アップル・レコード
英国のレコードレーベル
沿革
この時ビートルズはアメリカではキャピトル、イギリスではパーロフォン(EMI傘下)と契約する。EMIとキャピトルは、1975年までアップル・レコードの作品を販売する事に同意。EMIはビートルズの音源の所有権を保有する一方、 アップルは彼らがサインしたアーティストのすべて権利とビートルズのビデオ・クリップと映画の権利を所有する。
由来
英国の子どもが最初に文字を覚えるのがアップルのAであることから(ザップルZappleレーベルはAからZまで網羅する意味で名づけられている)という説、 アダムとイヴから名づけられたという説と、リンゴ・スターのRingoと日本語の林檎とかけて名づけられたという説など、諸説言われている。ポール・マッカートニーが所有するベルギーの画家、ルネ・マグリットの青いリンゴの絵がヒントになっている。
主なアーティスト
- バッドフィンガー(アイヴィーズ)
- メリー・ホプキン
- ビリー・プレストン
- ドリス・トロイ
- ジェームス・テイラー
その他のアーティスト
その他のリリース
1963年にアメリカのフィレス・レコードよりリリースされていたフィル・スペクターズ・クリスマス・アルバムが英米ともにアップルよりリイシューされた事がある。
ニルソン主演・リンゴ・スター監督の1974年のサウンド・トラックSon of Dracula(邦題:吸血鬼ドラキュラⅡ世)は「Rapple」というレーベルでリリースされた。これは映画配給がアップル・フィルムであったのとレコードの販売がRCA であったため。(日本では通常のRCAレーベルで発売された。)
アメリカでのみ3枚のサウンド・トラック・アルバムをリリースしている。タイトルは「Cometogether」「Raga」(日本でも発売)「El Topo」