「キャサリン (プリンセス・オブ・ウェールズ)」の版間の差分

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'''ウェールズ公妃キャサリン'''(Catherine, Princess of Wales、[[1982年]][[1月9日]] - )は、[[イギリス]]の[[イギリス王室|王族]]。[[プリンス・オブ・ウェールズ|ウェールズ公]][[ウィリアム (プリンス・オブ・ウェールズ)|ウィリアム王太子]]の妃([[プリンセス・オブ・ウェールズ]])。[[敬称]]は殿下({{lang|en|Her Royal Highness}})。旧名は、'''キャサリン・エリザベス・ミドルトン'''({{lang|en|Catherine Elizabeth Middleton}})。日本においては主に「'''キャサリン王太子妃'''」もしくは「'''キャサリン妃'''」と呼称される。
 
「'''ケイト'''」はキャサリンの[[英語人名の短縮形|愛称(短縮形)]]であるが、ウィリアムの恋人としてメディアに取り上げられるまで、家族や友人からケイトと呼ばれたことはなかった<ref>{{citeCite web|和書|url=http://sankei.jp.msn.com/world/europe/080527/erp0805270953002-n1.htm|title=「ケイト」ではなく本当は「キャサリン」よ 英王子の恋人ミドルトンさん|date=2008年5月27日 |accessdate=2008年11月14日 |author=MSN産経ニュース}}</ref>。
 
== 略歴 ==
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英国航空を退職したミドルトン夫妻は[[1987年]]に玩具・パーティー用品の通信販売会社「[[パーティ・ピーシーズ]]」を設立した<ref name="partypieces">{{cite web|url=http://www.partypieces.co.uk/cm/aboutus.htm|title=about us|accessdate=2008-08-09|author=|last=|first=|year=2008|work=|publisher=partypieces.co.uk}}</ref>。会社は成功をおさめ、一家は富豪となった<ref name="scotsman">{{cite news|url=http://news.scotsman.com/princewilliam/Generation-whyshouldI.4176797.jp|title=Generation why-should-I?|first=|last=|publisher=''[[The Scotsman]]''|date=11 June 2008}}</ref> 。キャサリンの兄弟には[[ピッパ・ミドルトン|フィリッパ・シャーロット(ピッパ・ミドルトン)]]([[1983年]]生)<ref>{{cite web|url=http://www.thepeerage.com/p19582.htm|title=Person Page - 19582|date=2007年 |accessdate=2008年11月15日 |author=thePeerage.com}}</ref>、[[:en:James William Middleton|ジェームズ・ウィリアム・ミドルトン]]([[1987年]]生)がいる<ref>{{cite web|url=http://www.thepeerage.com/p20281.htm#i202809|title=Person Page - 20281|date=2007年 |accessdate=2008年11月15日 |author=thePeerage.com}}</ref>。妹のピッパ([[エディンバラ大学]]卒業生)もキャサリンとの関係と彼女自身のライフスタイルへの関心からプレス報道を受けた<ref name="Mail Pippa">{{cite news|url=http://www.dailymail.co.uk/news/article-449861/First-Kate-sister-Pippa-splits-heir.html|title=First Kate, now sister Pippa splits from heir|first=Katie|last=Nicholl|publisher=''[[Daily Mail]]''|date=21 April 2007}}</ref>。
 
キャサリンはバークシャーで育ち<ref name="hello profile">{{cite web|url=http://www.hellomagazine.com/profiles/katemiddleton/|title=Profiles - Kate Middleton|accessdate=2008-08-09|author=|last=|first=|year=2001-08|format=|work=|publisher=''Hello!''}}</ref>、マールボロ・カレッジを卒業した後セント・アンドルーズ大学に入学した。大学で[[美術史]]の学位を取得後、ファッションブランド「ジグソー」のアクセサリー部門のバイヤーをしていたが、2007年に[[写真家]]になるためにその職を辞めたと報じられた<ref name=vouge08.11.13>{{citeCite web|和書|url=http://www.vogue.co.jp/fashion/news/071113_01.html/|title=ケイト・ミドルトンの選択。|date=2007年11月13日 |accessdate=2008年11月14日 |author=VOGUE.com}}</ref>。
 
=== ウィリアム王子との交際 ===
[[セント・アンドルーズ大学 (スコットランド)|セント・アンドルーズ大学]]で、学友としてウィリアム王子と知り合う<ref>{{citeCite web|和書|url=http://www.asahi.com/culture/news_entertainment/TKY200701100238.html|title=英ウィリアム王子、婚約間近?過熱報道に王室ぴりぴり|date=2007年1月10日 |accessdate=2008年11月14日 |author=asahi.com}}</ref><ref>{{Cite web |和書|url=https://www.nikkansports.com/general/news/202201100000011.html|title=英キャサリン妃が40歳に 左肩露出した赤ドレスの記念写真を英王室が公開|publisher=日刊スポーツ|date=2022-01-10|accessdate=2022-01-10}}</ref>。大学内で開かれた[[ファッションショー]]にモデルとして出演したキャサリンにウィリアムが一目惚れし、ルームメイトだったこともあり、親しく交際が始まった。在学中に他の友人も交えた共同生活で絆を深めた<ref name=AAW1>{{citeCite web|和書|url=https://allabout.co.jp/gm/gc/79335/|title=『イギリス、イケメン王子の大恋愛に注目!』出会いは王子の一目惚れ|date=2008年1月30日 |accessdate=2008年11月17日 |author=ALL Abouto WEEKENDER}}</ref>。
 
長期間にわたり交際の[[噂]]はあったものの、2人の関係が公になったのは[[2004年]]頃で、ウィンザー家毎年恒例のスキー旅行にキャサリンが同行したことで、「未来のプリンセス」として取り上げられた<ref name=AAW1/>。
 
[[2007年]][[1月]]ごろ、イギリスのメディアが、キャサリンの誕生日の9日にウィリアムがプロポーズし婚約する、という報道を行った。この頃から報道合戦が過熱し、[[パパラッチ]]が問題視され、報道規制がかけられる事態となった<ref name=AAW2>{{citeCite web|和書|url=http://allabout.co.jp/contents/weekender_sp_c/travelengland/CU20080117A/index3/|title=『イギリス、イケメン王子の大恋愛に注目!』どうなる?!7年越し大恋愛の行方!!|date=2008年1月30日 |accessdate=2008年11月17日 |author=ALL Abouto WEEKENDER}}</ref>。
 
[[2007年]][[4月14日]]、英大衆紙「サン」はウィリアムとキャサリンの関係が突如破局したと報じた<ref>{{citeCite web|和書|url=https://www.afpbb.com/articles/-/2211112?pid=1509994|title=ウィリアム王子が恋人と破局、英大衆紙が報じる - 英国|date=2007年4月14日 |accessdate=2008年11月14日 |author=AFPBB News}}</ref>。理由に関しては定かではないが、[[英国放送協会|BBC]]の王室担当記者は「2人の仲は問題はないように思えたので驚きだ」と語り、「王子は結婚はまだ早すぎると話していたが、王子の決断というよりは2人で合意したことだろう」と指摘した。一部メディアは破局の一因としてパパラッチの問題や<ref>{{citeCite web|和書|url=https://www.afpbb.com/articles/-/2164274?pid=1221343|title=ウィリアム王子恋人は「第2のダイアナ」?過熱報道に不安高まる - 英国|date=2007年1月9日 |accessdate=2008年11月14日 |author=AFPBB News}}</ref>、中流階級であるキャサリンおよびキャサリンの母親の言動を挙げ、階級差を指摘し王室に相応しくないと報じるマスコミの存在を指摘している<ref name=AAW1/>。
 
英大衆紙『News of the World』は、[[エリザベス2世|エリザベス女王]]が「(結婚の意思がないのなら)急ぐべきでない。[[ダイアナ (プリンセス・オブ・ウェールズ)|ダイアナ元王太子妃]]の二の舞になることを望んでいない。」とウィリアムに対し忠告したと報じている。
 
[[2007年]][[6月24日]]付けの英大衆紙「[[メール・オン・サンデー]]」がウィリアム王子との復縁を報じる<ref>{{citeCite web|和書|url=https://www.afpbb.com/articles/-/2243983?pid=1719496|title=ウィリアム王子、元恋人と「復縁」か|date=2007年6月24日 |accessdate=2008年11月14日 |author=AFPBB News}}</ref>。[[7月1日]]に行われたウィリアムとヘンリー王子主催のダイアナ妃の追悼コンサートに姿を見せた<ref>{{citeCite web|和書|url=https://www.afpbb.com/articles/-/2250084?pid=1757817|title=ウィリアム王子とミドルトンさん、「復縁は確実」と英紙報道|date=2007年7月7日 |accessdate=2008年11月14日 |author=AFPBB News}}</ref>。既に同棲しており[[2009年]]には結婚、と伝えるメディアもあるが<ref name=AAW2/>、公式には復縁の発表はなかった<ref name=AAW1/>。
 
[[2010年]]10月、2人は旅行先の[[ケニア]]で婚約し、[[11月16日]]、王室より正式に公表された。婚約指輪はダイアナ元妃のものであった。
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2014年9月8日、ケンジントン宮殿より、キャサリンが第2子を懐妊中であることが発表された<ref name=BBC8Sep2014>{{cite web | title= Duchess of Cambridge pregnant with second child | url=http://www.bbc.co.uk/news/uk-29108010 | publisher=BBC | date=8 September 2014 | accessdate=8 September 2014}}</ref>。
 
2015年5月2日8時34分(日本時間:2日16時24分)、セント・メアリー病院にて第2子となる長女を出産。長女には「プリンセス」の称号と「殿下(HRH)」の敬称が与えられ、5月4日には「[[シャーロット・オブ・ウェールズ|シャーロット・エリザベス・ダイアナ]]」と命名された。結果、Her Royal Highness Princess Charlotte of Cambridge(シャーロット・オブ・ケンブリッジ王女殿下)のように呼ばれることとなる<ref>Letters Patent, 31 December 2012 {{London Gazette |issue=60384 |page=213 |date=8 January 2013}}</ref>。王位継承順位は父ウィリアム王子、兄ジョージ王子に次ぐ3位である<ref>{{Cite web|和書|url= http://www.asahi.com/articles/ASH4J04MMH4HUHBI052.html?iref=comtop_6_02 |title=第2子は女児 英王室キャサリン妃が出産 |publisher= 朝日新聞デジタル |date= 2015-05-02 |accessdate= 2015-05-02 }}</ref>。
 
2017年9月4日、第3子を懐妊したことが公表された<ref>{{cite news|url=http://www.bbc.co.uk/news/uk-41148027|title=Royal baby: Duchess of Cambridge expecting third child|publisher=BBC|date=4 September 2017}}</ref>。翌年2018年3月から産休に入り4月23日に第3子となる男の子を出産した。同月27日[[ルイ・オブ・ウェールズ|ルイ・アーサー・チャールズ]]と命名された。称号の「王子」、敬称の「殿下」と合わせて「ルイ・アーサー・チャールズ・オブ・ケンブリッジ王子殿下」。
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== 結婚前のエピソード ==
* [[2007年]][[1月]]に自宅前で駐車違反の切符を切られたが、ウィリアム王子の恋人という立場を悪用することなく素直に受け入れた様子を英大衆紙「デイリー・メール」が報じた<ref>{{citeCite web|和書|url=http://www.japanjournals.com/dailynews/070104/news070104_4.html|title=1/4 将来の「女王」の器量を発揮!?――ケイト・ミドルトン、駐車違反の切符を素直に受け入れ|date=2007年1月4日 |accessdate=2008年11月14日 |author=JAPAN JOURNALS}}</ref>。
* 言動の他にファッションも注目を集めており、週刊誌やダブロイド紙、ファッション雑誌などが彼女のファッションを特集記事として掲載している。キャサリンのファッションは[[コンサバファッション|コンサバ]]でリッチな「[[スローン・スクエア#スローニー|スローニー(Sloaney)]]」といわれるスタイルである<ref name=AAW1/>。