アップル・レコード

英国のレコードレーベル

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アップル・レコード(Apple Records)は、イギリスレコードレーベルで、EMI傘下。「ビートルズのレコード会社」として有名である。いわゆる「アップル盤」のアップルとは同レーベルのことを指し、パーロフォン盤と区別する為に使われる。

沿革

  • Apple Corpsの設立当初の五大プロジェクト(エレクトロニクス、映画、出版、レコード、小売業)のうち、最も成功したのがアップル・レコードである。
  • この時ビートルズはアメリカではキャピトル、イギリスではパーロフォン(EMI傘下)と契約する。EMIとキャピトルは、1975年までアップル・レコードの作品を販売する事に同意。EMIはビートルズの音源の所有権を保有する一方、 アップルは彼らがサインしたアーティストのすべて権利とビートルズのビデオ・クリップと映画の権利を所有する。


由来

社名

  • 英国の子どもが最初に文字を覚えるのがアップルのAであることから(ザップルZappleレーベルはAからZまで網羅する意味で名づけられている)という説、アダムとイヴから名づけられたという説と、リンゴ・スターのRingoと日本語の林檎とかけて名づけられたという説など、諸説言われている。

リンゴマーク

  • このリンゴはグラニースミス・アップルという品種で、形は日本人がよく見かける丸形ではなく、やや横長の楕円形である。
  • 同社のレコードジャケットには、一部を除いてこのリンゴマークが描かれており、表示形式は主に次の二種類。
    • 線だけで描かれたリンゴマークの中央に"Apple Records"の表記(モノクロ)
    • 写実的な絵の青リンゴマークの下に"Apple"の表記(カラー)


主なアーティスト

その他のアーティスト

その他のリリース

1963年にアメリカのフィレス・レコードよりリリースされていたフィル・スペクターズ・クリスマス・アルバムが英米ともにアップルよりリイシューされた事がある。

ニルソン主演・リンゴ・スター監督の1974年のサウンド・トラックSon of Dracula(邦題:吸血鬼ドラキュラⅡ世)は「Rapple」というレーベルでリリースされた。これは映画配給がアップル・フィルムであったのとレコードの販売がRCA であったため。(日本では通常のRCAレーベルで発売された。)

アメリカでのみ3枚のサウンド・トラック・アルバムをリリースしている。タイトルは「Cometogether」「Raga」(日本でも発売)「El Topo」

外部リンク