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== 各アルバムでの楽曲構成の変化 ==
バンドはスラッシュメタルというジャンルの先駆者として称され<ref>[https://www.barks.jp/artist/?id=1017874#artist_biography Metallica:プロフィール] - BARKS</ref>
1983年のデビュー作『[[キル・エム・オール]]』では[[ダイアモンド・ヘッド (バンド)|ダイアモンド・ヘッド]]などの[[NWOBHM]]と[[モーターヘッド]]の両者の影響を存分に受けた、ハードコア的でもあるヴァイオレントさの横溢するスピードメタルの作品。デモ版が存在し、完成版とはギターソロが大きく異なる。
1984年の2作目『[[ライド・ザ・ライトニング]]』、1986年の3作目『[[メタル・マスター]]』では叙情的な[[フレーズ]]を盛り込み、楽曲に構成を持たせるようになった。▼
▲1984年の2作目『[[ライド・ザ・ライトニング]]』、1986年の3作目『[[メタル・マスター]]』では音楽スクール出身の2代目ベーシスト:[[クリフ・バートン]]が作曲に携わったことで、叙情的な[[フレーズ]]
1988年の4作目『[[メタル・ジャスティス]]』でもそれが尊重され、より複雑な[[拍子]]の楽曲が多く収録されるなどの意欲的作品となっているが、その一方でベースのサウンドが全く聞こえないことなどで一部批判的な反応もあった。▼
▲ベーシストが[[ジェイソン・ニューステッド]]に交代した後の1988年の4作目『[[メタル・ジャスティス]]』でもそれが尊重され、より複雑な[[拍子]]の楽曲が多く収録されるなどの意欲的作品となっているが、その一方でベースのサウンドが全く聞こえないことなどで一部批判的な反応もあった。
このグルーヴへの傾倒は、1996年の6作目『[[ロード (メタリカのアルバム)|ロード]]』、翌1997年の7作目『リロード』において決定的となり、メンバーの音楽的なバックグラウンドを反映させた多彩なアプローチを盛り込んだ[[オルタナティヴ・ロック]]に傾斜し、再びヘヴィメタルシーンにおいて広く影響を与える作品となった反面、この路線を受け入れられない旧来のファンも多く見られた。
1998年にはカバー・アルバム『[[ガレージ・インク]]』を発表。[[ダイヤモンド・ヘッド]]、[[シン・リジィ]]、[[レーナード・スキナード]]、[[ブラック・サバス]]、[[ミスフィッツ]]など27曲をカバー。ライブではいずれかの曲をよく披露する。
[[Image:Metallica - 2003.jpg|thumb|220px|right|2003年のグループショット]]
2003年発表の8作目『[[セイント・アンガー]]』は、現在においても彼らのキャリアの中で異色のアルバムであり、殆どがドロップC(ドロップD+1音下げ)のチューニングで演奏し、非常に重く仕上げられている。全曲を通じてギターソロがなく、[[リフ]]だけに徹底して作りこまれている。制作当時は『リロード』まで在籍していた
2008年に発表された9作目アルバム『[[デス・マグネティック]]』では、[[リック・ルービン]]をプロデューサーに迎え、ロバートが参加する初のアルバムとなる。スラッシュメタルに回帰した、とメンバーは語っており、初期のような疾走感を強調した作風である。
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