竹原駅
広島県竹原市中央にある西日本旅客鉄道の駅
竹原駅(たけはらえき)は、広島県竹原市中央一丁目にある西日本旅客鉄道(JR西日本)呉線の駅である。駅番号はJR-Y25。
竹原駅 | |
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駅舎 | |
たけはら Takehara | |
◄JR-Y26 大乗 (3.5 km) (4.7 km) 吉名 JR-Y24► | |
所在地 | 広島県竹原市中央一丁目1-1 |
駅番号 | JR-Y25 |
所属事業者 | 西日本旅客鉄道(JR西日本) |
所属路線 | 呉線 |
キロ程 | 25.3 km(三原起点) |
電報略号 | ケラ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
672人/日(降車客含まず) -2018年- |
開業年月日 | 1932年(昭和7年)7月10日 |
備考 |
業務委託駅 みどりの券売機 設置駅 |
歴史
- 1932年(昭和7年)7月10日 - 三呉線 安芸幸崎駅 - 当駅間延伸により開業。当初は終着駅であった。
- 1935年(昭和10年)
- 1970年(昭和45年)10月1日 - みどりの窓口設置[1]。
- 1984年(昭和59年)1月1日 - 貨物扱い廃止。
- 1987年(昭和62年)
- 1988年(昭和63年)3月13日 - 夜間滞泊をしない当駅折り返し列車の運転区間が三原駅まで延長となる。
- 1995年(平成7年)10月1日 - 広島支社の直轄から三原地域鉄道部の管轄となる[2]。
- 2003年(平成15年)10月1日 -ジェイアール西日本広島メンテック(現:JR西日本広島メンテック)による業務委託駅となる。
- 2005年(平成17年)10月1日 - 臨時快速「瀬戸内マリンビュー」新設に伴い、停車駅となる。
- 2007年(平成19年)
- 2010年(平成22年)
- 2012年(平成24年)10月 - バリアフリー化工事が開始される[7]。
- 2013年(平成25年)3月29日 - バリアフリー化が完了し、改札口とホームをつなぐエレベーターの使用を開始[注 1]。
- 2016年(平成28年)
- 2018年(平成30年)
- 2021年(令和3年)
駅構造
1面2線の島式ホームを持つ地上駅で、列車の行き違いが可能。駅舎は線路の北側にあり、各ホームへは跨線橋とエレベーターで連絡している。
みどりの窓口の他にオレンジカード対応の自動券売機が設置されており、ICOCAや相互利用対象のICカードが利用できる。ただし自動改札機はなく、専用のカードリーダーで処理する。
三原駅が管理し、JR西日本広島メンテックが駅業務を受託する業務委託駅である。(係員対応時間は7:15-9:30、11:10-12:00、14:30-15:30、16:30-19:00。)
のりば
のりば | 路線 | 方向 | 行先 |
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1 | 呉線 | 上り | 三原・福山方面 |
2 | 下り | 呉・広島方面 |
- 本項ではJR西日本公式サイトの全域路線図[13]に従い路線記号・ラインカラーを表記しているが、当駅は広島シティネットワークエリア外のため、2016年3月のダイヤ改正時点の駅掲示時刻表においてはアルファベットのないラインカラーシンボルが使われている。
- 1番線は上り本線であり、信号機の配置上は呉方面からの到着と三原方面への出発のみ可能である。
- 2番線は下り本線(兼上り副本線)で、同様に両方向の着発が可能である。
- かつては2番線のさらに南側に数本の貨物用側線と、そこから南東に分岐して三井金属鉱業竹原精煉所に至る専用線があったが、いずれも撤去されている。
- 貨物用側線は駅の東側にもあり、大部分は撤去されているものの、1番線の安全側線西側の地点から呉側に分岐する1線(竹原警察署の東側に車止め設置)とそこからスイッチバックして三原側に伸びる1線のみは残されており、工事用車両の留置等に使用されている。
- 上りの最終列車は当駅止まりで、翌朝下りの始発列車となる。
- 2011年3月のダイヤ改正より、列車接近放送は案内のアナウンスに続いてメロディが流れる方式に変更された。メロディは、広島シティネットワーク標準のものを使用している(1番線は広島駅4・9番線と同じもの、2番線は広島駅2・7番線と同じもの)。
利用状況
近年の1日平均乗車人員は以下の通りである。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
---|---|
1987年(昭和62年) | 3,156 |
1988年(昭和63年) | 3,217 |
1989年(平成 元年) | 3,103 |
1990年(平成 2年) | 3,065 |
1991年(平成 3年) | 2,915 |
1992年(平成 4年) | 2,792 |
1993年(平成 5年) | 2,581 |
1994年(平成 6年) | 2,414 |
1995年(平成 7年) | 2,292 |
1996年(平成 8年) | 2,201 |
1997年(平成 9年) | 2,034 |
1998年(平成10年) | 1,927 |
1999年(平成11年) | 1,820 |
2000年(平成12年) | 1,750 |
2001年(平成13年) | 1,651 |
2002年(平成14年) | 1,568 |
2003年(平成15年) | 1,492 |
2004年(平成16年) | 1,409 |
2005年(平成17年) | 1,370 |
2006年(平成18年) | 1,308 |
2007年(平成19年) | 1,253 |
2008年(平成20年) | 1,187 |
2009年(平成21年) | 1,129 |
2010年(平成22年) | 1,121 |
2011年(平成23年) | 1,079 |
2012年(平成24年) | 1,037 |
2013年(平成25年) | 1,025 |
2014年(平成26年) | 961 |
2015年(平成27年) | 953 |
2016年(平成28年) | 845 |
2017年(平成29年) | 825 |
2018年(平成30年) | 672 |
駅周辺
- 竹原警察署
- 芸陽観光 竹原駅前案内所
- 藤三 竹原ショッピングセンター
- ナフコ 竹原店
- ゆめタウン 竹原 旧イズミ竹原店から変更
- フジ 竹原店(旧 パルティ・フジ 竹原店)
- あいふる316(駅前商店街)
- 竹原・町並み保存地区(駅から北東に徒歩15分)[14]
- 竹原シティホテル
- 竹原市役所
- 市立竹原書院図書館
- 竹原本川郵便局
- 竹原郵便局
- 広島県立竹原高等学校
- 竹原市立竹原中学校
- 竹原市立竹原小学校
- 竹原自動車学校
- 竹原港
- 国道185号
- 国道432号
- 広島県道246号竹原港線
バス
駅前にはバス・タクシーや送迎車用のロータリーや駐車場が設けられており、駅舎を出て左手のスペースに芸陽バスが発着している。
隣の駅
脚注
注釈
出典
- ^ 交通年鑑 昭和46年度版
- ^ 『データで見るJR西日本 2001』- 西日本旅客鉄道
- ^ “JR呉線部分運休で国道渋滞”. 中国新聞 (中国新聞社). (2010年7月17日). オリジナルの2010年7月21日時点におけるアーカイブ。
- ^ 2010年7月定例社長会見(2010年7月22日時点のアーカイブ) - 西日本旅客鉄道プレスリリース 2010年7月21日
- ^ 「Railway Topics」『鉄道ジャーナル』第44巻第10号、鉄道ジャーナル社、2010年10月号、150-151頁。
- ^ “JR呉線111日ぶり全線復旧”. 47NEWS. 中国新聞 (全国新聞ネット). (2010年11月2日) 2016年9月28日閲覧。
- ^ a b “竹原駅、バリアフリー化完了”. 中国新聞 (中国新聞社). (2013年3月30日). オリジナルの2013年4月2日時点におけるアーカイブ。 2014年1月31日閲覧。
- ^ a b “6月19日から続く梅雨前線等による被害状況等について(第6報)” (PDF). 国土交通省 (2016年6月27日). 2016年6月29日閲覧。
- ^ データで見るJR西日本2018 p.203 - 西日本旅客鉄道
- ^ “平成30年台風第7号及び前線等による被害状況等について(第7報)” (PDF). 国土交通省 (2018年7月7日). 2018年7月23日閲覧。
- ^ 西日本豪雨に伴う運転状況などについて(2018年10月30日時点):JR西日本
- ^ “竹原駅「みどりの窓口」閉鎖へ 28日にJR西”. 中国新聞. (2021年2月8日). オリジナルの2021年2月8日時点におけるアーカイブ。 2021年2月8日閲覧。
- ^ “JR西日本全域路線図” (PDF). JRおでかけネット. 2016年4月21日閲覧。 (PDF)
- ^ “竹原町並み保存地区|呉・竹原・三原エリアの観光スポット”. JRおでかけネット. 2012年5月14日閲覧。
関連項目
- 町並み保存地区を初めとした、竹原市が舞台として描かれているアニメ作品。当駅の駅舎や駅名標、駅舎を出てすぐの路面に描かれた「おかえりなさい」の文字などが忠実に描き起こされた。