ブルースチール (1990年の映画)
『ブルースチール』(Blue Steel)は、1990年のアメリカ映画。
ブルースチール | |
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Blue Steel | |
監督 | キャスリン・ビグロー |
脚本 |
キャスリン・ビグロー エリック・レッド |
製作 |
オリバー・ストーン エドワード・R・プレスマン |
製作総指揮 | ローレンス・カザノフ |
音楽 | ブラッド・フィーデル |
撮影 | アミール・モクリ |
編集 | リー・パーシー |
配給 |
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公開 |
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上映時間 | 102分 |
製作国 |
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言語 | 英語 |
興行収入 | $8,217,997[1] |
“BlueSteel”とは酸化焼入れ処理を施した鋼のことであるが、この処理が銃器の錆止め用表面処理として用いられることから、「銃の色」、ひいては「銃」そのものを指す言葉としても使われる。
ストーリー
メーガン・ターナー(ジェイミー・リー・カーティス)は物心ついた時から“圧倒的な力”に魅せられた少女で、彼女にとって銃は力の象徴の一つであり、それを用いて正義の力を振るう警官は、ターナーの憧れの職業であった。
ポリス・アカデミーを卒業しニューヨーク市警察官に任官したターナーは、初めてのパトロールで強盗を発見し、彼女は自分に拳銃を向けた犯人を射殺する。しかし、犯人の拳銃は偶然現場に居合わせたトレーダーのユージン・ハント(ロン・シルヴァー)によって持ち去られてしまい、証拠品の銃が発見されず、正当な発砲行為との証言も得られなかったターナーは過剰行使を行ったとして停職処分を受けてしまう。
銃を持ち去ったハントはある日ビジネスで抱えたストレスのあまり自暴自棄になって泥酔し、不意に拳銃で通りがかりの人間を射殺する。銃の持つ圧倒的な暴力に魅了されたハントは、銃を手に入れた時に見た、“圧倒的な力”の象徴であるターナーの名を薬莢に彫り込み、深夜のニューヨークで無差別殺人を繰り返してゆく。
ハントによる連続射殺事件はニューヨークを震撼させたが、何件目かの殺人現場から自分の名が彫り込まれた薬莢が発見されたことから疑いの目を向けられてしまったターナーは、殺人課のニック刑事(クランシー・ブラウン)の監視の元、失意の日々を過ごすことになってしまった。
そんな中、ターナーはある日偶然とハントと出会い、やがて激しい恋におちるが、ある夜彼から自分が犯人であることを告白される。ターナーは彼を逮捕しようとするが、ハントには強力な弁護士がつき、確実な証拠も得られない。
そして、ハントの狂気はターナーに向けられ、最初は親友のトレーシー(エリザベス・ペーニャ)、そしてニック刑事がハントの銃弾に倒れる。
ターナーはたった一人でハントに立ち向かう決意を固め、“BlueSteel”による二人の壮絶な戦いが始まる……。
キャスト
役名 | 俳優 | 日本語吹き替え | ||
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VHS版 | フジテレビ版 | |||
メーガン・ターナー | ジェイミー・リー・カーティス | 平野文 | ||
ユージーン・ハント | ロン・シルヴァー | 小川真司 | 玄田哲章 | |
ニック・マン | クランシー・ブラウン | 鈴置洋孝 | ||
トレイシー・ペレス | エリザベス・ペーニャ | |||
シャーリー・ターナー | ルイーズ・フレッチャー | |||
フランク・ターナー | フィリップ・ボスコ | 嶋俊介 | ||
スタンレー・ホイト部長 | ケヴィン・ダン | 秋元羊介 | ||
メル・ドーソン弁護士 | リチャード・ジェンキンス | 小島敏彦 | ||
ハワード | マット・クレイヴン | 竹村拓 | ||
強盗 | トム・サイズモア | 田原アルノ |
- フジテレビ版 - 初放送1993年2月20日 『ゴールデン洋画劇場』
脚注
- ^ “Blue Steel (1990)”. Box Office Mojo. 2010年1月3日閲覧。
外部リンク
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