濱口富士雄

濱口 富士雄（はまぐち ふじお、1949年 - ）は日本の漢文学者。2006年現在、群馬県立女子大学教授。漢和辞典『全訳 漢辞海』（三省堂）の編者の一員でもある。

略歴

• 1949年、東京都江東区にて誕生
• 1965年、江東区立深川第三中学校を卒業
• 1968年、東京都立両国高等学校を卒業
• 1973年、大東文化大学文学部中国文学科を特待生として卒業
• 1975年、東京教育大学（現：筑波大学）大学院文学研究科中国古典学専攻修士課程を修了
• 1978年、大東文化大学大学院文学研究科中国学専攻博士課程を修了
• 1980年、長野短期大学専任講師に就任
• 1981年、秋田大学専任講師に転任
• 1983年、同大学助教授に昇格
• 1996年、群馬県立女子大学教授に転任

受賞歴

• 1983年、「王念孫における訓詁の意義」により第2回東方学会賞受賞

著作一覧

• 清代考拠学の思想史的研究（国書刊行会、文学博士論文、1994年）
• 漢文語法の基礎（東豊書店、2004年）ほか

共著・編集

• 三省堂セレクト漢和辞典（三省堂編修所編、1988年）
• 全訳 漢辞海（三省堂、第2版2006年）、大活字版もある。

翻訳

• 射経（明徳出版社、1979年）

外部リンク

• 群馬女子大学＞大学案内＞教員総覧＞濱口富士雄