ACジャパン
社団法人公共広告機構(こうきょうこうこくきこう、Japan Ad Council = AC)は、テレビ・ラジオでのCMや、新聞・雑誌などの広告で啓発活動を行っている社団法人。取り扱うテーマは環境問題・公共マナー・薬物・いじめ・家庭問題など多岐にわたる。
組織
会員企業
公共広告機構は、広告を取り扱う企業を会員とし、会員から集めた資金で運営されている。会員社数は放送業界・新聞業界・広告業界など1356社(2004年現在)。
公共広告機構の広告は会員社によってCM、新聞広告、ポスターなどの枠を無償で提供されており、広告代理店などの加盟企業がコンペティション形式で制作している。その広告実績は正規の広告料金に換算すると468.2億円(2005年実績)にものぼり、これは日本で展開される一広告主の広告としては最大規模のものとなっている。増加の背景としてはBSデジタル放送や、インターネット、街頭ビジョン、電光掲示板などのニューメディアで広告が展開されたことが一因にあると考えられる。
事務局
現在、主たる事務所を大阪市西区に置き、全体の年間実行計画の統括事務を行う一方、札幌・仙台・東京・名古屋・大阪・広島・福岡・那覇の全国8カ所に事務局が設置されている。
役員
沿革
年表
設立
公共広告機構は、1971年、サントリー社長(当時)の佐治敬三が発起人となり、大阪市で『関西公共広告機構』として設立された。当初の活動は近畿地方が中心であった。設立時に模範とされたのは、アメリカのアド・カウンシルであった。
最初の公共広告は1971年、淀川長治を起用したテレビによるキャンペーンであった。
スローガン
- みんなで考えましょう 1971年、関西公共広告機構設立当時の第1号テレビCM。映画評論家の淀川長治が出演
- 住みよい日本をつくろう1980年代
- 人と人とを結ぶ、思いやり 1987年 - 2000年
- 人を救うのは、人しかいない。(1995年、阪神・淡路大震災激励CM。瀬戸内寂聴、森毅が出演)
- 明日のために、いま始めよう。2001年 -
- 明日を一緒に考えよう。(2005年:日韓共同キャンペーンのみ)
創立35周年
2006年に設立35周年を記念して、ホームページがリニューアルされた。
また、ホームページに20周年記念の際に制定されたACのマスコットキャラクター「めばえちゃん」が登場しその際に新たに姉妹が加わり三姉妹となった。なお、テレビCMでは現時点での登場は無し。
NHKとの関係
企業広告を放送しないNHKも公共広告機構の会員企業であり、2000年にはNHKとの共同による啓発キャンペーンとして公共広告を放送した実績がある。最初に放送されたのはAC制作の「捨てる世紀」 とNHK制作の「地球の声~環境汚染」。この活動は現在も継続中である。なお、NHKでのオンエアの場合、最後のロゴは「公共放送 NHK」や「NHK環境キャンペーン」等に差し替えられるか、その部分をカットして、そのまま次の番組が放映される。
国際化
1993年にはアメリカのアド・カウンシルと共同で「水質資源の保全」をテーマに共同制作のCMが日米で放送された。後の1995年、1997年にも同様のキャンペーンを行った。さらに、2005年には KOBACO(韓国放送広告公社)と共同で「親子との絆」をテーマにCMを共同制作した。
公共広告機構のCM
広告キャンペーンの更新
- 毎年7月に更新される。
放送される場面
公共広告機構のCMは、テレビCMとラジオCMの40秒ver.は、CM枠の最後、ラジオCMの20秒ver.はCM枠の最初に放送されるのがほとんどで、一般のCM時間枠内の放送の他に次のような場合に放送されることが多い。
企業の不祥事・事故・倒産
- 本来の番組スポンサー及びスポット枠で流れる企業のCMが不祥事や事故、倒産などで広告の放送を自粛。
- この例が一番多く見受けられる。
- 1980年代まではCM自粛の際は環境映像に差し替えるなどの措置が取られていたが、1985年8月12日に起こった日航ジャンボ機墜落事故で、日本航空などの航空会社が一切の広告活動を自粛した際に公共広告機構のCMが多く見られた。また、1991年に起こった証券会社の損失補填事件で全ての証券会社がCMを自粛し、ACのCMに差し替えられた。例を挙げると、1991年8月当時、全国ネットのナショナル・セールス枠の番組で証券会社がスポンサーの番組の場合、その枠がACのCMに差し替えられた。これを切っ掛けにACのCM差し替えが目立つようになった。また、不祥事や事故の程度によってはCM差し替えの期間が長引くこともある。
スポンサー企業によるCMを確保できない場合の穴埋め
これらは、その目的や性格から「フィラーCM」と呼ぶ場合がある。
- 早朝や深夜枠(または土日)。例に、深夜に放送されるラジオ番組「オールナイトニッポン」では1回の放送で何度も流れることが多い
- 地方局(特に福島テレビ・群馬テレビ・FM-FUJI・テレビ西日本・広島テレビ放送は他の地方局に比べて圧倒的に多い)
- BSデジタル放送(特にBS日テレのNNNニュースDでは地上波とサイマルされている時間は枠が全てACである)
- インターネットTV、Gyaoでも流れる事がある。
- 四国放送ラジオでは、プロ野球ナイター中継番組・JRTゴールデンナイターでも1回の中継放送にて最低1回は流れるようになっており、ステブレ中でもACのCMがよく流れている。現行の主なパターンとして、以下の組み合わせが挙げられる(2007年7月~2008年7月現在)。
- なお、前年度更新分(2006年7月~2007年7月)である
突発的な原因によるCMの差し替えが発生した場合
- 災害・テロ・皇室の慶弔などによる緊急報道特別番組の放送。この場合予定していた番組を変更して放送するが故に、番組内容に見合ったスポンサーを振り切らなければならない為(但し全てのスポンサーが自粛とは限らない)、その間穴埋めとして公共広告機構のCMのみ連続して放送される場合も多い(事件などが発生した後に、同チャンネルで同じCMが何回も繰り返して放映された場合はまず間違いなく報道特別番組が入ることになる)。
テレビ番組の不祥事
- テレビ番組側による内容またはやらせ(捏造)問題や不祥事でスポンサーが降板し、その穴埋めとして流れるケース。
- 1992年に制作された『素敵にドキュメント』(朝日放送制作・テレビ朝日系)にて本来ならば事実を伝える内容であった番組が、スタッフの手によって作られた虚偽の演出によるもので各社提供番組であったがスポンサー全てが降板する形となり、番組自体も打ち切られた。
- 上記と同じ例で2007年に『発掘!あるある大事典II』(関西テレビ制作・フジテレビ系)が捏造により番組打ち切りになり同枠でそれまで一社提供を続けてきたスポンサーの花王が降りてしまい、この時間帯の特番を放送する際のCMとして番宣CMとともに多く放映されていた。
CMイメージキャラクターの不祥事
- 企業の不祥事ではなく、その企業CMに出演しているタレントの不祥事によりCM自粛するケースも存在する。
- 2003年、JR西日本のイメージキャラクターだった中川家が弟の礼二の暴行事件により同会社のCMを当面自粛するようになった。なお、別のタレントによるCMバージョンもあった為にJR西日本のCM全て自粛した訳ではない。
- 2004年、島田紳助が暴行事件を起こした際に紳助をイメージキャラクターとして起用していた中央出版、三浦工業がCMを自粛した。これは紳助出演のバージョンしかなかった為1度限りの自粛となり2度目からは急遽タレントを起用しないCMが制作された。
その他
- 映画館での映画の上映前の宣伝等のひとつとして
- スタジオアルタ等のオーロラビジョンで流れる場合もある。
- 関西地方のテレビ局である毎日放送制作の全国ネット番組「世界バリバリバリュー」は2006年10月から2007年3月まで、30秒のCMを流しており、毎日放送の番組だったため、関西地方限定のCMを全国で流していた。(名古屋地方限定も同様)
- なお、関東地区の地上波テレビ局に関しては前述の群馬テレビなど独立UHF局で見かける事が多いが、東京キー局は企業スポットCMが豊富なためか深夜早朝にたまに見かける程度である。しかし最近は大手企業の不祥事が相次いでいる事から東京キー局でもACのCMを日中やゴールデンタイムでも見かけるようになってきている。地方局では大手だけでなく地元企業(専門学校も含む)が不祥事を起こし自粛してスポット枠でのACのCMが増加傾向にある。
- 1995年1月17日に発生した阪神・淡路大震災では食品メーカー・電機メーカーを中心に自粛が相次ぎACのCMが大量に流されたため、一部視聴者から苦情の電話がきたことがある(他にもJAROに通報されたこともある)。特に、中野浩一と増田明美が共演した「浩一・明美のあき缶拾いジョギング」のCMが注目された。このCMの中で中野が発する「もぉー……!!」「ニッポン全国、ポイ捨て、禁止ィィー!!」という甲高い台詞は、当時、関西ではちょっとした流行語となり、漫才師や若者のネタにもされていた。
ロゴ・サウンドロゴ
テレビCMなどで使われるロゴは、1987年までは鳩とハートを掛け合わせた、ハートマークの左側にくちばしのような尖った部分があるマークであった。
現在は公共広告機構の略称である「AC」ロゴに変更し、「公共広告機構」のロゴタイプも変更。「AC」の文字は「Motter Ombra」というフォントを元にデザインされている(1987年2月期より。サウンドロゴも同時期に現行のものに改められていた)。
ロゴは必ずCMの最後に出るが、このとき大抵は背景が改められ、その背景とロゴの色の組み合わせは水色の字に白の背景(標準)、または、白の字に黒の背景(白抜き)である。かつては背景が黄色、もしくは黒に限りなく近い紺色である作品もあった。一部、背景を改めずにロゴが挿入される作品もある。
また、かつてはフィルムでの製作が主流だったために変更当初から1990年代前期まで以下のようなパターンのロゴがあった。
- 画面一杯に映るぐらいの特大のもの
- ロゴに動作をつけて登場させるもの
現在はデジタル編集が多様化されてきたためコンパクトになっている。
現在のCMはこのロゴと同時に「♪AC~」というサウンドロゴが入る。「♪AC~」の直後(一部のラジオCMでは直前)に「公共広告機構です。」とナレーションが入るCMもある。なお、例外的に2006年度の『人のココロにタネをまく。』のラジオCMは冒頭と最後に計2回サウンドロゴが挿入されている。
最近ではロゴだけが出てサウンドロゴが使用されないCMもある。この場合はたいてい「公共広告機構です。」のナレーションが入るが、そのナレーションもなくただロゴだけが出るバージョンのCMもある。当然、白地をバックにスローガンとロゴが入るものもあれば、黒地をバックにスローガンとロゴが白抜きで入るものもある。最近では通常、これらのパターンが中心である。
また2007年度からは「♪AC~」のあとに「明日のために、今始めよう。」(一部CM(特にラジオ用CM)では「未来につながる活動を支援しています」や「ACはこの活動に協力しています。」などが入る)のスローガンロゴとスローガンナレーションが入るスタイルに変わった。
反響が大きかったCM
反響が大きかった公共広告機構のCMを表記する。
- 1981年に放送した軍艦島(長崎県長崎市高島町端島(当時の西彼杵郡高島町))の廃墟の有様を写した資源啓発CM「私たちは今、資源の無い島日本に住んでいる」・「人影なし」。これにより一時期廃墟に目覚めた国民も出始めた。90秒VerCMも存在した。
- もったいないお化け(まんが日本昔ばなしとのコラボレーションシリーズ)
- 日本の国鳥・トキの映像が登場するCM(日本野鳥の会協力)
- 『♪捨てないで~』のフレーズのゴミ捨て防止啓発CMは、このフレーズが多くの女性視聴者からの反論がありCM放映を中止した。
- 同じくゴミ問題を題材にした、イッセー尾形がゴミ袋の中に入るという演出のCMも作られていたが、こちらも賛否両論となった。
- ドミグラスソース(演出上は廃油扱い)を人魚姫に頭上からぶちまけられる(実際には風船を使って行っていたという)CM
- 捨て猫問題のCMでは演出上に問題があったという理由からか、動物愛護団体から反論があったとも云われている。
- 『いじめバイバイ』シリーズ(TOSHIKIバージョン/篠原ともえバージョンの2バージョンが制作され、ともに反響を呼ぶ)
- 1984年から1985年にかけて、当時近鉄バファローズの投手だった鈴木啓示が青少年への非行防止を訴えた「投げたらアカン」は1985年の新語・流行語大賞で大衆賞を受賞した。その続編として、1986年に柔道家の山下泰裕を起用した「人生、投げたらイカン」も反響を呼んだ。
- 1986年に放送された本田美奈子.(当時・本田美奈子(本名 工藤美奈子))の歌うHELPがバックに流れていた『しらんぷりもいじめ』
- 彼女は後に”本田美奈子.”に改名するなどして活動再開するも数年後に病死した。
- なお、彼女の死後、この件に関しての内容をベースにした骨髄バンクCMが制作され、2006年に放映されている。
- 1993年に骨髄バンク登録キャンペーンにバーバラ・ブッシュと芦屋雁之助を起用し、日米の骨髄バンク登録者を比較し、立ち遅れている日本の実状と、骨髄移植の重要性、緊急性をアピールしたところ、骨髄移植推進財団に問い合わせが殺到し、登録者は飛躍的に増加。さらに、あまりにも反響が大きすぎて、一日に200件以上もの問い合わせが殺到、日本の骨髄バンク登録者数が急増した為、5ヶ月でキャンペーンは中断となった(ちなみに、このCMは一部で『ブッシュホン』と呼ばれている)。
- 1993年、毛利衛が自然破壊に警告したキャンペーンが話題となり、ポスター入手希望者が殺到した。
- 1994年のワクチン募金CMで、バックに流れている曲の歌詞からいわゆる『あよね』のCMが賛否両論となり、現在も一部では話題となっている(同CMの制作のきっかけとなった”世界の子どもにワクチンを”日本委員会は日本ユニセフ協会内にて設置。その後、NPO団体としての法人格を取得している)。
- 1996年に放送されたアド・カウンシル(アメリカ公共広告機構)との日米共同キャンペーンCM『WATER MAN』
- 1998年に放送された倉本聰原作『森のニングルが消えた星』
- 2000年に「ジコ虫が増えています」のCMが話題となり、「ジコ虫」は流行語大賞にノミネートされた。
- 2001年に制作された『チャイルドマザー・ファザー』のCMは、自分の子供を育てられないいわゆる「育児放棄」をテーマにしたものだったが、その母親・父親がおしゃぶりをくわえた姿で登場している演出が非難され約2ヶ月でCMが打ち切られた。これは同団体発足から異例の出来事でもある。
- 2002年に制作された、地球温暖化の防止をテーマにした『消える砂の像』の映像が日本文教出版の「美術2・3上」の教科書に載っている。
- このCMをきっかけに、愛・地球博PRのために作られた『ニッポンから緑が消える』というCMが作られ、万博開催期間中にスポット枠等で流され、これも一部で話題となった。
- 2003年に『抱きしめる、という会話』のキャンペーンに対して多数の賛同投書が寄せられた(その後、家族と子供がふれあっているシーンをいくつか撮影した新バージョンが作られ、こちらも反響を呼んだ)。
- 2005年に放映されていた栗山千明出演のキャンペーンCM『あなたが大切だ。』編については「全体的に表現が怖い」などの意見も少なくなく賛否両論となり、特に一部のネット掲示板では、いわゆる"祭り"状態になったという。
- 2005年に放送された、シマウマが街頭に大勢登場する連れ去り事件啓発CM『一人にならない。一人にさせない。』(関西圏ローカル、全国放映のケースあり)
- 2005年に放送された、裸の王様が社会マナーを守らないという内容のCM『裸の王様』(中四国ローカル)
- 2005年、ACにとって(恐らく)前身団体設立史上初、エイズについてのCMが制作・放映される。この第一弾が『私の元彼と元カノ・・・』編というもので、演出上の理由からか賛否両論となった。
- この前作の反省点等を踏まえ、その翌年(2006年)にこのシリーズ第二弾として制作・放映されたのが『パペットマペット』編である。かつて一時期人気を博していた異色の芸人・パペットマペットが主演とあり、前作の暗くて怖いイメージとは打って変わって非常に明るく楽しい印象を受けた内容となっている。
- 2005年・2006年の二年間、女優・宮崎ますみがメインで出演していた乳ガン予防CMでは、30~40代の女性を中心に多くの反響を呼んだ(宮崎氏自身、初期の乳ガンがマンモグラフィー検診で早期発見された事や、これにより大掛かりな手術を受けなくて済んだという事を2006年度版で告白)。
- 2006年制作の近年の親子関係について風刺した内容の『逆授業参観』では、子供から大人まで幅広い層から反響を呼んだ。
CMのパロディ
TV番組や、お笑い芸人のネタなどで公共広告機構のCMがパロディされた事例を表記する。
- 反響の大小に関わらず、陣内智則がコントでたまに公共広告機構をネタに使うことがある(例:1996年に放映された「いじめ、カッコ悪い」が、2007年1月20日の『エンタの神様』でのオウムのネタでパロディされた)。
- 2001年の笑う犬の冒険のビデオムービー制作対決のコーナーで、ネプチューンの名倉潤が、本人出演による覚せい剤乱用防止啓発CMのパロディムービーを制作したことがある。団体名は『AD 公共広告機関』。本家を模倣した『AD』ロゴ、本家を模倣した(若干安っぽくはあるが)『♪エーディ~』というサウンドロゴであった。ロゴの上部には本家の『明日のために、今始めよう』を模倣したキャッチフレーズが表記してあった。
- 2003年の「抱きしめる、という会話」のキャンペーンCMの真似がエレキコミックのコントの一部分に使われるなどされた。
- 2005年頃を中心に放映されていた栗山千明出演のキャンペーンCM『あなたが大切だ。』編は現在でもネットでは合成などのパロディが出回っている(1980年代後半に放送されたクリネックスのCMバックBGMと合成など)。
CMに出演したタレント・有名人
(五十音順)
- アンディ・フグ(格闘家)
- 「骨髄バンク・ドナー登録」2001年 - 在りし日の活躍の映像を放送。
- 安藤優子(アナウンサー)
- 子どもワクチン「プッシュホーン たった3分の電話で救える命」1998年 - ナレーションを担当。
- 磯村尚徳(アナウンサー)
- 「わが子へ愛を」1979年
- 市田ひろみ(服装評論家、エッセイスト、タレント)
- 国際マナー 1994年
- 市原悦子(女優)
- 教育「もったいないお化け」「ツンツン娘」「お手伝いタヌキ」「仲良し地蔵」「ごめんの鐘」1982年-1986年 - 声のみの出演。アニメ『まんが日本昔ばなし』とのコラボレーション。
- 伊藤淳史(俳優)
- 地域の共生「エレベーター」2006年(東京地区のみ)
- 井原正巳(元サッカー選手(横浜Fマリノス))
- 「骨髄バンク・ドナー登録」2005年
- 今井美樹(歌手)
- 「献血キャンペーン」1987年
- 岩鶴恒義(俳優)
- 「人のココロにタネをまく。」2006年 - ナレーションを担当。
- AKB48(女性アイドルグループ)
- 「3Rで地球を救おう」2006年 NHK共同キャンペーン。
- 王貞治(元プロ野球選手、現福岡ソフトバンクホークス監督)
- 目隠し歩行 1982年
- オール阪神・巨人(漫才コンビ)
- 「アイバンク登録」1987年
- 奥貫薫(女優)
- 「生命を咲かせるカード」2006年 - ナレーションを担当。
- 荻原弘子(元アナウンサー)
- 「もったいないを捨てたくない」1992年
- 梶芽衣子(女優)
- 「逆・授業参観」2006年 - ナレーションを担当。
- 桂米朝 (3代目)(落語家)
- 「アイバンクキャンペーン」1982年
- 金田正一(元プロ野球選手、監督(旧・ロッテオリオンズ(現千葉ロッテマリーンズ))、名球会会長)
- 車椅子 1982年
- 上岡龍太郎(タレント)
- 公共マナー「清掃犬ロン物語」1989年 - ナレーションを担当。
- 北野大(タレント、コメンテーター)
- 「もったいないを捨てたくない」1992年
- 君原健二(マラソンランナー)
- 「すててはいけない君の人生」1979年
- 草彅剛(歌手・SMAP)
- 「ドラッグが、君達を殺していく」1997年
- 「骨髄バンク・ドナー登録」2002年まで - ナレーションも担当。
- WFP学校給食プログラム支援「ごはんの教科書」2004年 - ナレーションを担当。
- 工藤夕貴(女優)
- 「わたしはこうして自然保護」1989年
- 倉本聰(脚本家)
- 環境問題「森のニングルが消えた星」1998年 - ナレーションを担当。
- 栗山千明(女優)
- 「あなたが大切だ」2005年
- 琴欧洲(大相撲力士(大関)・佐渡ヶ嶽部屋所属)
- 「一人ひとりができる環境対策(はっけよいエコライフ)」2006年 - エコライフの作法を相撲の決まり手風に表現。NHKでも「NHK環境キャンペーン」の一環として放映。
- 小嶺麗奈(女優)
- 「覚せい剤乱用防止キャンペーン」1998年
- 小日向しえ(女優)
- 公共マナー
- 近藤真彦(歌手)
- 「僕は、スピードを卒業した」1987年
- 酒井法子(歌手、タレント)
- 愛情運転 1990年
- 鈴木啓示(元プロ野球選手(近鉄バファローズ=消滅)、指導者)
- 「投げたらアカン」1984年 - 当時近鉄バファローズ投手。
- 平良とみ(女優)
- 「死んでからの生き方」2001年 - 声のみの出演。
- 滝口順平(声優、ナレーター)
- 「子どもは大人のコピーです(空き缶はくずかごへ)」1986年 - ナレーションを担当。
- 武田鉄矢(歌手、俳優)
- 「うるさい親ほど、あったかい」1986年
- 辰吉丈一郎 (プロボクサー)
- 教育「いじめ、許さん」1995年
- 田中哲司(俳優)
- 骨髄バンク「本田美奈子.」2006年 - ナレーションを担当。
- TERU(ミュージシャン・GLAY)
- エイズ 2007年
- トーマス・オマリー(元プロ野球選手(阪神タイガース→ヤクルトスワローズ(現東京ヤクルトスワローズ)、現阪神タイガース駐米スカウト)
- 国際マナー 1994年
- 常田富士男(俳優)
- 教育「もったいないお化け」「ツンツン娘」「お手伝いタヌキ」「仲良し地蔵」「ごめんの鐘」1982年-1986年 - 声のみの出演。アニメ『まんが日本昔ばなし』とのコラボレーション。
- 冨永愛(モデル)
- 地球温暖化防止 2003年 - NHK共同キャンペーン。
- ドラえもん(アニメのキャラクター)
- 「こどもワクチン」2003年-2004年 - 声:大山のぶ代(当時)。
- ドン松五郎(映画『ドン松五郎の生活』より)
- 電車マナー 1986年
- 内藤剛志(俳優)
- WFP食糧支援キャンペーン「給食で世界記録」2006年、WFPとのコラボレーション - ナレーションを担当。
- 中野浩一(競輪選手、競輪解説者、タレント)
- 「浩一・明美のあき缶拾いジョギング」1995年
- 中村雅俊
- 子どもワクチン「ゆめのつづき」2000年
- 夏目雅子(女優)
- 「骨髄バンク・ドナー登録」2003年
- 西田敏行
- 子どもワクチン「恩返し」1999年
- 西村知美(タレント)
- 「これだけおぼえてください」1996年
- 二宮和也(歌手・嵐)
- WFP食糧支援キャンペーン - ナレーションを担当。2007年
- 野原しんのすけ(アニメ『クレヨンしんちゃん』キャラクター)
- 「広報」2005年-(但し、一部の新聞のみ)
- 野茂英雄(大リーグ・シカゴホワイトソックス投手)
- 「feel for you」献血 1990年 - 当時近鉄バファローズ投手。
- 「国際マナー」1994年
- パパイヤ鈴木(ダンサー、振り付け師)
- 「私たちは、地球という星に生まれた。」空き缶編 2001年 - CMソングも担当。NHK共同キャンペーン。
- Perfume(テクノポップユニット)
- 「リサイクルマークがエコマーク。」2007年、CMソングも担当。NHK共同キャンペーン。
- パペットマペット(お笑い芸人)
- 「うしくんのエイズ検査体験レポート」2006年
- 遥洋子(タレント、作家)
- 国際マナー 1994年
- ピーコ(タレント、ファッション評論家)
- アイバンク登録 1991年
- 平泉成(俳優)
- 「あなたの周りを見てください」2001年
- 平岩毅(元アナウンサー)
- 「列島ジコ虫だより(ジコ虫増えてます)」2000年-2001年
- HOME MADE 家族(ヒップホップユニット)
- 「アイドリングストップ」2005年 - CMソングも担当、NHK共同キャンペーン。
- ポール・テルガト(マラソンランナー)
- WFP食糧支援キャンペーン「給食で世界記録」2006年、WFPとのコラボレーション
- 星野仙一(元プロ野球選手、監督、現阪神タイガースシニアディレクター)
- 「交通ルールを守ろう」1987年 - 名古屋エリアのみ。
- 「星野前監督と谷口さんの約束」2004年
- 本田美奈子.(歌手、女優、タレント)
- いじめ啓発CM 1986年 - CMソングに「HELP」が使われた。
- 「骨髄バンク・ドナー登録」2006年
- 前園真聖(元サッカー選手)
- 「いじめ、カッコ悪い」1996年
- マザー・テレサ(修道会「神の愛の宣教者会」創立者)
- 海外ボランティアキャンペーン 1980年代中期
- 増田明美(マラソン選手、スポーツジャーナリスト)
- 「浩一・明美のあき缶拾いジョギング」1995年
- 宮崎ますみ(女優)
- 「宮崎ますみ、乳がんを語る」2006年
- 八名信夫(俳優)
- 「大人を、逃げるな」 - TVCM。
- 「悪役になろう。」2001年 - 新聞広告。
- 山口達也(歌手・TOKIO)
- 「電話一本でワクチン」2002年
- 山下泰裕(柔道家)
- 「投げたらイカン」1986年
- ゆず(フォークデュオ)
- 「僕たちは、地球という星に生まれた。」コンビニレジ袋編 2003年 - CMソングも担当。NHK共同キャンペーン。
- 吉沢一郎(登山家)
- 「自ら老人に-私のK2」1980年
- 吉永小百合(女優)
- 読書推進運動、骨髄バンク「もえちゃんのお願い」 - 声のみの出演。
- 淀川長治(映画評論家)
- 第1号CM 1972年
- リウ・イーフェイ(女優、歌手)
- 「生命を咲かせるカード」2006年
- ロナウジーニョ(サッカー選手)
- WFP食糧支援キャンペーン・サッカールール編 2002年
- ロナウド(サッカー選手)
- WFP食糧支援キャンペーン・サッカールール編 2002年
- 和田毅(プロ野球投手、福岡ソフトバンクホークス)
- 世界のこどもにワクチンを 日本委員会「僕のルール」2006年
その他。
CMのイメージソングを提供した音楽アーティスト(CD化したもののみ)
関連項目
参考文献
- 植条則夫『公共広告の研究』(日経広告研究所、2005年6月) ISBN 453264061X