地井武男
地井 武男(ちい たけお、本名:同じ、1942年5月5日 - 2012年6月29日)は、日本の俳優・タレント。千葉県八日市場市(現:匝瑳市)出身。身長170cm。体重63kg。株式会社サイプロダクション所属。
ちい たけお 地井 武男 | |
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本名 | 地井 武男(ちい たけお) |
生年月日 | 1942年5月5日 |
没年月日 | 2012年6月29日(70歳没) |
出生地 | 日本・千葉県八日市場市(現:匝瑳市) |
死没地 | 日本・東京都港区 |
血液型 | B型 |
職業 | 俳優・タレント |
ジャンル | 映画・テレビドラマ・CM・バラエティ番組・紀行番組・ラジオパーソナリティ |
活動期間 | 1967年 - 2012年 |
活動内容 | 俳優・タレント |
主な作品 | |
『北の国から』シリーズ 『太陽にほえろ!』シリーズ 『時間ですよ』シリーズ 『ちい散歩』 |
来歴・人物
所属事務所
俳優座 → どりいみい7 → 沢井プロダクション → (株)サイプロダクション
生涯
千葉県匝瑳郡八日市場町(現:匝瑳市)に8人兄弟の末っ子として生まれる。千葉県立匝瑳高等学校卒業後、俳優座養成所へ第15期生として入所。同期には原田芳雄、林隆三、太地喜和子、赤座美代子、前田吟、夏八木勲、高橋長英、竜崎勝、秋野太作、栗原小巻、小野武彦、村井国夫、三田和代など錚々たるメンバーがいる。
養成所卒業後は串田和美、吉田日出子らと創立メンバーとしてオンシアター自由劇場でも活躍した。
その後は主にテレビ・映画で活躍。岡本喜八監督『斬る』で映画デビューし、1970年には武田敦監督『沖縄』で映画初主演。以降、脇役、悪役からマイホームパパまで、幅広い役柄を演じ総合俳優として活躍。特に活動歴の前半には、岡本喜八、山本薩夫、今井正らの巨匠による社会派・戦争大作と、日活ニューアクション系の流れを汲む不良性感度の高い作品群が並行しており、その役柄の幅広さを反映している。やがてタレントとしても活躍、バラエティ番組やCMにも出演するようになり、広い世代から認知されていた。
元女優の真木沙織(本名:地井佐和子)と1974年に結婚、その後1女を儲ける。真木は2001年6月乳癌で他界。3年後の2004年2月に元モデルの女性と再婚した[1]。再婚に関しては、生前の真木が助言をしていたことによる[2]。
1995年末には狭心症を患い、仕事先の北海道札幌市の病院に1か月ほど入院していた。それ以来、後述する闘病生活まで大病はなかった[3]が、これがきっかけとなり、健康に気を遣うようになり、また再婚を機にタバコもやめた[3]。
最期
2012年1月30日、地井は視野が狭くなったため緊急入院し、精密検査を受けたことがわかった[1][4]。その後、目の具合はよくなったものの、検査で心臓疾患が判明し、医師から「無理をすれば心不全を引き起こす可能性がある」と診断された。地井は大事を取って芸能活動を休止、治療・療養に専念し、体調を見て復帰時期を決めると発表した[5]。2月15日、当面休養するにあたり、関係者らに以下のコメントを寄せた[6]。
関係者の皆様へ このたびは、皆様にご心配をおかけいたしております。本日、心不全精査および治療を要すとの診断が下り、しばらくの間治療に専念したく、お休みさせて頂くことに致しました。ご迷惑をおかけし、心からお詫び申し上げます。 — 地井武男
地井は療養に専念するため、出演していたレギュラー番組『ちい散歩』(テレビ朝日)『音楽旅行』(文化放送)『和風総本家』(テレビ大阪)を降板した[7]。
『ちい散歩』は同年2月29日放送分以降、これまでの放送分から厳選・再編集した名場面集を放送していた[8]が、療養長期化のため70歳の誕生日の前日である5月4日を最後に終了した[7]。[9]最終回では地井本人直筆によるお礼のメッセージが読み上げられた。『音楽旅行』では3月以降、布施博(俳優)ら役者仲間や共演者らが月替わりでピンチヒッターを務め継続[10][11]。
2012年6月29日午前7時5分、東京都港区の病院にて心不全のため死去。享年71(満70歳没)。[12][13]。地井は6月以降、入退院を繰り返していた[12]。入院中も病室でストレッチをしたり、家族や事務所関係者らと談笑するなど、元気そうな様子であった[2]。
なお、テレビ朝日「土曜ワイド劇場」で2012年秋に放映予定だったスペシャルドラマ『大崎郁三の事件散歩』が遺作となり、6月30日に地井の追悼番組として繰り上げて放送された[14][15](ドラマ撮影は2011年12月に済ませていた)。また、同日午前中、晩年のライフワークとして取り組んできた『ちい散歩』の追悼特別番組『追悼特別番組 ちい散歩 ありがとう!地井さん 6年間 3,227,000歩の軌跡』が関東ローカルで放送された。
地井の訃報に際し、俳優座の同期である前田吟、林隆三、小野武彦[16]のほか、田中邦衛、左とん平、萬田久子らも続々とその死を悼んだ[17][18][19]。また、地井から番組を引き継いだ加山雄三は「彼とは5年も一緒に時代劇をやっていたので、彼が体調をくずして散歩を続けられないと聞いた時、いずれ彼が戻ってくるまで、僕に出来ることなら頑張ってみようと、番組をお引き受けしました。ゆっくり静養してもらおうと思っていたのに、まさかこんなことになるとは…大変ショックです」[19]と話した。
通夜と葬儀・告別式は近親者のみで行われた[20]。なお、8月6日に「お別れの会」が東京・青山葬儀所にて開かれる予定[21]。
逸話
- 生家は青果業を営んでいたため、武男も手伝いで秋葉原駅前の神田青果市場へ買い付けへ行くことがあった。自宅にテニスコートがあったことから練習に励み、高校時代はソフトテニス部で活躍し、インターハイにも出場経験がある。
- 趣味はゴルフと絵画。特に絵画は美術展に出展するほどの腕前[3]で、『ちい散歩』(テレビ朝日)では毎回、散歩の終わりに絵手紙を綴っていた。
- 蕎麦が大好き。「そばは芸能界でベスト3といわれるくらい好き」(本人談)。
- 『ビートたけしの作り方』(フジテレビ系)などでコントにも出演していたが、オチの後にアドリブで続けようとし、たけしにダメだしされることが何度かあった。
- 『太陽にほえろ!』で、刑事役と犯人役[22]を演じた俳優であり、刑事役でレギュラー出演が決まった際の記者会見でボスの石原裕次郎から過去に犯人役で出演していたことを明らかにされた(女優の奈良岡朋子も刑事役と犯人役を演じている)。ちなみに地井が犯人役を務めたエピソードは現在作品リストからは完全に除外され欠番扱いとなっている[23]。
- 青木宏之の元で空手の猛稽古をしていた。
- プロ野球・元巨人軍投手の城之内邦雄と親戚関係(地井の姉が城之内の兄の妻)にあり[24]、かつて城之内邦雄邸に居候していたことがある(『ちい散歩』より、本人談)。地井が城之内邸に居候していた理由は、城之内邸が空き巣に入られる事件があったためである[24]。しかし、地井本人は晩年に東北楽天ゴールデンイーグルスのファンになった[25]。
- 「チイチイ」という愛称は、ダウンタウン司会の新春特番『ダウンタウンのハッピーニューイヤーンバカーン』(日本テレビ)での罰ゲームにてパンダの着ぐるみを着て喫茶店に入店し、その際店内の呼び出し放送で「パンダのチイチイ様」と呼ばれたことがきっかけ。別シーンではシイタケの着ぐるみの格好で喫茶店に来店。店に地井宛ての電話がかかり、店員から「お客様のお呼び出しを致します。しいたけお様、いらっしゃいましたら…」と呼ばれるシーンが小型カメラで隠し撮りされていた。
- 『ろみひー』(中京テレビ)出演時、『北の国から』で共演した田中邦衛から「『チイチイ』と呼ばれてるんだって?」と、電話がかかってきたと語る。田中の出身地:岐阜県の言葉で『チイチイ』とは、主に幼児が小用を足す際に、付き添う大人が幼児の尿意を誘う際に使われる言葉であるため、事情があまり掴めていなかった田中が地井の事を心配したらしい。と、地井が語っていた。
- 『北の国から2002・遺言』で、地井演じる「中畑和夫」が田中邦衛演じる「黒板五郎」に対し、妻がガンにより余命宣告を受けたことを打ち明けるシーンがある。実はこの数ヶ月前に、地井は実際に妻をガンにより失っている。シーンの撮影中地井は、亡くなった妻のことが脳裏から離れず、大量の涙と鼻水を垂れ流しながらの文字通り「迫真の」演技となった。
- 信心深い性格で『ちい散歩』(テレビ朝日)では神社や寺があると必ず寄り、帽子を脱いで拝んでいく姿が知られていた。
- 大のブランコ好きで『ちい散歩』収録中でも見つけると必ず試し乗りし、同様に油揚げ・はんぺん・豆腐にも目がなく豆腐屋を見掛けると必ず立ち寄るほどであった。
- 地元匝瑳市の観光大使を2010年から務めていた[26]。また、毎年8月の八重垣神社祇園祭が行われる際には必ず帰省し、祭りに参加することでも有名で、その模様は『ちい散歩』でも見る事が出来た。同年9月25日に行われたゆめ半島千葉国体開会式(千葉マリンスタジアム(現・QVCマリンフィールド))にも参加した。なお、国体では地元から有志930人が参加し、天皇・皇后両陛下が見守られる中、地井が拍子木で合図を出し、お囃子を披露した[27][28]。
- 没後の2012年7月10日から16日まで、地井が『ちい散歩』で描いた絵手紙563枚を展示した『ちい散歩 地井さんが描いた563枚の絵手紙展』が銀座三越で開催された[3]。
出演作品
映画
- 斬る(1968年、東宝) - 吉田弥平次
- 沖縄 (1970年) - 島袋三郎
- 非行少年 若者の砦(1970年、日活) - 斥候
- 反逆のメロディー(1970年、日活) - 星野
- 野良猫ロック ワイルドジャンボ(1970年、日活) - タキ
- 戦争と人間 第一部 運命の序曲(1970年、日活) - 徐在林
- 大幹部 ケリをつけろ(1970年、日活) - 中里
- 新宿アウトロー ぶっ飛ばせ(1970年、日活) - カモメ
- 野良猫ロック 暴走集団'71(1971年、日活) - 隆明
- 戦争と人間 第二部 愛と悲しみの山河(1971年、日活) - 徐在林
- 激動の昭和史 沖縄決戦(1971年、東宝) - 小倉曹長
- 八月の濡れた砂(1971年、日活) - 井手
- 不良番長 手八丁口八丁(1971年、東映) - サッポロ
- 不良番長 突撃一番(1971年、東映) - モグラ
- 蜘蛛の湯女(1971年、大映東京) - 寅蔵
- ギャング対ギャング 赤と黒のブルース(1972年、東映) - 染井弟
- 現代やくざ 人斬り与太(1972年、東映) - 鉄男
- どぶ川学級(1972年) - 桑山
- 海軍特別年少兵(1972年、東宝) - 工藤上曹 『毎日映画コンクール』男優演技賞
- エロスの誘惑(1972年、日活)
- ゴキブリ刑事(1973年、東宝 / 石原プロ) - 武井刑事
- 修羅雪姫(1973年、東宝) - 正景徳市
- 濡れた荒野を走れ(1973年、日活)- 原田五郎
- 放課後(1973年、東宝) - 北沢研二
- 日本沈没(1973年、東宝) - ヘリコプター操縦士
- 必殺仕掛人 春雪仕掛針(1974年、松竹) - 定六
- 炎の肖像(1974年、日活) - 星野正弘
- ともだち(1974年、日活児童映画) - 戸山先生
- 阿寒に果つ(1975年、東宝)- 殿村知之
- 港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ(1975年、松竹) - 高野明
- 新仁義なき戦い 組長最後の日(1976年、東映) - 寒川松蔵
- 沖縄やくざ戦争(1976年、東映) - 石川隆信
- 犬神家の一族(1976年、東宝 / 角川春樹事務所) - 犬神佐武
- 青春の殺人者(1976年、ATG) - 日高徹
- 広島仁義 人質奪回作戦(1976年、東映) - 柏木保
- 新宿酔いどれ番地 人斬り鉄(1977年、東映) - 柳田組幹部・竹内
- やくざ戦争 日本の首領(1977年、東映) - 大阪府警・川端四課係長
- 新女囚さそり 特殊房X(1977年、東映) - 梶木一郎
- 人間の証明(1977年、東映) - 草場刑事
- 愛の嵐の中で(1978年、東宝) - 三村
- 聖職の碑(1978年、東宝) - 征矢隆得
- 黄金の犬(1979年、大映) - 田沼良一
- あゝ野麦峠(1979年、東宝) - 政井辰次郎
- 天使のはらわた 名美(1979年、にっかつ) - 村木哲郎
- トラック野郎 熱風5000キロ(1979年、東映) - ノサップ
- 遥かなる走路(1980年、松竹) - 菅 隆俊
- 月光仮面(1981年、日本ヘラルド映画) - 黒木公明
- 男はつらいよ 寅次郎紙風船(1981年、松竹) - 小田島健吉
- ひめゆりの塔(1982年、東宝) - 石井曹長
- 『ビー・バップ・ハイスクール』シリーズ(1985年 - 1988年、東映) - 鬼島 ※全6作
- ボクが病気になった理由(1990年、アルゴプロジェクト) - 田中益男
- カンバック(1990年、松竹) - 清次
- ロード(1996年、『ロード』製作委員会)
テレビドラマ
- 七人の刑事 第256話「二人だけの銀座」(1967年、TBS)
- レモンのような女 第6話「そばとオハジキ」(1967年、TBS / 国際放映)
- 太陽野郎(1967年 - 1968年、NTV / 東宝) - 犬丸万平
- 四回戦ボーイ(1968年、NHK)
- われら弁護士 第10話「逃げた英雄」(1968年、NTV)
- 五人の野武士 第22話「陰謀」(1969年、NTV / 三船プロ) - 若尾春彦
- ザ・ガードマン 第211話「ヘリコプター強盗団」(1969年、TBS / 大映テレビ室)
- プロフェッショナル(1969年 - 1970年、TBS) - 吉田
- 大江戸捜査網 第6話「火の海からの脱出」(1970年、12ch / 日活) - 筑波
- ただいま同居中 第8話「人馬は進む」(1970年、TBS / 大映) - 今井大助
- ポーラテレビ小説 (TBS)
- 大忠臣蔵(1971年、NET / 三船プロ) - 皆川庄六
- おらんだ左近事件帖 第17話「お祭り安吉」(1972年、CX / 東宝) - 平三
- キイハンター 第230話「殺し屋グラマー大行進!」(1972年、TBS / 東映)
- シークレット部隊 第22話「危機一髪! 馬泥棒一家」(1972年、TBS / 大映テレビ) - 滝田
- 荒野の素浪人 第1シリーズ 第45話「死闘 傷だらけの駒木峠」(1972年、NET / 三船プロ) - 市来新兵衛
- 太陽にほえろ!シリーズ (1972年、1982年 - 1987年、NTV / 東宝)
- 太陽にほえろ!
- 第19話「ライフルが叫ぶとき」(1972年) - 殺人犯・高野 ※小道具のライフルにモデルガンではなく真正銃を使用し、警視庁から厳重注意を受け再放送自粛。[29]
- 第526話「井川刑事着任!」~第718話「そして又、ボスと共に」(1982年 - 1986年) - 井川利三巡査部長(トシさん)
- 太陽にほえろ! PART2(1986年 - 1987年) - 井川利三(トシさん)
- 太陽にほえろ!
- 飛び出せ! 青春 第37話「結局はタダの人間なのか先生も!!」(1972年、NTV / 東宝) - 木本至教諭
- 赤ひげ 第12話「冬の宿」(1973年、NHK) - 村次
- 眠狂四郎 第15話「三度笠の女は燃えた」(1973年、KTV / 東映)
- 泣くな青春 第14話「10年目の対決」(1973年、CX / 東宝)
- 遠山の金さん捕物帳 第144話「海の向うから来た女」(1973年、NET / 東映) - 張
- 荒野の用心棒 第3話「兇弾は女地獄に炸裂して…」(1973年、NET / 三船プロ) - 本田義忠
- 非情のライセンス 第1シリーズ 第24話「兇悪の回路」(1973年、NET / 東映) - ボンバー
- 勝海舟(1974年、NHK) - 岩次郎
- 電撃!! ストラダ5(1974年、NET / 日活) - 殿村幻次郎
- 江戸の旋風(1975年、CX / 東宝) - 三保木大学
- 新・七人の刑事(1975年、TBS)
- 水戸黄門(TBS / C.A.L)
- はぐれ刑事 第1話「銃弾」・第11話「氷雨」(1975年、NTV / 国際放映) - 本庁・吉田刑事
- 刑事物語・星空に撃て!(1976年、CX) - 高津功一
- 日本の戦後 第5話「一歩退却二歩前進 二・一ゼネスト前夜」(1977年、NHK) - 伊井弥四郎
- 華麗なる刑事 第25話「さびた手錠」(1977年、CX / 東宝) - 三杉喬
- 俺たちの祭 第7話「季節の香り」、第18話「幸福の時」(1978年、NTV / ユニオン映画) - 左右田一馬
- 大都会 PARTII 第50話「射殺命令」(1978年、NTV / 石原プロ) - 吉田達男
- 大空港 第24話「特捜部対ヤクザの斗い パートII」(1979年、CX / 松竹) - 半田組幹部・沢木新太郎
- 江戸の激斗(1979年、CX / 東宝) - 江藤燐兵
- 騎馬奉行(1979年 - 1980年、KTV / 東映) - 早瀬大二郎
- 佐武と市捕物控(1981年 - 1982年、CX) - 田辺誠一郎
- 江戸の用心棒 第23話「吉良邸討ち入り」(1981年、CX / 東宝 / 映像京都) - 清水一学
- 北の国から(1981年 - 2002年、CX) - 中畑和夫
- 立花登・青春手控え(1982年、NHK) - 藤吉
- 火曜サスペンス劇場 / バックミラーの中の女(1982年、NTV) - 主役の同僚
- 時代劇スペシャル / 剣客商売 辻斬り(1982年、CX) - 三浦金太郎 ※中村又五郎版
- 春の傑作推理劇場 / 松本清張の薄化粧の男(1982年、ANB / 松竹)
- アルザスの青い空(1985年、CX)
- ドラマ人間模様 樋口一葉(1985年11月 - 12月、NHK)
- はね駒(1986年、NHK)
- イキのいい奴(NHK、1987年)
- 少女コマンドーIZUMI(1987年、CX) - 藤原英二
- 時間ですよ(TBS) - 平沼
- 君が嘘をついた(1988年、CX) - 丹波洋介
- 刑事貴族シリーズ(1990年 - 1992年、NTV / 東宝) - 武田秀彦警部補(タケさん)
- 金曜ドラマシアター / NASA 未来から落ちてきた男(1991年、CX)
- 土曜ワイド劇場 / ドライバースクール殺人事件(1991年、ABC) - 黒木浩介
- 幸せになりたい!平成嵐山一家(1992年、TX)
- 新選組 池田屋の血闘(1992年、TBS) - 土方歳三
- ドラマ新銀河 湯の町行進曲(1994年、NHK)
- 輝け隣太郎(1995年、TBS) - 源さん
- 火曜サスペンス劇場 / 当番弁護士(1995年、NTV)
- 官僚たちの夏(1996年、NHK) - 今井善衛
- 棟居刑事シリーズ(1996年、EX) - 横渡武
- 中年寿司屋と幼妻の名推理(1997年 - 1999年、EX) - 山内鬼一
- 少年たち(1998年、NHK)
- 月曜ドラマスペシャル「水上署の源さん」(1999年2月、TBS) - 門脇源次
- 笑ゥせぇるすまん「マンガニア」(1999年、ANB) - 中念宅次
- 土曜ワイド劇場 / 鉄道捜査官(2000年 - 2010年、EX) - 倉田剛
- 監察医・篠宮葉月 死体は語る(2001年 - 、TX) - 仙道篤志
- ハコイリムスメ!(2003年、KTV)
- 赤い月(2004年、TX) - 塚本
- 水曜ミステリー9 / 猪熊夫婦の駐在日誌(2005年 - 、TX) - 猪熊喜三郎
- 新マチベン 〜オトナの出番〜(2007年、NHK) - 岡村重勝
- 金曜ナイトドラマ / 未来講師めぐる(2008年、EX) - 吉田中吉
- 土曜ワイド劇場 / 大崎郁三の事件散歩(2012年、EX) - 大崎郁三 ※遺作
舞台公演
CM
- テレビCM
- ハウス食品
- 「五目ごはんの素」(1992年)
- 「デリッシュカレー」(1993年) - 柴俊夫と共演
- 全薬工業
- 「ドックマン」
- 「新リコリス・ゼンヤク」
- ジャパンエナジー(現:JX日鉱日石エネルギー)「JOMOサービスステーション」 - 『おやっさん』と慕われる店員役。店長役の中村雅俊、同じく店員役のヒロミらと共演した。1990年代。
- アメリカンホームダイレクト保険会社「これからだ」
- おやつカンパニー「カラカリベビースター」 - 「ひと袋」をもじった「ヒトフクロウ」として出演。CM中の歌の歌詞では「首から下は地井武男」と歌っているが、首から上も地井である。CG合成などではなくフクロウの頭部のかぶり物を本人が実際にかぶって出演した。
- キリンビール「キリン北陸づくり」(※北陸3県限定)
- SNK・NEOGEO「真サムライスピリッツ 覇王丸地獄変」、ネオジオCD
- SANKYO
- アキュラホーム「ジャーブネット」
- カシオ計算機「プリン写ル」(2010年)
- ゼンショー「すき家」(2011年) - 原田泰造らと共演。これが生涯最後のCMとなった。
- ラジオCM
- 全薬工業
テレビ全般(ドラマ以外)
- 趣味悠々(教育)
- おしゃれ工房 先生は有名人〜地井武男のクレヨン絵画(教育)
- とびっきり京都(BS2、2000年)
- 頭のゲーム脳ビタくん - 解答者
- ためしてガッテン - パネラー
- アートエンターテインメント 迷宮美術館(BS2、BS-hi)
- にっぽん力検定→双方向クイズ にっぽん力(BS2、BS-hi) - 司会
- 八月十五日・花の記憶(1995年8月11日)- 語り
ほか
- ぶらり途中下車の旅 -「京王線」編
- 発明将軍ダウンタウン - 審査員。番組では「第3のダウンタウン」とも呼ばれた。
- ザ!情報ツウ - コメンテーター
ほか
- ちい散歩 - 散歩人
- スーパーモーニング - コメンテーター
- 旅の香りシリーズ
- 池上彰の学べるニュース - 準レギュラー
- ナニコレ珍百景 - ゲスト珍定員
- 七人のサムライ J家の反乱(ABC) - ジャニーズJr.と共演
- 関ジャニ∞の代打屋(2007年12月29日)[30]
- アメトーーク!(2008年1月10日) - 「ホリケンほっとけない芸人」内の企画「ほり散歩」にて、堀内健と共演。
- 地井さん父娘でニューヨーク散歩!僕らの青春 ウエスト・サイド・ストーリー(2009年6月14日)
- 静岡朝日テレビ開局25周年特別番組 地井武男のとれたて!駿河湾〜人情ふれあい旅(SATV 2003年8月19日)[31]
- 継がれゆくもの〜地井武男のにんげん散歩〜(UX 2006年10月9日)
- 長野朝日放送開局20周年記念特別番組 キッセイ薬品スペシャル 安曇野わんぱく日和 〜槍ヶ岳に挑む・湧水に遊ぶ・田園列車の旅〜(abn制作 2011年5月29日)
ほか
- タケちゃんの思わず笑ってしまいましたPart7(1986年) - 「怪人√20面相」ゲスト(刑事役)
- とんねるずのみなさんのおかげです - 「太陽にほえるな!」ゲスト(トシさん役)
- ぼくらの時代(東北・新潟地区の系列局[32])※2012年現在、同じフジテレビ系で放送している同名の番組(こちらは全国ネット。地井も出演したことがある)とは無関係。
- チィチィのおウチ探偵ホームズ(九州・沖縄地区の系列局[33])
- 激走・餃子ロード 地井武男の北京→パミール高原5500キロ[34](TNC 2002年2月19日)
ほか
ほか
- クイズところ変れば!? - レギュラー解答者
- 今夜もイッキに大回転!! - レギュラー
- 和風総本家(TVO) - レギュラー(初回 - 2012年2月16日)
ほか
ラジオ
- ぶんか茶屋土曜開店18時(文化放送)
- ぶんか茶屋パート2(文化放送)
- 全薬工業ヘルシーサンデー 地井武男の音楽旅行(文化放送、1997年4月6日 - 2012年2月19日)
アニメ
- テレビアニメ
- SAMURAI SPIRITS 〜破天降魔の章〜(1994年、フジテレビ系) - 柳生十兵衛
- ノイタミナ / 海月姫(2010年、フジテレビ系) - 地井武男(本人役)
- 劇中登場人物が所有するグッズの肖像として登場しており、声は出さない。クレジットでは" 特別出演"と記載されている。
- 劇場アニメ
- きかんしゃ やえもん(2009年(とびだす!3D東映アニメまつり)) - やえもん
CD
- まだまだ(シングル・1995年)BMGジャパン(現BMGファンハウス)
- このまま風に吹かれて(シングル・1996年)日本クラウン
- Oh!散歩日和(生稲晃子とのデュエット曲。シングル・2008年)日本クラウン
書籍
イベント
その他
- 匝瑳市民栄誉賞(2010年2月)[35]
論文
関連項目
- 日本の男優一覧
- 千葉県出身の人物一覧
- ロッピングライフ - テレビ朝日グループの通信販売業。「いいものさがし ちい散歩くらぶ」にて、地井プロデュースの商品を販売していた。
脚注
- ^ a b “地井武男が緊急入院「目が見えない」”. スポーツ報知. (2012年1月31日)
- ^ a b “ちいさん70歳急死 前日まで家族と談笑も”. 日刊スポーツ. (2012年6月30日)
- ^ a b c d 地井武男さん逝く もう見られない「ちい散歩」…70歳・心不全 スポーツ報知、2012年6月30日
- ^ “地井武男、病名判明までに数日間”. スポーツ報知. (2012年2月1日) 2012年2月13日閲覧。
- ^ “地井武男、心不全の危険で治療に専念”. スポーツ報知. (2012年2月15日)
- ^ “地井武男は心不全のおそれ、当面休養”. サンケイスポーツ. (2012年2月15日)
- ^ a b “5月4日の放送で…ちい散歩終了”. 日刊スポーツ. (2012年4月7日)
- ^ “3月は名場面集=テレビ朝日「ちい散歩」”. 時事通信. (2012年2月14日)
- ^ “「ちい散歩」5月4日で終了 地井の療養長期化で”. サンケイスポーツ. (2012年4月6日)
- ^ “文化放送社長、地井武男の「回復待つ」”. 日刊スポーツ. (2012年2月21日)
- ^ “「地井武男の音楽旅行」は東幹久に”. 日刊スポーツ. (2012年4月18日)
- ^ a b “地井武男さん死去…「北の国から」「太陽にほえろ!」などで活躍”. スポーツ報知. (2012年6月29日)
- ^ “地井武男さん 闘病中も復帰目指し散歩「具合が悪そうには見えなかった」”. スポニチアネックス. (2012年6月30日)
- ^ 新作主演ドラマも…テレビ朝日系などで地井武男さんの追悼番組が決定 Webザテレビジョン、2012年6月30日
- ^ 地井さん遺作「土曜ワイド劇場」急きょ30日放送 スポニチアネックス、2012年6月30日
- ^ “俳優座“花の15期”たちもショック隠せず…”. サンケイスポーツ. (2012年6月30日)
- ^ 「北の国から」で共演の田中邦衛「もう一度会いたい」…地井武男さん死去 スポーツ報知、2012年6月30日
- ^ “左とん平沈痛 小野さん地井さん友亡くし”. 日刊スポーツ. (2012年6月30日)
- ^ a b “「ちい散歩」天国でも…地井武男さん死去”. サンケイスポーツ: pp. 1-2. (2012年6月30日)
- ^ FRIDAY 2012年7月20日号(7月6日発売)98-99頁「名優・地井武男は、なぜ「密葬」にこだわったのか」
- ^ “地井武男さん8・6お別れ会”. 日刊スポーツ. (2012年8月6日)
- ^ 太陽にほえろ!第19回 ライフルが叫ぶとき
- ^ 七曲署熱血探偵団・著「毎週金曜夜8時 君は「太陽にほえろ!」を見たか?」(1993年、スターツ出版刊)
- ^ a b 元巨人・城之内さん「武男と将来語り合った」 サンケイスポーツ 2012年6月30日閲覧
- ^ 『ちい散歩』2009年11月18日放送「ひと駅散歩・丸の内線茗荷谷駅〜後楽園駅」より
- ^ 匝瑳市観光大使 - 匝瑳市、2010年5月8日
- ^ a b 千葉マリンにお囃子響く(9月) - 匝瑳市、2010年11月1日閲覧
- ^ 『ちい散歩』2010年11月1日放送「幕張」より。
- ^ 岡田晋吉『青春ドラマ夢伝説~あるプロデューサーのテレビ青春日誌』日本テレビ放送網株式会社、2003年、p141
- ^ 前日放送の「ちい散歩スペシャル」に村上信五・丸山隆平・安田章大が乱入した場面の一部始終が放送された。
- ^ 地井武男のとれたて!駿河湾〜人情ふれあい旅 静岡朝日テレビ(放送当時)
- ^ OX、mit、AKT、SAY、FTV、NST・ATV※。(※ATVはJNN系列)
- ^ TNC、STS、KTN、TKU、TOS、UMK、KTS・OTV。
- ^ 放送ライブラリー program番号:128595
- ^ 俳優の地井武男さんに市民栄誉賞が授与されました 匝瑳市、2010年2月25日
外部リンク