カーク・ハインリック

アメリカのバスケットボール選手 (1981 - )

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カーク・ハインリックKirk Hinrich,1981年1月2日 - )は、アメリカ合衆国アイオワ州スーシティー出身のバスケットボール選手。アメリカプロバスケットボールリーグNBAアトランタ・ホークスに所属している。ポジションはガード。タフなディフェンスと長距離シュートが武器。愛称はその高いキャプテンシーから「キャプテン・カーク」(スター・トレックシリーズ登場人物のジェームズ・カークと掛けている)と呼ばれる。

カーク・ハインリック
Kirk Hinrich
アトランタ・ホークス  No.12
ポジション ポイントガード
基本情報
愛称 キャプテン・カーク
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
生年月日 (1981-01-02) 1981年1月2日(43歳)
出身地 アイオワ州
身長 191cm (6 ft 3 in)
体重 93kg (205 lb)
キャリア情報
ドラフト 2003年 7位
Stats ウィキデータを編集 Basketball-Reference.com
Stats ウィキデータを編集 NBA.com 選手情報 NBA.Rakuten

経歴

学生時代

大学はカンザス大学に進学。NCAAビッグ12に所属するカンザス大では、1年生のときからアシストを量産するなどして活躍した。翌年は成績も上昇し、年間アシスト数は、既に国内8位の成績を誇った。また、Big 12の年間優秀チームの2ndチームにも選出された。3年生のときにはチームがファイナル・フォー(ベスト4)に進出した。

NBA

カンザス大学卒業後、NBAドラフトでブルズから全体7位指名を受けNBA入り。新人ながらチームの司令塔としてプレー。1試合平均12.0得点、6.8アシスト、3ポイントシュート成功率39.0%を記録し、オールルーキーファーストチーム(その年に活躍した5人の新人選手)に選出された。

翌04-05シーズンには新加入のベン・ゴードンルオル・デンらと共にブルズをプレーオフに導く。ファーストラウンドでワシントン・ウィザーズに敗れたものの、チームはハインリックを中心に大きな前進を果たした。

続く05-06シーズンにはチームの連敗が重なり、プレーオフ進出は一時絶望視されたが、ステップアップしたアンドレ・ノシオーニらの活躍もあり、滑り込みで2年連続にプレーオフ進出を果たした。

2006年に日本で行なわれたバスケットボール世界選手権のアメリカ代表となり、何試合かは先発出場も果たし、銅メダルを獲得した。

06-07シーズンはシュート力が向上。FG成功率、3P成功率が共に上昇、チームの勝ち星も50勝まで伸び、翌07-08シーズンには更なる飛躍が期待されたが、シーズン序盤から不振に陥ってしまい、シーズン毎に上昇していた成績は初めて後退し、チームもプレーオフ進出を逃した。

2011年2月23日、マイク・ビビーとの交換トレードに伴い、アトランタ・ホークスへ移籍。

プレイスタイル

大学時代はシューティングガードを専門にしていただけあり、高得点を記録できるオフェンス能力を携えている。毎年、コンスタントに100本以上の成功数を誇る3Pシュートのような長距離シュートも得意とする。彼がNBA入りする前年、新人として好成績を残していたポイントガードジェイ・ウィリアムスがバイク事故によって戦線離脱。ブルズに指名された後、ポイントガードにコンバートされた。大学時代は通算で平均4.7アシストだったが、ブルズ加入後はキャリア平均6アシスト以上を記録している。今日でも主にポイントガードをこなすが、状況に応じてポジションを使い分ける器用さを持ち合わす(ガードポジションを2つこなすことができるコンボガードCombo guard)である)。近年は司令塔として、またチームリーダーの1人として期待が掛かっている。

外部リンク

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