大仲清治

日本の元プロ野球選手・元俳優

これはこのページの過去の版です。あるふぁるふぁ (会話 | 投稿記録) による 2011年12月31日 (土) 11:59個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (→‎人物: typo)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

大仲清治おおなか せいじ1934年 - )は、奈良県出身の元プロ野球選手、元俳優

人物

高校卒業後に阪急ブレーブス(現・オリックスバファローズ)に入団しプロ野球選手となるが、1954年に退団し手塚勝巳が設立した東宝の野球部に移籍する。

その後宝塚映画での俳優活動をきっかけに東宝専属となり、以降ジャンルを問わず数多くの映画に出演している。

怪獣島の決戦 ゴジラの息子』では、183㎝の長身からミニラと共演するシーンでのゴジラのスーツアクターとして抜擢される。しかし撮影の合間キャッチボールをしていた際にボールを拾おうとしてマンホールに指を挟んで怪我をしてしまい、ゴジラ役を降板。急遽関田裕が代役として起用されたというエピソードがある。

普段から「俺は野球のために東宝に来たから、役者はあんまり向いていない」と言っており、専属俳優制度が危うくなった際には真っ先に東宝系列のボーリング場への異動願を提出し、俳優を引退した。その後「みんなも大仲を見習ってほしい」という上層部の声や異動先で係長に出世した大仲の姿を見て、異動を決意した俳優も多かったという。

主な出演作品

参考文献

  • 『怪獣人生 元祖ゴジラ俳優・中島春雄』(洋泉社・2010年)
  • 『映画論叢』第26号(国書刊行会・2010年)

外部リンク