許昕
中国の卓球選手 (1990 - )
許 昕(きょ きん、シュー・シン、1990年1月8日 - )は、中国・江蘇省徐州出身の卓球選手。馬龍、張継科と共に中国のトップ3として活躍している。2013年1月にはその2人を抜いて世界ランキング1位になった。
許 昕 |
獲得メダル | ||
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中国 | ||
男子卓球 | ||
世界選手権 | ||
銀 | 2009 横浜 | 男子ダブルス |
金 | 2010 モスクワ | 男子団体 |
金 | 2011 ロッテルダム | 男子ダブルス |
金 | 2012 ドルトムント | 男子団体 |
銅 | 2013 パリ | 男子シングルス |
金 | 2014 東京 | 男子団体 |
金 | 2015 蘇州 | 男子ダブルス |
金 | 2015 蘇州 | 混合ダブルス |
許 昕 | |
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各種表記 | |
繁体字: | 許 昕 |
簡体字: | 许 昕 |
拼音: | Xŭ Xīn |
和名表記: | きょ きん |
発音転記: | シュー・シン |
2011年の第51回世界卓球選手権個人戦の男子ダブルスで馬龍とのペアで陳玘、馬琳組を決勝で破り優勝した[1]。
シングルスのみに絞り第1シードで迎えた2013年の第52回世界卓球選手権個人戦であったが、準々決勝で松平健太に勝ったあと、準決勝で張継科にストレートで敗れ銅メダルに終わった。
プレースタイル
長い手足を生かした回転量の多いドライブと俊敏なフットワークが持ち味で、ラリー戦に強い。中陣へ下がり打点を落としたドライブを連打する事が多いが、プレー位置は広く前・中・後どこでも戦える選手である。身体能力が非常に高く、普通の選手では届かないようなボールに飛びついて返球したりというスーパープレイをしばしば見せる。ロビングからの反撃も得意。またバックに来たボールはほぼ全て裏面打法で返球する。
台上プレーも上手く、フォアハンドのピタッと止まるストップや裏面打法によるチキータが得意。稀に"フォアハンド版チキータ"とも言える彼独特のフリックレシーブを使う。
左利きであることを生かし、ダブルスも得意である。
主な戦績
脚注
- ^ “世界卓球、女子単は丁寧が初優勝 中国勢対決制す”. 共同通信 (2011年5月15日). 2012年3月31日閲覧。