オイネウス

オイネウスは、ギリシア神話におけるカリュドンの王で、ポルタオン(en:Porthaon)の息子、アルタイアの夫、そしてメレアグロス、メラニッペ、デイアネイラの父親である。彼は、ディオニュソスから学んだワイン作りをアイトリア(en:Aetolia)に伝えた。彼の兄弟アグリアス(en:Agrius)の息子たちが彼を退位させたが、ディオメデスはオイネウスをカリュドンの王位に返り咲かせた。また彼は、ディオメデスによってアルゴスの地に葬られた。彼は、「カリュドンの猪(en:Calydonian Boar)」を退治できる英雄を探すためにメレアグロスを送り出した。この猪は、オイネウスが収穫祭でアルテミスを礼拝することを忘れたため、カリュドンを荒らし回っていた。

オイネウスは、ペリボイア(en:Periboea)との間にテュデウス(en:Tydeus)をもうけた。しかし、テュデウスはアエトリアから追放され、そしてアルゴスに関する神話に現れる。