イワウメ
イワウメ(岩梅、学名:Diapensia lapponica L. var. obovata Fr.Schm.)は、イワウメ科イワウメ属の常緑の小低木。高山植物。別名はフキヅメソウ、スケロクイチヤク
イワウメ | |||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
イワウメ(北海道大雪山、2005年7月)
| |||||||||||||||||||||
分類 | |||||||||||||||||||||
| |||||||||||||||||||||
学名 | |||||||||||||||||||||
Diapensia lapponica L. var. obovata Fr. Schm. | |||||||||||||||||||||
和名 | |||||||||||||||||||||
イワウメ(岩梅) |
形態
本州中部以北から北海道にかけての高山帯の岩礫地や岩壁に張り付くように生える。枝は横に這い、厚い革質の葉が密生するためクッション状となり、一見しただけでは木本とは思えない。葉は倒卵状のくさび形で長さ1cm前後、幅4mm前後。花は乳黄白色でまれに淡紅色を帯び、7〜8月に枝先から伸びた長さ2cmほどの花柄上に1個つく。合弁花であるが、平開する花冠が直径1.5cmと小さい上に5中裂するため、花弁が5枚あるように見える。雄蘂は5個で萼は5裂する。