ノート:クエン酸
最新のコメント:19 年前 | トピック:クエン酸によるアルコール分解の促進について | 投稿者:大野 一将
- クエン酸のエタノール分解作用は生化学的には正しくないと考えられます。
- 通常、エタノールはアルコールデヒドロゲナーゼとアルデヒドデヒドロゲナーゼで酢酸に転換されて、クエン酸回路に入ります。ところがクエン酸回路に入るところはキキサロ酢酸と酢酸-CoAからクエン酸が生成するステップなので、通常はクエン酸が多いとこの取り込みは抑制されます。したがって分解作用は健康食品のコマーシャルトークのように考えられますが、エタノール分解作用について言及された方は出典を明らかにしましょう。あら金 2005年3月14日 (月) 15:41 (UTC)
クエン酸によるアルコール分解の促進について
この情報は薬局でクエン酸のビンに薬効として書いてあったものです。仮にこの情報が誤りであれば、薬事法違反となるので、信頼性がある情報であると思います。
しかしながら、平衡定数やクエン酸のクエン酸回路におけるアロステリック効果等から考えると確かにクエン酸を投与することでクエン酸回路が抑制されると思います。
ここからはあくまで推測ですが、クエン酸のアセチルCoAカルボキシラーゼの活性化作用によってアセチルCoAが脂肪酸へと代謝されると思われます。
ただ、分解という表現が誤解を招いたのかもしれません。そうであるとすれば、分解を代謝に書き換ようと思います。--大野 一将 2005年5月11日 (水) 10:39 (UTC)