焼なまし

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焼きなまし(やきなまし、annealing「焼き鈍し」「焼鈍(しょうどん)」とも)とは、加工硬化による内部のひずみを取り除き、組織を軟化させ、展延性を向上させる熱処理である。

鋼をオーステナイト組織の状態で十分保持した後、炉中で徐冷する。

なお、核酸(DNARNA)を熱変性させたあと温度を徐々に下げて再結合させる操作を、これになぞらえて「アニーリング」と呼ぶ。また、塩基配列がわかっている1本鎖DNAもしくはPCR法によるプライマーとDNAの結合を指すことがある。そのほかに熱変性により離脱した相補的な鎖の再生を指すことがある。一般に二本以上の糸・鎖が高温により結合されることをいう。

関連項目