「基幹バス (名古屋市)」の版間の差分

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=== 車両 ===
[[いすゞ・エルガ]]または[[三菱ふそう・エアロスター]]が基幹1号専用車として使用される。なお、三菱ふそう・エアロスターは令和4年度の新車入札の結果、三菱ふそうが落札したため、同路線に専用車として14年振りに投入された。また、2023年4月からは[[三菱UFJフィナンシャル・グループ|MUFG]]の5社からの寄付<!-- <ref>[https://www.mufg.jp/dam/pressrelease/2022/pdf/news-20221130-001_ja.pdf 名古屋市における水素を燃料として走行する燃料電池バスの試行導入事業に対する寄付について] 三菱UFJフィナンシャル・グループ他5社共同リリース 2022年11月30日</ref> -->による燃料電池バス[[トヨタ・FCHV#SORA|トヨタ・SORA]]の試行導入が開始された。
 
== 基幹2号系統(新出来町線)・名鉄バス本地ヶ原線 ==
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[[2004年]]3月1日に四軒家まで再延長され、現在に至る。ただし、引山 - 四軒家間は出入庫時の運行であるため、便数は少なく特定の時間に集中している。
 
なお、定期券の相互利用区間は変わっていない。料金も三軒家から先の部分について両社局ともに変更もされていないため、料金格差も出来生じてしまった。2023年10月現在、栄 - 四軒家間では市バス210円に対し、名鉄バスは400円と大きな差がある。また、市バスは引山東と三軒家の間にある東猪子石にも停車するが、名鉄バスは通過する。
==== 注意点 ====
栄 - 引山は名古屋市交通局と名鉄バスによる[[共同運行]]区間となっているため、以下の点に留意する必要がある。
 
市バス・名鉄バスとも「後乗り前降り、運賃後払い」制になっている。名古屋市交通局で運賃後払い路線は本路線と[[名古屋ガイドウェイバスガイドウェイバス志段味線|ゆとりーとライン]]のみ。
 
運賃の支払方法、使用できる乗車カードなどについても一部異なる。
* 市バス・名鉄バスの双方で、[[manaca]]および[[交通系ICカード全国相互利用サービス|相互利用が可能な交通系ICカード]]が利用できる。2012年2月までは共通カード利用システム「[[トランパス (交通プリペイドカード)|トランパス]]」により、プリペイドカード([[ユリカ]]、[[SFパノラマカード]]、[[あおなみカード]])も利用できた。また、名古屋市交通局・名鉄バス双方発行の昼間割引バスカードでも相互乗車可能であった<ref>但し名鉄バス発行の'''普通'''バスカードは名鉄バスのみ有効であった。{{Cite web|和書|url=http://www.meitetsu-bus.co.jp/rosen/card/hanni/index.html |title=名鉄バスカードの適ご利可能な範囲・路線 |website=名鉄バス|language=ja |accessdateaccess-date=2023-09-09 |archiveurl=https://web.archive.org/web/20120206123024/http://www.meitetsu-bus.co.jp/rosen/card/hanni/index.html |archivedatearchive-date=2012-02-06 |deadlinkdate=2023-08 }}</ref>。どちらかのみに有効の乗車券・カードを所持する乗客の誤乗車を防ぐため、市バスの前面には「市営」、後扉には「市バス」、名鉄バスの後扉には名鉄バスの社章のステッカーが貼られている。
* 名古屋市が発行する[[ドニチエコきっぷ]]等の[[一日乗車券]]類に関しては、'''名鉄バスでは共運行区間内でも利用できない'''。名鉄バスの定期券に関しては栄 - 引山の区間内を指定する通勤・通学定期券に限り、どちらの運行便でも乗車が可能である<ref>{{Cite web|和書|url=httphttps://www.meitetsu-bus.co.jp/rosen/season_ticketjoint/nagoyacity/discount |title=名古屋市交通局(市バス)との共通乗車 |accessdateaccess-date=2023-09-09 |website=名鉄バス |language=ja }}</ref>。なお、市バスの全線定期券では栄 ‐ 引山間および名鉄バスセンターで乗降する場合に限り、どちらの運行便でも乗車が可能である<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.kotsu.city.nagoya.jp/jp/pc/BUS/TRP0000128.htm |title=共同運行区間での名鉄バスとの共通乗車制度 |accessdateaccess-date=2023-09-09 |website=名古屋市交通局 |language=ja }}</ref>。
* 市バスの場合、全区間均一料金のため乗車時の整理券発行はなく、下車時に運賃を支払う。料金箱に乗車料金以上の金額を投入した場合'''お釣りが出るため、事前の両替の必要はない'''。
* 名鉄バスの場合、名鉄バスセンター - 三軒家間以外は均一料金でないため、乗車時に整理券を受け取る必要がある。ICカードは乗車時に読取機にタッチする必要がある。[[運賃箱]]に乗車料金以上の金額を投入した場合'''お釣りが出ない'''ため、予め併設の両替機で両替しておく必要がある(下車時にも両替可能だが下車時間が延びる原因となる)。トラブル防止のため、運賃箱の周りに注意書きのシールを貼っている場合がある。
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=== 車両 ===
この路線は中央走行方式に伴う停留所の構造(バス停付近でバスレーンが大きく湾曲している)により、ノンステップバスの導入はされていなかったが、平成19年度以降に名古屋市交通局が[[ジェイ・バス]]製の大型ノンステップバス([[日野・ブルーリボン]]、[[いすゞ・エルガ]])を順次導入し、全車が置き換わった。かつては、名古屋市交通局の車両は[[名古屋市営バス那古野営業所|那古野営業所]]と[[名古屋市営バス猪高営業所|猪高営業所]]が運行を担当しており、那古野営業所属車が[[三菱ふそう・エアロスター]]を、猪高営業所属車が[[日野・ブルーリボン]]を使用していた。2003年に那古野営業所が閉所となった後は、浄心営業所に移管されたが、これまで猪高営業所に加え、大森営業所が新たに基幹バスの運行に参入する事になったため、三菱ふそう車は、浄心営業所と大森営業所に、日野車は猪高営業所と大森営業所に分散して所属していた。かなり稀ではあるが、一般色の車両が代走に入ることがあり、この場合の乗車方式は本系統に合わせて後乗り前降りとなる。浄心、大森、猪高には鳴尾のようにサボやバスマスクを掲出する装備がないため、基幹バスのステッカーが貼られる。それに加えて、代走時は乗降方式が他の一般系統とは逆になるため「入口」「出口」のステッカーの上に「出口」「入口」のステッカーも貼られる。
 
名鉄バスは2004年から名古屋市営バスに先駆けて、バリアフリー対応車両として[[ワンステップバス]]を導入していたが、2008年から名古屋市交通局に続いてノンステップバス(三菱ふそう・[[三菱ふそう・エアロスター#電気式ハイブリッド|エアロスターエコハイブリッド]])を導入し、2008年4月から使用開始して来た。これはハイブリッドシステムを搭載するなど、環境に配慮した車両であるが、ハイブリッドシステムが複雑なゆえに車輌故障等が頻発し、平成25年度新車導入のノンステップバスへの置き換えで、[[名鉄バス津島営業所|津島営業所]]や[[名鉄バス岡崎営業所|岡崎営業所]]などに転出し基幹バスから撤退。最終的に転出先で廃車となった。座席数を稼ぐためにノンステップエリアに座席を増やした結果通路が狭くなり、立客の多い朝夕のラッシュには他の車両と比べ混雑や乗降時間が増大するなどの欠点があった。試験的に導入した4台は全て水色の塗色だが、他は青、橙、黄、黄緑、緑、紫などがあった。2023年3月現在、車両は全てエアロスターで運行されており、基本はノンステップバスで運行されるが、少数ではあるものの4つ折戸のワンステップバスも活躍している。