特に[[白血病]]・[[悪性リンパ腫]]など血液癌)の検査と生殖細胞系([[染色体異常]]関連)の検査に大別される。
 
== 生理検査の分類 ==
[[生理検査]](生理学的検査、生理機能検査)に含まれる検査は広い診療領域にまたがるが<ref name="kisoku"/>、複数の診療科から利用され、病院の臨床検査部門
でよく実施しているものとして、[[呼吸機能検査]]、[[循環機能検査]]、[[超音波検査]]、[[神経生理検査]]があげられる<ref group="※" name="rinkenseiri"/><ref group="※" name="seigen"/><ref name="r7kijun" />。
 
=== 呼吸機能検査 ===
換気機能検査([[スパイロメトリー]]など)、肺胞機能検査、呼気ガス分析、呼吸系運動負荷検査、睡眠呼吸検査、などがある。
{{main|呼吸機能検査}}
 
=== 循環機能検査 ===
心機能検査([[心電図]]、[[運動負荷心電図]]、[[ホルター心電図]]など)、血管検査([[脈波伝播速度|脈波伝播速度(PWV)/足関節上腕血圧比(ABI)]])などがある。
 
=== 神経生理検査 ===
脳波系([[脳波]]、 [[聴覚脳幹誘発電位|聴覚脳幹誘発電位(BAEP)]]/[[聴性脳幹反応|聴性脳幹反応(ABR)]]、[[視覚誘発電位|視覚誘発電位(VEP)]])と筋電図系([[筋電図]]、[[神経伝導速度検査]]、など)がある。
 
=== 超音波検査 ===
[[超音波検査]]には、[[心臓超音波検査]]、[[腹部超音波検査]]、血管超音波検査([[頸部血管超音波検査|頸動脈]]、腹部や四肢の動脈・静脈、など)、体表超音波検査([[頸部超音波検査|頚部]]、乳腺、運動器、その他)、などが含まれる。
{{main|超音波検査}}
 
=== その他の生理検査 ===
省令<ref name="kisoku"/>に記載されている上記以外の検査として、
[[画像診断]]系([[核磁気共鳴画像法|磁気共鳴画像検査(MRI)]]<ref group="※" name="MRI"/>、[[サーモグラフィー|熱画像検査(サーモグラフィ)]])、[[眼科]]系([[眼底写真]])、[[耳鼻科]]系([[平衡感覚|平衡機能]]検査、[[聴力検査]]、[[味覚]]検査、[[嗅覚]]検査)、[[消化器学|消化器]]系(直腸肛門機能検査)、などがある。
 
== 臨床検査を含む医学的検査の種類・検査項目 ==
285 ⟶ 451行目:
: [[脳波]] - [[神経伝導速度]]検査 - [[筋電図]] - [[体性感覚誘発電位]]
 
=== 呼吸生理学検査 ===<ref name="kensa" />
[[肺活量]] - [[1秒率]] - [[死腔]] - [[残気量]] - [[フローボリューム曲線]] - [[静肺コンプライアンス]]
 
339 ⟶ 505行目:
<ref group="※" name="labtest">英語のclinical laboratory test(略してlaboratory test、lab test)は検体検査を意味する。たとえば、[https://www.merriam-webster.com/dictionary/laboratory%20test laboratory test(Merriam-Webster Dictionary)]、[https://medlineplus.gov/laboratorytests.html Laboratory Tests (MedlinePlus) ]、[https://www.cancer.gov/publications/dictionaries/cancer-terms/def/laboratory-test laboratory test(米国国立がん研究所の辞書)])を参照されたい。</ref>
<ref group="※" name="rinkenseiri">病院により生理検査として実施している検査は異なるが、たとえば、[https://www.h.u-tokyo.ac.jp/patient/kensa/ 東京大学病院]、[https://clinical-lab.kuhp.kyoto-u.ac.jp/test/physiological.html 京都大学病院]、[https://www.med.osaka-u.ac.jp/pub/hp-lab/rinkenhome/lab_physio.html 大阪大学病院]、などのサイトを参照されたい。</ref>
<ref group="※" name="inf">感染症免疫学的検査には、病原体の現在または過去の感染の有無を人体の病原体に対する免疫反応により推定する検査、および、病原体を免疫学的な手法で検出する検査が含まれる</ref>
<ref group="※" name="ketuekikensa">「[[血液検査]]」は血液を検体とする検査を意味し、血液学的検査と混同してはならない。</ref>
<ref group="※" name="MRI">磁気共鳴画像検査(MRI)は画像診断の一つとして放射線検査部門で実施されることも多い。</ref>
<ref group="※" name="seigen">生理検査のなかには、医師など他の職種の関与が必要なものも含まれるが、詳細は、典拠にあげた[https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=333M50000100024_20220728_504M60000100107 臨床検査技師等に関する法律施行規則(昭和三十三年厚生省令第二十四号)]などを参照されたい。</ref>
</references>
 
== 出典 ==
<references>
<ref name="bunrui" >{{Cite web|url=https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=333M50000100024|title=臨床検査技師等に関する法律施行規則 別表第一(第十二条関係)|accessdate=2023-05-24|website=e-GOV 法令検索}}</ref>
<ref name="kensa" >{{Cite web|url=http://lab-tky.umin.jp/patient/kensa.html|title=患者さんへのご案内:臨床検査とは? |accessdate=2023-05-27|website=東京大学医学部附属病院 検査部}}</ref>
<ref name="Furukawa2011" >{{Cite journal|authors=古川 泰司, 宮澤 幸久|year=2011|title=保険診療と臨床検査|url=https://www.jstage.jst.go.jp/article/naika/100/11/100_3193/_article/-char/ja/|journal=日本内科学会雑誌|volume=100|pages=3193-3200|doi=10.2169/naika.100.3193}}</ref>
348 ⟶ 519行目:
<ref name="kisoku" >{{Cite web|url=https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=333M50000100024_20220728_504M60000100107|title=臨床検査技師等に関する法律施行規則(昭和三十三年厚生省令第二十四号)|accessdate=2023-05-19|website=e-GOV 法令検索}}</ref>
<ref name="Okada2016" >{{Cite journal|authors=岡田倫之|year=2016|title=臨床検査の歩みと今後|url=https://www.gh.opho.jp/pdf/medicaljournal/039/medicaljournal_039_001.pdf|journal=大阪府総医医誌|volume=39|pages=3-8}}</ref>
<ref name="r7kijun" >{{Cite web|url=https://www.mhlw.go.jp/content/10800000/001080955.pdf|title=令和7年版臨床検査技師国家試験出題基準|accessdate=2023-05-24|website=厚生労働省}}</ref>
<ref name="Sakamoto2012" >{{Cite journal|authors=坂本秀生|year=2012|title=海外における臨床検査技師の資格制度|url=https://www.eiken.co.jp/uploads/modern_media/literature/MM1212_02.pdf|journal=モダンメディア|volume=58|pages=359-364}}</ref>
<ref name="syourei" >{{Cite web|url=https://www.ajhc.or.jp/siryo/20180810-2.pdf|title=医療法等の一部を改正する法律の一部の施行に伴う厚生労働省関係省令の整備に関する省令の施行について|accessdate=2023-05-24}}</ref>
<ref name="Yatabe2015" >{{Cite journal|authors=谷田部恭|year=2015|title=臨床医のための分子病理診断の基礎|url=https://www.jstage.jst.go.jp/article/haigan/55/6/55_986/_pdf/-char/ja|journal=肺癌|volume=55|pages=986-990}}</ref>
</ref>
</references>