音楽プロデューサー

アーティストの音楽の録音を監督・管理する人

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音楽プロデューサー(おんがくプロデューサー)とはCD、コンサートなど、ひとまとまりの企画のなかで音楽面全般を受け持つ役割。
ジャンルやスタイルによって要求されるものが大きく異なるため、プロデューサー毎に専門の分野があるのが一般的である。

自分自身が歌手ミュージシャンである必要はない。たとえば、レコード会社(CD会社)や芸能プロダクションの人間であることが、むしろ一般的である。また、CD制作の場合には、ミュージシャン本人がプロデューサーを兼ねる場合(共同プロデューサー(コ・プロデューサー)となる場合)もある。

仕事としては、プロデュースの対象であるアーティストについて、

  1. 総合的に、どのようなイメージを与え、売り出していくか。プロモーションをどうするか、コンサートやイヴェントなどをどうするか。服装をどうするか、出演すべきテレビ番組をどれにするか。CDに関連して、プロモーション・ビデオ、ポスター等をどうするか。
  2. 音楽的に、どのような傾向の作品を歌うのか、それに伴い、作詞家および作曲家を誰にするか。
  3. 実際のCD制作に際して、編曲家スタジオ・ミュージシャンを誰にするか。
  4. レコーディング時に、スタジオの日程を含めて、スタジオ・ミュージシャンをどう調整するか。

などである。

なお、サウンド・プロデューサーと呼ばれる場合もあるが、その場合には、上記のうち、主として、(第2点および)第3点(サウンド・プロデュース)のみを行う場合が多く、自身が、編曲家を兼ねることも多い。
サウンド・プロデューサーがいる場合には、CD制作の他の面をプロデュースするプロデューサーが別途存在することが多く、そのようなプロデューサーは、エクゼキューティブ・プロデューサーとも呼ばれる。

主要なプロデューサー(日本)

関連項目