マイク・ハンプトン

マイク・ハンプトン
*Mike Hampton*
アトランタ・ブレーブス #32
基本情報
国籍	アメリカ合衆国アメリカ合衆国
出身地	アメリカ合衆国フロリダ州
生年月日	1972年9月9日（51歳）
身長; 体重	5' 10" ＝約177.8 cm; 195 lb ＝約88.5 kg
選手情報
投球・打席	左投右打
ポジション	投手
プロ入り	1990年 6巡目
初出場	1993年4月17日
年俸	15,000,000ドル（2008年）
経歴（括弧内はプロチーム在籍年度）
	シアトル・マリナーズ（1993年）; ヒューストン・アストロズ（1994年 - 2000年）; ニューヨーク・メッツ（2000年）; コロラド・ロッキーズ（2001年 - 2002年）; アトランタ・ブレーブス（2003年 - 2005年）;
	この表について

マイケル・ウィリアム・ハンプトン（Michael William Hampton 1972年 9月9日 - ）は、メジャーリーグベースボールのアトランタ・ブレーブス所属、左投右打の投手。アメリカ合衆国のフロリダ州出身。

経歴

初期の活躍

1990年、シアトル・マリナーズからドラフトで6巡目に指名され入団。1993年 4月17日メジャーデビューを果たしたが、12月10日にトレードでヒューストン・アストロズへ移籍。

移籍1年目の1994年はリリーフで44試合に登板し、1995年からは先発ローテーションに入り、1999年には1979年、ジョー・ニークロが記録した球団史上最多の21勝を更新する^[2]22勝で最多勝のタイトルを獲得し、サイ・ヤング賞の投票ではランディ・ジョンソンに次ぐ2位にはいった^[3]。シーズン終了後の12月23日、トレードでニューヨーク・メッツへ移籍した。

ロッキーズ、ブレーブス

2001年からは、当時投手として史上最高額となる8年総額1億2,100万ドルでコロラド・ロッキーズと契約。エースとしてのピッチングを期待されたが、高地でプレイする事がハンプトンのピッチングに悪影響を及ぼし、防御率が急上昇。エースどころか、先発登板させる事さえ、不安視されるようになってしまった。

移籍1年目の2001年 4月2日、開幕投手となり8.1回を無失点。その後5連勝し、14勝13敗、防御率5.41を記録した。2002年、30試合に先発登板したが7勝15敗、防御率6.15、被安打率が3割を上回った。

2002年11月18日にトレードでアトランタ・ブレーブスへ移籍。ちなみに、いったんフロリダ・マーリンズに移籍してからブレーブスに移籍したため、この時点での残りの契約総額8550万ドルのうち、ブレーブスが3550万ドル、残りをロッキーズとマーリンズが支払うこととなった。

2003年、14勝、防御率3.84を記録し、ゴールドグラブ賞を受賞。以前の投球が復活。これは、レオ・マゾーニー投手コーチの効果によるところが大きい^[要出典]。

2005年は、12試合に登板したところでトミー・ジョン手術を受けた。その為、2006年、2007年は1試合にも登板していない。

打撃

ピッチャーながら、バッター顔負けのバッティングの持ち主。以前には1シーズンで7本塁打をマークした事もある。1999年から5年連続でシルバースラッガー賞を受賞。投手で5度の獲得はトム・グラビンの4度を抜き、歴代1位。通算本塁打15本は、現役の投手の中では1位の数字である。また、ゴールドグラブ賞を獲得した経験からも分かるように、守備技術も優れている。

獲得タイトル・記録

年度別成績

年度	チーム	勝利	敗戦	防御率	試合	先発	セーブ	イニング	被安打	失点	自責点	被本塁打	四球	奪三振
1993	SEA	1	3	9.53	13	3	1	17.0	28	20	18	3	17	8
1994	HOU	2	1	3.70	44	0	0	41.1	46	19	17	4	16	24
1995	HOU	9	8	3.35	24	24	0	150.2	141	73	56	13	49	115
1996	HOU	10	10	3.59	27	27	0	160.1	175	79	64	12	49	101
1997	HOU	15	10	3.83	34	34	0	223.0	217	105	95	16	77	139
1998	HOU	11	7	3.36	32	32	0	211.2	227	92	79	18	81	137
1999	HOU	22	4	2.90	34	34	0	239.0	206	86	77	12	101	177
2000	NYM	15	10	3.14	33	33	0	217.2	194	89	76	10	99	151
2001	COL	14	13	5.41	32	32	0	203.0	236	138	122	31	85	122
2002	COL	7	15	6.15	30	30	0	178.2	228	135	122	24	91	74
2003	ATL	14	8	3.84	31	31	0	190.0	186	91	81	14	78	110
2004	ATL	13	9	4.28	29	29	0	172.1	198	86	82	15	65	87
2005	ATL	5	3	3.50	12	12	0	69.1	74	28	27	5	18	27
通算	13年	138	101	3.97	375	321	1	2074.0	2156	1041	916	177	826	1272

脚注

^ http://sports.espn.go.com/mlb/teams/salaries?team=atl
^ “Houston Astros Pitching Leaders - Baseball-Reference.com” (英語). 1月23日閲覧。accessdateの記入に不備があります。
^ “Baseball Awards Voting for 1999 - Baseball-Reference.com” (英語). 1月23日閲覧。accessdateの記入に不備があります。

外部リンク

選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)

先代トム・グラビン	ナ・リーグ最多勝利 1999年	次代トム・グラビン
先代グレッグ・マダックス	ナ・リーグゴールドグラブ賞（投手） 2003年	次代グレッグ・マダックス

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[1] ttp://sports.espn.go.com/mlb/teams/salaries?team=atl

[2] “Houston Astros Pitching Leaders - Baseball-Reference.com” (英語). 1月23日閲覧。accessdateの記入に不備があります。

[3] “Baseball Awards Voting for 1999 - Baseball-Reference.com” (英語). 1月23日閲覧。accessdateの記入に不備があります。

[1]

[2]

[3]

先代トム・グラビン	ナ・リーグ最多勝利 1999年	次代トム・グラビン
先代グレッグ・マダックス	ナ・リーグゴールドグラブ賞（投手） 2003年	次代グレッグ・マダックス