オーフス
デンマーク第2の都市
オーフス(Århus)は、コペンハーゲンに続くデンマーク第二の都市である。人口は約29万人。1928年に創設されたオーフス大学でも知られる。
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/a/a3/DenmarkCityOfAarhus.png)
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/f/fa/Aarhus_DK_Gastronimie_am_Kanal_Feb_04.jpg/230px-Aarhus_DK_Gastronimie_am_Kanal_Feb_04.jpg)
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/b/b2/Aarhus_Teater_%282005%29.jpg/230px-Aarhus_Teater_%282005%29.jpg)
地勢
ユラン半島(ユトランド半島)の東岸、オーフス湾に面した港湾都市である。農作物の他、石炭や鉄もこの港から主に輸出される。近隣の都市としては、約100キロ北にオールボー、85キロ南のフュン島にオーデンセが位置する。
歴史
948年に、司教座がおかれた。北海、バルト海交易の隆盛とともに発展し、14世紀にペストが大流行した際も、さほどの人口減少はみられなかった。16世紀から17世紀にかけては、その人口はコペンハーゲンを上回っていた。
文化
オーフスはユトランド半島の文化の中心地である。学生も多く、若者達が様々な文化的活動の一端を担っている。市内には500件以上のカフェのほか、博物館・遊園地・映画館もある。また、毎年アート・フェスティバルであるAarhus Festugeや、国際的なジャズ・フェスティバルも開催されている。
旧市街には多くの歴史的建造物があり、観光客を集めている。
オーフス郊外に、デンマーク消防博物館がある。数十台の消防車や、古い消防器具などが展示されており、この種の博物館としては世界最大級の規模とされる。また、同じく郊外にあるモースゴー先史博物館では、グロウバレマン(Grauballemand)と称される2000年前の炭化死体が展示されている。
教育
- オーフス大学
- オーフス工科大学
交通
市中心部から約35km北東にオーフス空港がある。空港は郊外部にあり、ターミナルビル1つの小規模な空港であるが、北欧各地と航空路が開設されている。
オーフス出身の人物
- オーレ・レーマー:天文学者
- ビャーネ・ストロヴストルップ:科学者
- マルティン・ヨルゲンセン:サッカー選手
姉妹都市
外部リンク
- 街の公式ホームページ(デンマーク語、英語、ドイツ語)
- デンマーク消防博物館(デンマーク語)
- モースゴー先史美術館 - (デンマーク語、英語、グロウバレマンの写真もホームページ内に掲載)