加治川仮乗降場(かじかわかりじょうこうじょう)は、かつて新潟県新発田市に存在した日本国有鉄道(国鉄)羽越本線仮乗降場である。

加治川畔の観桜客向けに花見シーズンのみ営業を行っていた。

構造

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新発田駅から2.6km、加治駅から1.7kmの位置に存在した。ホームのみの簡素な構造であったと推測される。

歴史

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  • 1934年昭和9年)
    • 4月6日 - 開業[1]
    • 4月25日 - 営業開始、5月6日まで(当初は4月21日から5月1日を予定していたが、開花状況を鑑み延期)[2]
  • 1935年(昭和10年)4月13日 - 営業開始、25日まで[3]
  • 1941年(昭和16年)4月 - この年を最後に営業がなくなる[4]
  • 1948年(昭和23年)4月 - 7年ぶりに営業[4]
  • 1949年(昭和24年)4月 - 17日から24日まで新潟から花見列車運転[5]
  • 1951年(昭和26年)4月 - 14日から22日まで営業[6]
  • 1953年(昭和28年) - この年は営業を行わなかった[7][注釈 1]
  • 1962年(昭和37年)8月1日 - 廃止[1]

隣の施設

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日本国有鉄道
羽越本線
新発田駅 - (加治川仮乗降場) - 加治駅

脚注

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注釈

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  1. ^ 出典(読者の投書)には「今年から加治川堤の仮停車場が廃止となった事には全く驚きました。」とある[7]

出典

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  1. ^ a b 停車場変遷大事典 国鉄・JR編559ページ
  2. ^ 「加治川花見列車運轉を延期」『読売新聞』昭和9年4月22日付8面(新潟読売)。
  3. ^ 「花の加治川」『読売新聞』昭和10年4月5日付8面(新潟読売B)。
  4. ^ a b 「加治川は花吹雪 七年ぶりの仮停車場」『読売新聞』昭和23年4月17日付2面(新潟版B)。※新潟版Aにも掲載。
  5. ^ 「花見列車一部変更」『読売新聞』昭和24年4月16日付2面(新潟版B)。
  6. ^ 「町村掲示板」『読売新聞』昭和26年4月6日付4面(新潟版B)。
  7. ^ a b 「加治川の桜」『読売新聞』昭和28年4月14日付8面(新潟読売B)