孫悟空
中国の古典小説『西遊記』の登場人物
孫悟空(そんごくう、Sūn Wùkōng)は、小説『西遊記』の主人公の一人。
東勝神洲は傲来国・花果山の霊石より誕生の後、須菩提祖師に弟子入りして仙術を体得。
天界を暴れまわった末、釈迦如来によって五行山に投獄される。
500年の後に三蔵法師に解放されて弟子入りし、猪八戒、沙悟浄らと共に、天竺まで経典を求めて旅をした。
一般的なイメージ
- 頭に金の輪っか「緊箍児」(別称「金剛圏」)をはめている。悪さをすると三蔵の経文「緊箍呪」により締めつけられる。
- 「如意棒」こと「如意金箍棒」(「天河鎮定神珍鉄」)を持つ
- 觔斗雲(きん斗雲、10万8000里/瞬の雲)で自在に空を飛ぶ
- 地煞(地さつ)数七十二の仙術を操る
- 火眼金睛(真っ赤な目に金色の瞳。八卦炉事件後より)
名前の遍歴
- 美猴王(花果山の王となったころ)
- 孫悟空(須菩提祖師の命名)
- 弼馬温(ひつばおん、厩番を表す役職名;玉帝の任命)
- 齊天大聖(自称→玉帝の任命)
- 孫行者(玄奘三蔵の命名)
- 闘戦勝仏(釈迦如来の命名)
よく知られるエピソード
- 石から生まれた
- 自分の毛で無数の分身を作る
- 西王母の桃
- 八卦炉
- vs哪咤三太子(なた三太子)
- vs二郎真君
- 世界の果ての五本指に署名
- 五行山
- 金角と銀角、瓢箪
- 火焔山、芭蕉扇
孫悟空は鳥山明の漫画『DRAGON BALL』の主人公。本名は「カカロット」。
エイジ737に惑星べジータで誕生の後、地球に送り込まれたが不時着、孫悟飯に拾われて育つ。
サイヤ人の特性で、月を見ると巨大な猿に変化する。
「西遊記」に共通して登場する人物、モノ
- 如意棒
- 觔斗雲
- 金角と銀角、瓢箪
- 芭蕉扇
- 牛魔王