固体ロケットブースター

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固体ロケットブースタ(Solid Rocket Booster、SRB)は、ロケットの打ち上げ時に必要な推力を得るために、外部に配置される固体燃料式ロケットである。固体ロケットブースターを持つロケットとして、日本のH-IIAロケットSRB-A)、ヨーロッパのアリアン5、アメリカのアトラスV(オプションとしてSRBを追加可能)、スペースシャトルなどがある。

多くはロケット本体を取り囲むように配置され、打ち上げ時に点火する。燃焼が済むと、無駄な質量になるため、空中で切り離されるものが多い。 役目を終えたブースタを海上へ落下させ回収し、整備後に再利用される場合もある。

例えばSRBを持たないアリアン4のAR40が静止トランスファ軌道までのペイロード2175Kgに対し、4基のSRBを追加したAR44Pでは3465Kgまで向上している。

固体燃料ロケットは、安価ではあるが、万が一誤って点火した場合は打つ手がない。一例として2003年8月22日ブラジルでロケットの爆発事故があり21人が死亡した[1]

脚注

関連項目