ネイト・ロビンソン
ネイト・ロビンソン(Nate Robinson)ことナサニエル・コーネリアス・ロビンソン(Nathaniel Cornelius Robinson, 1984年5月31日 - )は、アメリカ合衆国のバスケットボール選手。北米プロバスケットボールリーグNBAのオクラホマシティ・サンダーに所属している。公称身長175cm、体重82kg。ポジションはポイントガード。ワシントン州シアトル出身。
オクラホマシティ・サンダー No.5 | |
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ポジション | PG |
基本情報 | |
英語 | Nathaniel Cornelius Robinson |
国籍 | アメリカ合衆国 |
生年月日 | 1984年5月31日(40歳) |
出身地 | ワシントン州シアトル |
身長 | 175cm (5 ft 9 in) |
体重 | 82kg (181 lb) |
キャリア情報 | |
ドラフト | 2005年 21位 |
選手経歴 | |
2005-2010 2010-2011 2011- |
ニューヨーク・ニックス ボストン・セルティックス オクラホマシティ・サンダー |
Stats Basketball-Reference.com | |
経歴
ワシントン大学では主にシューティングガードとしてプレイし、2005年のNCAAトーナメントではチームのスウィート16(ベスト16)進出に貢献し、自身は2年連続でパシフィック・テン・カンファレンスのファーストチーム入りを果たした。
2005年のNBAドラフトでフェニックス・サンズから1巡目21位指名を受け、直後にニューヨーク・ニックスにトレードされた。NBAではリーグでも特に低身長であるため、ミスマッチを避けるために控え選手としてプレイし、抜群の身体能力を武器にスコアラーとして活躍している。
垂直飛びは90.2cm[1]を記録し、2006年のスラムダンクコンテストでは元NBA選手で元スラムダンク王のスパッド・ウェブ(168cm)を飛び越えてダンクを決めて優勝を果たした。また2006年11月20日のヒューストン・ロケッツ戦ではリーグ最長身のプレイヤーである姚明(ヤオミン)(229cm)のダンクをブロックするという離れ業をやってのけた(身長差は50cm以上である)。2005年にはチームメイトのジェローム・ジェームス(チーム最長身のプレイヤー)と諍いを起こし、2006年12月16日のデンバー・ナゲッツとの乱闘騒ぎでは、乱闘に参加した主要メンバーの1人として10試合の出場停止処分を受けるなど、プレイでもプレイ以外でも話題が絶えない。
2010年2月、マーカス・ランドリーと共に、エディ・ハウス、J.R・ギデンス、ビル・ウォーカー、そして年度未定の条件付きドラフト2巡指名権と交換で、ボストン・セルティックスへ移籍した。 プレーオフでは控えPGとして活躍を見せ、特にイースタン・カンファレンス決勝第6戦では 第2Qだけで13ptを取りチームを勝利に導く活躍を見せた。 この活躍を報道陣に聞かれロビンソンは「ドックのおかげだ」と語り ドック・リバースHCから「気持ちを持ち続けるんだ。そのうち、君のおかげで試合に勝つときが必ずくるから」 との言葉に耳を傾き続けたからだ、と答えた。[2]
2011年2月24日、ケンドリック・パーキンスと共に、ネイナド・クリスティッチ、ジェフ・グリーンとの大型トレードに伴い、オクラホマシティ・サンダーへ移籍。
プレイスタイル
アスリート一般レベルで見ても小柄な体格ながら、攻撃的なスタイルを得意とする。ポイントガードでありながらそのスタイルは完全にシューティングガードである。スラムダンクコンテストを3度制する超人的な身体能力を秘め、ビッグマン相手に果敢にアタックをしかける強気な性格が売り。 また、幼いころからトレーニングを積んでおり、14歳のときにダンクに成功した。
脚注
- ^ 2004年プレドラフトキャンプ時の測定
- ^ 宮地陽子 (2010年6月4日). “【NBA】ファイナルの視点〜リバースvs.ジャクソンの名将采配に注目せよ。”. Sportiva 2011年2月14日閲覧。