冨原芳彰

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冨原芳彰(ふはら よしあき、1921年―1988年1月)は、英文学者、筑波大学名誉教授。 東京文理科大学英文科卒、兵役ののち、研究社入社、『英語青年』の編集にあたる。一橋大学助教授、筑波大学教授、1979-80年日本英文学会会長。85年定年退官、大妻女子大学教授。在職中に死去。 シェイクスピアが専門、福原麟太郎に師事した。しばしば富原芳彰と表記される。

著書

  • シェイクスピア入門 研究社出版 1955 (研究社英米文学語学選書)
  • 英語ものしり読本 研究社 1956 (基礎英語シリーズ
  • 英米の歴史と文学の話 英語を学ぶ人のために 文建書房 1956
  • 英文の読み方 垂水書房 1958 (英語上達シリーズ
  • 英文を読むということ 垂水書房 1961 (英米文学語学選書
  • シェイクスピア試論 とくに悲劇について 研究社出版 1962
  • シェイクスピア試論 とくに悲劇について 続 研究社出版 1968
  • シェイクスピアを考える 大修館書店 1973
  • シェイクスピア 四大悲劇 英潮社出版 1977.7 (講座・イギリス文学作品論
  • 基本英語百科辞典 研究社辞書部 1964

翻訳

  • 東洋の理想 岡倉天心 現代日本文学全集 筑摩書房、1958
  • ヴィーナスとアドーニス / シェイクスピア アポロン社 1958
  • タイタス・アンドロニカス シェイクスピア 世界古典文学全集 第43巻 筑摩書房 1966
  • 詩の弁護 フィリップ・シドニー 研究社出版 1968 (英米文芸論双書
  • 批評の方法 1 現代文学批評 スタンレー・ハイマン 川口喬一共訳 大修館書房 1974

記念論集

  • 文学の受容 現代批評の戦略 研究社出版 1985.5

参考

  • 故冨原芳彰先生略歴 (冨原芳彰先生追悼号) 大妻女子大学英文学会「Otsuma review」1988-6