マーク・マルダー

アメリカの野球選手 (1977 - )

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マーク・マルダーMark Mulder, 1977年8月5日 - )はアメリカ合衆国イリノイ州出身の野球選手。投手、左投左打。現在はメジャーリーグセントルイス・カージナルスに所属している。

高校時代は一塁手として打力が注目され、卒業時にはデトロイト・タイガースからドラフト55巡目指名されたが、これを蹴ってミシガン州立大学へ進学。これが功を奏し球速、体力ともに飛躍的に向上。

1998年にドラフトでオークランド・アスレチックスから全米2位指名を受け入団。2000年から先発に定着し、翌2001年には21勝を挙げ最多勝を獲得。ティム・ハドソンバリー・ジトと共にエーストリオ“ビッグ3”としてチームの4年連続(2000年~2003年ポストシーズン進出の原動力となった。

2004年オフにダン・ヘイレンらとのトレードでセントルイス・カージナルスへ移籍。2005年はチームに欠けていた左腕エースとしてチーム2位タイの16勝を挙げた。2006年は終了時にFAとなるだけに期するものがあったはずだが、左肩を痛め不調。結局シーズン終了を待たずに手術に踏み切ることになり、メジャー2年目の2001年からの連続15勝以上が途切れた。2007年は手術の回復が思わしくなくマイナーで調整を重ねた。9月5日にメジャー復帰したが、球威不足は明らかで、再び故障者リスト入りした。

長身から90マイル前半のツーシームフォーシームカーブスプリッターなど豊富な球種をテンポ良く投げ込み、ゴロで打たせて取る投球が持ち味。

エピソード

  • 大学時代、落第しかけたため一時的に野球部での活動を禁止されたことがあった。この時期に勉強の合間をぬって激しいウェイトトレーニングを敢行し、体力が飛躍的に向上したという。

獲得タイトル

年度別成績

所属 勝利 敗戦 防御率 試合 先発 セーブ 投球回 被安打 失点 自責点 被本塁打 四球 奪三振
2000年 OAK 9 10 5.44 27 27 0 154.0 191 106 93 22 69 88
2001年 OAK 21 8 3.45 34 34 0 229.1 214 92 88 16 51 153
2002年 OAK 19 7 3.47 30 30 0 207.1 182 88 80 21 55 159
2003年 OAK 15 9 3.13 26 26 0 186.2 180 66 65 15 40 128
2004年 OAK 17 8 4.43 33 33 0 225.2 223 119 111 25 83 140
2005年 STL 16 8 3.64 32 32 0 205.0 212 90 83 19 70 111
2006年 STL 6 7 7.14 17 17 0 93.1 124 77 74 19 35 50
2007年 STL 0 3 12.27 3 3 0 11.0 22 17 15 4 7 3
通算 8年 103 60 4.18 202 202 0 1312.1 1348 655 609 141 410 832

外部リンク

先代
T・ハドソンD・ウェルズ
ア・リーグ最多勝利
2001年
次代
バリー・ジト