ロジャー・ウィッカー
ロジャー・フレデリック・ウィッカー(Roger Frederick Wicker、1957年7月5日 - )は、ミシシッピー州・ポントトック出身の米国の政治家、軍人で、現在は上院議員。所属政党は共和党。宗教は南部バプティスト。ゲイル夫人との間に3人の子供がいる。
ロジャー・ウィッカー Roger Frederick Wicker | |
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生年月日 | 1951年7月5日(73歳) |
出生地 | ポントトック |
出身校 | ミシシッピー大学 |
所属政党 | 共和党 |
配偶者 | ゲイル・ウィッカー |
選挙区 | ミシシッピー州 |
当選回数 | 2回 |
在任期間 | 2007年12月31日 - |
選挙区 | ミシシッピー州第1選挙区 |
当選回数 | 7回 |
在任期間 | 1995年1月4日 - 2007年12月31日 |
概要
長じて、地元のミシシッピー大学を卒業後、軍務に就き米国空軍に所属、1980年までつとめる(予備役としては2004年まで籍を置く)。階級は中佐。その後は政治の世界に身を投じ、1986年には地元・ミシシッピー州の州上院選に出馬。無事、当選を果たす。1994年にはニュート・ギングリッチが掲げた保守革命・アメリカとの契約に賛同、同年11月の中間選挙にミシシッピー第1区から出馬、見事当選を果たし通産7期つとめる。2007年暮れには、重鎮のトレント・ロット上院議員が突如議員辞職を表明、それに伴いウィッカーはハーリー・バーバー州知事から後任の上院議員に指名される(同州の州法では現職議員の辞職後は、補欠選挙まで州知事が後任人事を指名できる)。2008年アメリカ合衆国大統領選挙と同時実施された補欠選挙で、ウィッカーは55%の得票を得、再選を果たす。補選は終盤までウィッカーやや優位で一進一退の攻防が繰り広げられていたが、最後の1週間で差を10ポイントに広げそのまま逃げ切った。同年の選挙で共和党議員の多くは苦戦を強いられたが、その中でウィッカーの勝利は数少ない好材料といえる。