武道館
武道を行うための競技場
概要
第二次世界大戦以前は剣道や柔道等の武道の練習や試合は一般的に学校や寺の講堂や町の道場などで行われていたが、戦後の東京オリンピックに合わせ柔道競技の会場として日本武道館が造られた頃から、地方自治体によって教育施設として全国各地に造られた公設の道場の多くが「武道館」と名付けられ普及していったとものと思われる。
主道場の床はフローリングのものが多く、柔道等の場合は畳を敷き詰めて使用する。床の形状は長方形、正方形から八角形もある。また、日本武道館や都道府県立の武道館は国体やインターハイといった全国規模の会場の一つとして造られ、天井が高く収容人数が2000人以上であることから、各種室内競技にくわえイベント会場やコンサートホールとしても使用されている。施設によって用途は様々であるが、実際は多目的ホールとなっており、体育館の一種にも数えられている。