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2011年ごろからは聟島に人工飼育個体の帰還が始まり、[[2011年]]2月に[[2008年]]に放鳥したうちの1羽が聟島に戻っているのが目撃され、その後も徐々に帰還し、2011年5月時点で計7羽<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.env.go.jp/press/press.php?serial=13836|title=聟島に移送したアホウドリのヒナ全羽の巣立ちについて(お知らせ)|publisher= - [[環境省]] ニュース|date=2011-05-25|accessdate=2011-10-22}}</ref>、2012年12月時点では、2008年から2009年にかけて旅立った25羽のうちの12羽が帰島した。
 
[[2012年]]12月になり、NHKのカメラによってつがいが産卵していることが確認されていたが<ref>{{Cite web|和書|url=https://scienceportal.jst.go.jp/newsflash/20121206_01/|title=新繁殖地の島でアホウドリが初産卵|publisher=サイエンスポータル|date=2012-12-06|accessdate=2023-11-27}}</ref>、孵化はせず未受精卵だったと考えられる。[[2013年]][[12月13日]]、2012年に産卵したのと同じつがいが産卵しているのが確認された。聟島での産卵は2年連続となり、順調にいけば、翌年1月に孵化するものとみられていたが<ref>{{Cite web|和書|date=2013-12-13|url=http://sankei.jp.msn.com/science/news/131213/scn13121315160002-n1.htm|title=聟島でアホウドリ産卵 2年連続、初の繁殖期待|publisher= [[MSN産経ニュース]]|accessdate=2013-12-13}}</ref>、孵化予定だった[[2014年]][[1月12日]]に[[山階鳥類研究所]]の研究員が実地調査したところ、[[無精卵]]で腐敗していることが判明した<ref>{{Cite web|和書|date=2014-01-21|url=https://web.archive.org/web/20140201180317/http://www.47news.jp/CN/201401/CN2014012101001759.html|title=アホウドリ、ひな誕生せず 無精卵で腐敗か、小笠原諸島|publisher=[[共同通信]]([[47NEWS]])|accessdate=2014-01-21}}</ref>。
 
一方[[2014年]][[5月12日]]には[[アホウドリ]]と見られる雛を発見したと発表され<ref>{{Cite web|和書|url=http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG1204M_S4A510C1CR8000/|title=小笠原諸島でアホウドリのひなか 確認なら戦後初|publisher=日本経済新聞|date=2014-05-12|accessdate=2015-05-15}}</ref>、東京都はアホウドリの可能性が高いとした。分析に当たった北海道大は[[鳥島 (八丈支庁)|伊豆鳥島]]由来のものだとしていたが<ref>{{Cite web|和書|url=https://web.archive.org/web/20140708035902/http://www.47news.jp/CN/201407/CN2014070701002146.html|title=アホウドリの可能性大、東京都 伊豆諸島・鳥島由来か|publisher=[[47NEWS]]|date=2014-07-07|accessdate=2015-08-12}}</ref>[[2015年]]2月、環境省や東京都などの調査で媒島に生息するアホウドリのつがいが発見され、[[山階鳥類研究所]]がこのつがいの羽毛のDNAを研究機関で解析したところ、2014年5月に発見された雛の羽のDNAと共通点が見つかり、親子関係が証明された<ref name="共同">{{Cite web|和書|url=https://web.archive.org/web/20150326233725/http://www.47news.jp/CN/201503/CN2015032501001832.html|title=小笠原・媒島でアホウドリ繁殖 戦後初確認、DNA分析|publisher=[[共同通信]](47NEWS)|date=2015-03-26|accessdate=2015-03-27}}</ref><ref name="日テレ">{{Cite web|和書|url=https://web.archive.org/web/20150402114749/http://news24.jp/articles/2015/03/26/07271775.html|title=アホウドリ、小笠原諸島で繁殖 戦後初|publisher=[[日本テレビ]]|date=2015-03-26|accessdate=2015-03-27}}</ref>。このつがいは小笠原への繁殖地形成計画で[[聟島]]に移送した個体と[[伊豆鳥島|鳥島]]の個体とみられる。これは繁殖地形成計画の初めての成果となり、また小笠原諸島でのアホウドリの繁殖が確認されたのは戦後初となった<ref name="共同" /><ref name="日テレ" />。
 
[[2015年]]1月下旬からは、既に置かれている成鳥の模型に加え、生後30日のひなを忠実に再現した模型10体([[京都市]]の西尾製作所製)が設置された<ref name="cn1501">「アホウドリは気付くかな? 小笠原に模型で誘う」[[中日新聞]]2015年1月4日付朝刊、社会10版36ページ</ref>。