ニドキング
ニドキングは、ポケットモンスターシリーズに登場する1025種の架空のキャラクター(モンスター)のうちの一種である。
ニドキング | |
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基礎データ | |
英語名 | Nidoking |
進化体系 | 2進化ポケモン |
進化前 | ニドリーノ |
進化後 | なし |
世代 | 第1世代 |
ポケモン学 | |
分類 | ドリルポケモン |
タイプ | どく / じめん |
高さ | 1.4m |
重さ | 62.0kg |
特性 | どくのトゲ/とうそうしん |
特徴
ニドリーノの進化形。進化に伴い二足歩行するようになる。毒をもつ角も一段と長くなった。背中には毒のトゲが約6~8本生えている。
鋼のように頑強な皮膚と、太く逞しい手足や尻尾を生かした力強い闘い方を得意とする。尻尾を巻きつけたまま締め付け、相手の背骨をも簡単にへし折ってしまうほどの力を持つ。
名称
このポケモンの体を覆う「針」は英語で"needle"(ニードル)である。ニドラン♂の最終進化形ゆえか「王」を意味する"king"(キング)が名前に付く。
英語・フランス語・ドイツ語ではいずれも日本語と同じ"Nidoking"、韓国語でも殆ど同じ「니드킹」(Nideuking)、中国語では「尼多王」(普通語/漢語ピンイン:Níduōwáng、広東語/改Yale式:Nei4do1wong4)といい、音訳と意訳を組み合わせている。
ゲームでのニドキング
ニドリーノにアイテム「つきのいし」を使用することで進化する。とても甲高い声で鳴く。
能力は対なるニドクインと比べて「こうげき」と「とくこう」「すばやさ」が高く、「ぼうぎょ」「とくぼう」が低い。ただし、ストーリー序盤で手に入るポケモンの進化系という事もあってずば抜けて高い能力値がなく、総合的な強さは平均クラスである。
ニドクインと同様に、自力で覚える技は少ないがわざマシンで多くの技を習得出来る。タイプ一致の「じしん」や「ヘドロばくだん」を始め、「シャドーボール」「10まんボルト」「れいとうビーム」「かえんほうしゃ」「なみのり」など覚えさせる技には事欠かず、自力でも高威力の「メガホーン」を覚える。能力は前述のように突出してはいないが、こうげき・とくこうとも高く、攻撃役として優秀である。
『ダイヤモンド・パール』からは攻撃技が更に増え、物理技の「どくづき」「ふいうち」、特殊技の「だいちのちから」「きあいだま」が追加された。プラチナからは「アクアテール」「げきりん」などを教え技で覚えるようになり、『ハートゴールド・ソウルシルバー』ではタマゴ技で「もろはのずつき」を習得。シリーズを追う毎に強さに磨きがかかっている。
『赤・緑・青』では、目が大きく身体も太い感じであったが、『ピカチュウ』以降は身体がスマートになり、目つきも変わっている。ポケモンスタジアムと、ポケモンスタジアム2でその違いがよく分かる。
ニンテンドウカップ99では、優勝者が同大会でじめんタイプとして主流だったサンドパンを取らず、ニドキングを使用した。サンドパンよりも高い「すばやさ」から先手でタイプ一致の「じしん」を繰り出し、猛威をふるった。
アニメでのニドキング
シゲルの手持ちポケモンとして登場。オーキド・シゲル#無印編から登場したポケモンを参照。
オレンジ諸島のピンカン島ではピンクのニドラン♂♀と父親のピンクのニドキングが登場した。
『ポケットモンスタークリスタル ライコウ雷の伝説』のOPではゲーム版金銀のライバルらしき人物の手持ちとして登場、数秒間バクフーンと対峙する様子が描かれた。
『アドバンスジェネレーション』第72話「タッグバトル! サトシVSハルカ!?」では、オスカーのポケモンとして登場。サトシやハルカ、およびロケット団とのバトルで活躍。相方のアンドリューのニドクインとのコンビネーションで勝負を決めた。
『ダイヤモンド&パール』(以下DP)ではシンジの手持ちポケモンとして登場。シンジ (アニメポケットモンスター)#シンジのポケモンを参照。
ポケモンカードでのニドキング
映画でのニドキング
『劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲』では、シゲルのポケモンとして登場。ウインディと共に鎧をまとったミュウツーに立ち向かうが、エスパー技により行動不能になるシーンがあった。また、『劇場版ポケットモンスター セレビィ 時を超えた遭遇』では、野生個体が数多く出ていた。
その他におけるニドキング
漫画『ポケットモンスターSPECIAL』では第21話で初登場。サファリゾーンでニドクインをめぐって2体が戦っていたが、レッドの投げたモンスターボールがニドクインを捕獲してしまい、その結果激怒した1体がいかだを破壊、レッドを遭難させてしまう羽目に。紆余曲折あり、このときの2体を含め何頭か入手。サイズは明らかに図鑑と異なり、少なくとも4メートル以上はありそうな巨体で描かれている。その後サカキの手持ちも登場、「じしん」を繰り出しジムを崩壊させたが、その後の戦闘には参加しなかった。