クリ属

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クリ(栗)とはブナ科クリ属。落葉樹。学名は Castanea crenata Siebold et Zucc.。種子を食用にする。

原産地は広くアジア、北アメリカ、ヨーロッパなどに分布している。 世界の主な栗の種別はヨーロッパグリ(ヨーロッパ)、アメリカグリ(北米)、チンカピングリ(北米)、シナグリ(アマグリ、チュウゴクグリの一部、チョウセングリ)、ニッポングリ(日本)などがある。

年間平均気温10~14度、年間最低気温20度をくだらない地方であれば、どこでも栽培が可能で、国内においてはほぼ全県でみられ、生産量は、茨城、愛媛、熊本、岡山、山口の順に多い。 5月から6月に花が咲き、9月から10月頃に実が成熟すると自然に「いが」が裂けて中から堅い実が1~3個ずつ現れる。

よく、クリのことを「マロン」と呼ぶ場合があるが、本来はトチノキ科のマロニエの実のことであり、誤用である。

栗のいが(撮影日:2004年9月12日)
栗のいが(撮影日:2004年9月12日)
栗の花(撮影日:2005年6月27日)
成長を始めたばかりのいが(撮影日:2005年7月24日)

品種

日本にある品種だけでも約200種類以上あるといわれている。 大きくは早生栗、中生栗、晩生栗に分けられる。

  • 早生栗: 森早生、玉造、丹沢、出雲、大峰、国見
  • 中生栗: 筑波、銀寄、利平
  • 晩生栗: 石鎚、岸根

調理、栗を使った料理

材木としての用途

堅くて腐りにくいので、建物の柱や土台、鉄道線路の枕木、家具、等の指物に使われたが近年資源量の不足から入手しづらくなった。

童話・言葉遊び

  • 猿蟹合戦
  • 桃栗三年、柿八年(、梨の馬鹿めが十八年)。 木を植えてから収穫できるまでの期間。

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