勇者ヨシヒコと悪霊の鍵

日本のドラマ

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勇者ヨシヒコと悪霊の鍵
ジャンル テレビドラマ
脚本 福田雄一
監督 福田雄一
出演者 山田孝之
木南晴夏
ムロツヨシ
岡本あずさ
佐藤二朗
宅麻伸
オープニング ストレイテナー
「From Noon Till Dawn」
(feat.TabuZombie&KunikazuTanaka)
エンディング moumoon「どこへも行かないよ」
製作
プロデューサー 浅野太(テレビ東京
制作 テレビ東京
放送
音声形式ステレオ放送
放送国・地域日本の旗 日本
放送期間2012年10月12日 - 12月(予定)
放送時間金曜 24:12 - 24:52
放送枠ドラマ24
放送分40分
回数11
公式サイト
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勇者ヨシヒコと悪霊の鍵』(ゆうしゃヨシヒコとあくりょうのかぎ)は、テレビ東京系列ドラマ24枠(毎週金曜日の24:12 - 24:52、JST)で、2012年(平成24年)10月12日より放送されている山田孝之主演の連続テレビドラマハイビジョン制作2011年(平成23年)7月8日から同年9月23日まで同枠で放送された連続テレビドラマ『勇者ヨシヒコと魔王の城』の続編・第二章である。

概要

2012年5月16日0:00、『勇者ヨシヒコ』公式twitterにおいて何かを予感させるツイート[1]が、2011年12月20日以来、約5ヶ月の沈黙を破り突如発信された。同日まで抑えていたマスコミ各社からの続編製作決定についての報道を待ち、改めて正式に第二章の製作が決定した旨を明らかにした[2]。同年8月14日、サブタイトルが『悪霊の鍵』と決定した旨を公にした[3]

キャッチコピーは「非常識な冒険が再び始まる。」「鍵をにぎるのは、俺たちなんだよ。」。本作において「鍵」がキーワードとなっている。

前作で魔王が倒されたラストから100年後が描かれる[4]。主な出演者や製作スタッフ、内容のスタイルなども前作同様で行う方針だという。

本作からドラマ24枠の放送時間は1分短縮され、24:52までの放送時間となった。

主要登場人物

ヨシヒコ
演 - 山田孝之
100年前、魔王ガリアスを封印した伝説の勇者。正義感が強くお人好しな性格。既に天寿を全うして葬られていたが、再び魔物が蔓延る世を憂えた民の勇者を求める呼びかけに応じた仏の「ななななぁ〜〜〜ん」」[5]の一声で復活した。魔物たちの封印を解いた者を探し出し、再び封印する鍵を求めて旅に出る。ただし、仏がセーブしていなかったため、過去の経験値は白紙状態でレベル0からの再出発となる。そのため戦闘力も高くない。また、前作終盤では裸眼で見えていた仏の姿も再び見えなくなっており、本作では赤青3Dメガネに替わり金環日食観察用の日食グラスを翳すことでその姿を拝している。基本的にバカ正直であり、盗賊に捕らわれていた残念な容姿の姫に対し「あなたのようにブスな姫だっているんだ」と、本人を前にブスを連発していた。寝言を言う癖があり、酢豚にパイナップルを入れることに否定的。幽霊やお化けなどは大の苦手である。また、パーティから「バカ」と形容されるほど一般常識や知識に欠けており、一般的な漢字でさえ「知らない」と言い切る。
ダンジョー
演 - 宅麻伸
熱血漢でテンション高めの戦士。命が尽きて葬られていたがヨシヒコとともに復活した。可愛い動物に目がないのか、度々(危険な存在だと聞かされても)近づいて手懐けようとし(攻撃を受け)たり、猫化したヨシヒコの喉を鳴らして可愛がったり、女装にそれなりに自信を持っているといった、意外にフェミニンな側面もある。前作でも頻尿と語った通り、夜中にしばしば目が覚めて用を足しに行く。
ムラサキ
演 - 木南晴夏
ちょっと気が強くて口の悪い村娘。前作ではおさげ髪だったが、本作ではミディアムヘアになっている。命が尽き葬られていたが、他のメンバーとともに復活した。所持している武器は、相変わらず刀身が引っ込むおもちゃの短剣。第3話で、いつも左肩に乗せているペットの黄色い小鳥「キロ」が飛べること、ムラサキ以外の人間にも意思を伝えられ、メレブにムカついていることが分かった。しかし、前作同様不思議なことに、その声はキロと正対している者の口から聞こえてくる。
メレブ
演 - ムロツヨシ
ビミョーな呪文を得意とする魔法使い。前作最終話でパーティ解散後、人の役に立つ呪文を習得するため西の国へと旅立った。しかし直後に牛に轢かれ事故死したという。その為、復活したパーティの中でひとり若い姿のまま生き返った。彼の墓碑には「変なほくろの金髪」と印されていた。他のメンバー同様経験値がリセットされ、それまでに習得した呪文の多くを忘れてしまった。独自のテンションを維持し、ツッコミ役になる事が多く、二度目の旅でヨシヒコの(他意のない)悪癖を把握した為か、状況を悪化させないよう他のメンバーと共に彼を押さえに回る事も。相変わらずムラサキの胸を「たいら胸」「プアおっぱい」などと罵っては怒られている。呪文を覚えるごとに誇らしく仲間に披露するが、内心では自分がしょぼい呪文しか使えないことを、気にしている模様。
ヒサ
演 - 岡本あずさ
心優しく、心配性なヨシヒコの妹。今回の旅に特に必要な人物ではないが、仏の“うっかり”で共に復活。そして相変わらずヨシヒコを陰で見守っている。独自に様々な武術を習得して共に戦おうとするも、毎度何者かに連れ去られる。
演 - 佐藤二朗
相変わらずいい加減で胡散臭い仏。ヨシヒコらに「悪霊の鍵」を取り戻し、再び魔物を封印するよう命じ、今後の旅のお告げを授ける。余計なひと言を漏らすこともしばしばで、その都度ムラサキやメレブに冷たくツッコまれる。
仏は複数人存在し、彼はそのうちのひとり「4号」だったことが発覚。また、家庭を持っていることも判明(妻はヒロスエを少しぽっちゃりさせた感じだという)。
iPadに良く似たタブレット型コンピュータを所持しており、情報を収集している。iTunesならぬ「仏Tunes(ホトケチューンズ)」からダウンロードすることもある。最近は「なめこを育てるゲーム」がお気に入り。
悪魔族
魔物を封じる『悪霊の鍵』を奪い、その封印を解いたとされている者達。

各話あらすじとゲスト

第1話

勇者ヨシヒコが魔王を倒した100年後、何者かによって魔物の封印が解かれ、再び魔物がはびこるようになっていた。助けを求める村人の願いが仏に通じ、この時代に蘇ったヨシヒコら一行。しかし仏は相変わらずの体たらくで、ヨシヒコ達のレベルは振り出しに戻り、しかも封印の鍵の行方もわからない。

ヨシヒコらはいざないの剣を手に入れるため村へ赴くと、ヨシヒコの子孫オルトガがいた。彼を旅に誘うが断られる。

老ヨシヒコ
演 - 新井量大
老ダンジョー
演 - 後藤正興
老ムラサキ
演 - 星野晶子
仏の復活の呪文「ななななぁ〜〜〜ん」で生き返った。しかし、仏の“うっかり”で老衰した肉体で死亡した時の状態のまま復活したため、戦闘力などは0に近い。のちに「仏ビーム」によって若い肉体に戻った。
長老
演 - 坂田聡
現在のカボイの村の長老。魔物が蔓延り滅び行くカボイの村の行く末を憂えて新たな勇者を求めるも、その候補となった者の体たらくに突っ込みを入れる日々を送っている。
オルトガ
演 - 鈴木福(友情出演)
カボイの村に住む少年。“勇者”ヨシヒコの血を引く子孫である。村の長から“勇者”として魔物退治に赴くよう諭されるが「子どもだから無理」とあっさり断る。復活したヨシヒコらに旅に同行しないかと打診されるが「スケジュールが(いっぱいで余裕が)ない」と大人の事情を理由に断った。
名前の元ネタは、「ドラゴンクエストIII そして伝説へ…」に登場する勇者の父であるオルテガから。
オルダン
演 - 神尾佑
ローラシアの長老・ラボナの使い。カボイの村にヨシヒコの子孫の存在を伝えに来る。
ラボナ
ローラシアの長老。名前のみ登場。オルダン曰く、わからないことは無いという高名な預言者。
魔王ガリアス
声 - 中尾隆聖
前作のラスボス。仏が用意していたセーブポイントから再開した際に現れた。戻りすぎということで結局レベル0からのスタートを余儀なくされる。
魔物
どこかで見覚えのあるスライムとバブルスライムそっくりの魔物。雑魚敵なのだが老いたヨシヒコらでは太刀打ちできなかった。

第2話

仏のお告げに従い、ガンザの村を訪れた一行。鍵の持ち主である庄屋の若旦那を訪ねると、鍵は姫への贈り物にするつもりなので渡せないという。そこに姫が山賊にさらわれたとの知らせが舞い込んだ。困り果てた若旦那はヨシヒコらに、姫を救い出してくれたら鍵を譲り渡してもよいと言う。ヨシヒコらは姫を救出し、鍵を手に入れた。封印できる鍵であるか真偽するために空に翳すが、あっという間に塵と化した。

ビドー
演 - 細田よしひこ(友情出演)
ヨシヒコらの前に立ち塞がった盗賊。恋人のアリーを激しく愛しており、周囲の目を無視して二人の世界に入り込んでイチャイチャするバカップル。何事も大げさでかすり傷を負っただけでも倒れ、アリーに今際の別れを切々と述べた。あまりに臭い三文芝居にメレブは呆れたが、迫真であったためヨシヒコらの涙を誘う。
アリー
演 - 平野綾(友情出演)
ビドーの恋人。彼の前ではぶりっ子で甘えん坊なイマドキのギャル。感情の起伏が激しく演技臭い台詞回しをして、ビドーとそのシチュエーションを楽しんでいる。ビドーが倒れた際には縋りつき「助けてください!助けてください!」と『世界の中心で、愛をさけぶ』で印象的だったシーンの台詞を連呼した[6]
若旦那
演 - 宮崎吐夢
ガンザの村の庄屋の若旦那。カバナの村の豪商の娘(姫)の輿入れを間近に控えている。悪霊を封印する可能性のある鍵を所有しており、姫の輿入れの際に贈り物にするつもりであった。しかし、姫が山賊にさらわれてしまい、その救出を担ったヨシヒコに礼として譲り渡した。姫とは会ったことが無く、伝聞のみでしか知らなかった。
姫(変身中)
演 - バービー(フォーリンラブ
カバナの村の豪商の娘。輿入れの道中に、山賊に襲われ侍女とともに連れ去られた。“このような顔”になったのは魔物にかけられた呪いのせいだという。疑心暗鬼ではあったが、風の噂では美女と誉れ高く、侍女のメジロも「可愛らしい御方」と太鼓判を押したため、若旦那やヨシヒコらは期待を膨らませて、姫が本来の姿に戻れるよう尽力した。
姫(本来の姿)
演 - 伊藤麻実子
ルーの鏡の力によって“このような顔”にされた呪いが解けて本来の姿を取り戻した。しかし、言葉にするのが憚られる残念な容姿であり、ヨシヒコらを失望させた。
メジロ
演 - 田中美晴
姫に仕えている侍女。姫の輿入れの道中にさらわれ牢に入れられていたところ、ヨシヒコらの思い込みで姫と間違われて救出された。その美貌に若旦那は一目惚れし、姫ではなくメジロを妻に迎え入れたいとまで言わせた。
魔物
どこかで見覚えのある盗賊風の魔物。思ったより細いが、意外と強い。
守り神
ルーの鏡がある沼地を守る、残虐な守り神。見た目は可愛らしい白い小型犬だが鋭い牙をむいて襲い掛かってくる。シャクレナによって噛み合わせが悪くなり、大幅に弱体化したことで敗れる。

第3話

ドレープの村に立ち寄ったヨシヒコら一行。それなりに活気はあるものの何処にも女性の姿がなく、見かけるのは全て男性のみ。しかもその男性たちは夜な夜なネコのような鳴き声を発して村中を徘徊していた。不審に思ったヨシヒコらは村一番の識者・薬屋のガライにその旨を尋ねると、女性がいないのも男性が奇妙な病に掛かっているのも全て魔物の仕業であるという。ヨシヒコは村を救おうと策を練って魔物をおびき出そうとするが上手くいかなかった。その矢先、ムラサキがさらわれてしまう。助けを求めに舞い戻ったキロに導かれてムラサキの居所を突き止めたヨシヒコ。魔物が好みそうな扮装をして屋敷に乗り込み退治した。

ザジ
演 - 青木崇高(友情出演)
毒霧攻撃を武器としている盗賊。毒の威力は強く、一呼吸でも吸い込めば致死量に達する。しかし、風向きを考えずに噴出したため、風下にいた自分が浴びてしまい敢無く敗北。
ガライ
薬士にして村一番の識者。ネコになった男たちを元に戻すため日夜薬の調合の研究をしている。元はドラゴンクエストIのガライから。
ボス
演 - ミッツ・マングローブ
ドレープの村から人々をさらっていた張本人。オネエ系。女たちは労働力として働かせ、気に入った男たちは自分の側にはべらせ、それ以外の村の男たちに猫(「ネコ」転じて猫)になる菌をばら撒いていた。股間に触れることで相手の男の動きを封じることができ、抱擁することで抵抗する気を削ぐという能力を持つ。その正体は、巨大なマングローブを髣髴とさせるアニメ絵の魔物。セクシーな女性の姿が苦手で、下着姿になったムラサキに萎えてしまった隙にヨシヒコに倒される。
スラリン
1話に登場した魔物に似た魔物。倒された際に仲間になりたそうにしていたところを、メレブに「スラリン」と名づけられて馬車に乗り同行するように言われた。

第4話

仏によれば、トロダーンの村の村長が邪悪な気を放つ鍵を所有しているという。ヨシヒコらが村を訪れると村人は働きづめの様子。聞けば、新しい村長に代替わりしてから年貢が重くなったためだという。村に現れる邪悪な幽霊から身を守って貰っていることもあり、我慢を強いられていた。ヨシヒコらは村長と掛け合い、北の山に潜むという邪悪な幽霊を退治するかわりに鍵を譲ってくれるよう約束を取り付けた。しかし、村人を脅かしていた幽霊の正体は、悪霊に取り憑かれた村長の差し金で幽霊のふりをした人間であった。本物の幽霊は現村長に殺された無念で現世を彷徨う、お人好しの前村長の霊、ひとりだけであった。その話を聞いたヨシヒコらは現村長の心に巣食った悪霊を退治し、前村長を成仏させ、村の安泰を取り戻させた。悪霊が祓われた鍵は砕け散った。

新人盗賊
演 - 小柳友(友情出演)
盗賊になるために教習所に通っている青年。現在、仮免許段階で路上教習中。生真面目な性格だが不器用で飲み込みが遅いため、一手ごとに教官から注意や指摘を受けて遂には涙ぐんでしまう始末。心優しいヨシヒコは延々と付き合わされた。
教官
演 - 八嶋智人(友情出演)
盗賊教習所の教官。鬱陶しいほどテンション高く指導するため、実技教習に慣れていない教習生は焦って空回りをしてしまう。
村長
演 - 阿南健治
トロダーンの村の村長。村を取り巻く邪悪な幽霊から村人を守っているといい、その分、年貢を重く課して徴収している。実は、所有していた鍵に宿った悪霊の邪気に操られていたための悪行であった。本当は良い人だという。
幽霊の親分
演 - 温水洋一
北の山の荒屋(あばらや)に住む、典型的な怪談に出てくる幽霊そのものの格好をしたオーソドックスな幽霊。実はトロダーンの村の前村長であり、悪霊に取り憑かれた現在の村長に寝首を掻かれて命を落としてしまったという。その無念から成仏できずにいた。
ゴースト
帽子を被り、オレンジ色の体をした幽霊のような形の魔物。メラを使う。

第5話

サクーラの村は多少の治安の悪さはあるものの、熱血な指導者の熱心な指導により平和が保たれていた。ヨシヒコらのもとにひとりの村人が駆け寄り助け、村には村人を洗脳して魔物のエサにしている恐ろしいシャーマン(呪術師)がいるので早々に立ち去るよう助言する。それでも鍵を探すために村中を探索する一行。そこに「先生」と呼ばれる指導者・こんぱちが現れ、ヨシヒコを職員室に連行する。こんぱちが漢字の成り立ちを例えに説教をしながら髪をかきあげるたびにヨシヒコの意識が混濁していく。それが洗脳の呪術だった。メレブとムラサキもこんぱちの仲間らの術中に落ちるが唯一ダンジョーだけは免れ、仲間や村人の洗脳呪術が解かれるよう一人で職員室に乗り込み尽力する。ダンジョーが彼らの手に落ちたとき、ヨシヒコが駆けつけた。実は洗脳されたふりをして動向を探っていたのだという。漢字の成り立ちを例えに使うこんぱちの呪術は、漢字を知らないヨシヒコには効果がなかったのであった。

井戸の怪人
演 - 佐久間一行
井戸そのもののオマケだという、ピンクの全身タイツに身を包んだ魔物。井戸をネタに陽気に歌ってひょこひょこ踊るだけで特に害はない。ロマンシング サ・ガ3の「最果ての島」をBGMに、拾えないネタを延々と続け、いつまで経っても終わる気配がないのでヨシヒコに斬られた。メレブだけは「少しユニークな可哀想な人」と、いたく気に入っていた模様。ヨシヒコには何故か「井戸に住む鍵職人」だと思われていた。
こんぱち
演 - 三又又三
サクーラの村で、魔物のエサになるよう村人を洗脳していた呪術師。長い髪をかき上げるとその動作で言う事を聞かせてしまう。また洗脳の際に漢字の成り立ちを例えに使う。魔物に操られていただけで、本来は熱血で熱心な指導者。坂本●八に酷似している。
大森
演 - 鈴木正幸
こんぱちとケンカが絶えない、村のおまわりさん。大森巡査そのものである。さりげなく、こんぱちにいつ定年になるんだといわれていた。
ユキーノ
演 - 宗田淑
初対面のヨシヒコを胎の子の父親だという妊娠中の女子中学生。苦悩の末に産むことを決意する。十五歳の母・浅●雪乃と関係あるかどうかは定かではない。
いぬーい
演 - 松村曜生
あまぞ
演 - 渡辺妙子
こちょーん
演 - 鷹觜喜洋子
きょとーん
演 - 西澤勉
ひげとり
演 - 坪内悟
こんぱち同様、魔物に操られてサクーラの村人を洗脳していた指導者たち。職員室に集まっている様子は某中学校の風景に似ている。

第6話

アイシスの城の城主・サマルタリアが怪しい鍵を所有しているという。ヨシヒコらが訪ねていくと、これから開催される武道会で優勝した屈強な男に与える品だという。ヨシヒコも武道会に出場して優勝を目指すことになった。

ネルソン
演 - 大東駿介(友情出演)
ヨシヒコが出場した武道会、Bブロックの最初の相手。武術の総本山東林寺最強であると自負する男。他にも柔道8段、空手9段であり、ツキノワグマを10頭倒したことがあるという。更には、体臭がキツくて組み合うとベタベタした汗で気持ち悪くなると嘯き、ヨシヒコに棄権を促した。目で捉えきれないほどの俊敏な動きと打撃系の技でヨシヒコを追い詰める。しかし、ズボンのチャックにチン毛が挟まりその激痛で動きが止まり、ヨシヒコの一撃であえなくノックダウン、敗退する。
ボルカノ
演 - 高橋努
Bブロック2回戦の相手。左頬に大きな十字切り傷のある男。百獣の王の異名を持つ「セリザワ」という男とヨシヒコが瓜二つのため勘違いをし、敵対心を剥き出しにしていた。ボルカノ本人は鈴蘭男子高校に通う生徒・牧瀬●史そっくりである。得意技は頭突き。女性と縁遠いため、女性のちょっとした声や動きに過敏に反応する。それを見切ったメレブはムラサキにお色気作戦をさせると案の定ボルカノは鼻血を出しながら歓喜して場外に走り出てきた。依って敗退。
タシスン
演 - 裵ジョンミョン
武道会準決勝戦の相手。貧弱なほどに痩せ細っている体に相撲のまわしだけを身につけた男。決勝戦まで駒を進めてきた理由が分からないほど力も弱く、ヨシヒコが躊躇するほど。場外に抱え出そうとしたその時、両親の遺影を抱えた、見るからに貧しい身なりの幼い6人の子ども達が現れて「にいちゃん」を応援し始めた。その姿に心優しいヨシヒコは同情して勝利を譲ろうとした。しかし、よくよく聞いていると、6人の兄弟たちが口にしている兄の名前が微妙に異なっている。実は両親の他界も嘘、兄弟たちも金で雇った偽者であった。人の良心を弄ぶような卑劣極まりない作戦に激怒したヨシヒコは一変、タシスンを二つ向こうの山までブン投げた。
ジャッキー・ピョン
演 - 粟根まこと
決勝戦の対戦相手。有名な漫画に登場している伝説の武道家との関わりがあるような容姿の白髪の老人。動きは極めて早く、かなりの達人。一撃でヨシヒコを死に至らしめるほどである(ヨシヒコは仏の思し召しで後記“仙人”のもとで修行して、すぐに生き返った)。白髪とサングラスは変装するために身につけていたもので、その正体は中年の男性格闘家であった。しかし、誰もその名前さえ知らなかった。何故変装していたのかも謎のまま。ヨシヒコが生き返り試合が再開された時には、メレブらの手によって場外に運び出されており、狐につままれたような釈然としない気持ちのまま敗退。
仙人
演 - 梶原善(友情出演)
有名な漫画に登場している仙猫に似ている気がしなくもない、山小屋に住んでいる仙人。時間を止めることが出来る。ジャッキー・ピョンとの戦いで死んでしまったヨシヒコを仏が憂いて、仙猫のもとに運んで修行をつけさせた。その修行内容は遊んでいるだけのように見え、成果も甚だ怪しいものであるが、人の言葉を信じやすいヨシヒコは納得した。
ドラゴン
西の山にある宝箱を守っている緑色のドラゴン。全長が3mほどあり[7]トカゲのように四足で歩行である。口から炎を吐く。

呪文

メレブが習得した呪文。生き返ったのは良いが、それまでに覚えていた呪文の記憶が薄れているという。

ヨシズミ
対象者の眉毛を極太にする。額から流れる汗を食い止め、目に入らないようにする。
シャクレナ
対象者の顎を若干前に突き出させ受け口にし、いわゆるシャクレにする。この呪文にかかると何となく違和感を覚えて集中力がなくなる。ただし、ヨシヒコは何故かアントニオ猪木のように強くなった錯覚を起こして意気揚々と闘いに臨んだ。
噛み付き攻撃を得意とする魔物のかみ合わせを悪くして攻撃力を落とす事もできるため意外と有用。
ヘイミ
対象者のを誘発する。放屁してしまった者は恥ずかしさで動揺する、その隙をついて攻撃をすると有効であるという。また、どこかで聞いたことのある呪文のように、ヘイミ→ベヘイミ→ベヘマ→ベヘマラー→ベヘマズン…と、その効力(放屁の音量等)がアップする。
ヒャダコリ
敵の単体に有効なヒャド系魔法。対象者の口の中に(ブロックアイス程度)を一欠片、出現させることが出来る。暑い時に最適。呪文を何度も繰り返すと、その数だけ対象者の口の中に氷が出現するため、口がパンパンに膨らんで苦しくなったり、冷たいものを急に食べたときになりやすい頭がキーンと痛くなる頭痛を誘発する。
ハツコイン
対象者は初恋の人の名を叫んでしまう。恥ずかしさのあまり、その場から走り去ってしまうことが期待できる呪文。但し、もう遠い日の思い出としている者には効力がない。触れられたくない心の傷が癒しきれていないダンジョーは被験者になることを拒絶した。

放送リスト・アイテム

各話 放送日 アイテム メレブの呪文
2012年10月12日 いざないの剣:斬った相手を眠らせることが出来る平和の神が与えた伝説の剣。カボイの村に納められ、保管されていた。 ヨシズミ
2012年10月19日 :ガンザの村の庄屋に伝わる鍵。高価な宝石で装飾されている。
ルーの鏡:毒沼に沈んでいる手鏡。その身を映すことで本来の姿に戻ることができる。
日食グラス:ヨシヒコが仏を見るために使う。
シャクレナ
2012年10月26日 馬車:所持する武器やアイテムなどを収納しておくことが出来る。 ヘイミ
2012年11月2日 :トロダーンの村の村長が所有していた鍵。MIWAのロゴ入り。 ヒャダコリ
2012年11月9日 牛乳:ヨシヒコが配達をした牛乳。ユキーナの家には1本多く入れた。
マイク&スピーカー:職員室に常設されている。
-
2012年11月16日 パワー水:飲むと力が100倍になる、と仙人がヨシヒコに飲ませた水。実は中身は水道水。
:アイシスの城の王・サマルタリアが持つ鍵。西の山にある宝箱を開けることが出来る。
ハツコイン

スタッフ

  • 脚本・監督:福田雄一
  • 助監督:窪田祐介
  • ブレーン:酒井健作、大平尚志、向田邦彦
  • 音楽:瀬川英史
  • モンスター造形:ブラボーカンパニー
  • 衣装デザイン:澤田石和寛
  • オープニングタイトル:本郷伸明
  • エンディングタイトル:及川勝仁
  • 音響効果:荒川望
  • CG:中口岳樹、照屋拓己
  • アニメーション:加藤和博
  • スタントコーディネーター:田渕景也
  • チーフプロデューサー:岡部紳二(テレビ東京)
  • プロデューサー:浅野太(テレビ東京) / 武藤大司、手塚公一、松本彩夏
  • アソシエイトプロデューサー:マツムラケンゾー
  • アシスタントプロデューサー:小松幸敏(テレビ東京) / 本間隆平、河瀬知
  • ラインプロデューサー:原田耕治
  • ポスプロプロデューサー:中村滋利
  • 制作:テレビ東京、電通
  • 制作協力:イースト・エンタテインメント
  • 製作・著作:「勇者ヨシヒコと悪霊の鍵」製作委員会

主題歌

ネット局

放送対象地域 放送局 系列 放映期間・曜日・時間
関東広域圏 テレビ東京
【制作局】
テレビ東京系列 2012年10月12日 - 金曜 24:12 - 24:52
北海道 テレビ北海道
愛知県 テレビ愛知
岡山県・香川県 テレビせとうち
福岡県 TVQ九州放送
大阪府 テレビ大阪 2012年10月15日 - 月曜 23:58 - 24:40
奈良県 奈良テレビ JAITS 2012年10月19日 - 金曜 25:30 - 26:05
鳥取県島根県 日本海テレビ 日本テレビ系列 2012年10月20日 - 土曜 24:50 - 25:35
長崎県 長崎放送 TBS系列 2012年10月23日 - 火曜 24:20 - 25:00
広島県 広島テレビ 日本テレビ系列 2012年11月23日 - 金曜 25:03 - 25:43
山形県 テレビユー山形 TBS系列 2012年11月30日 - 金曜 24:15 - 25:00
石川県 北陸放送 2012年12月6日 - 木曜 25:25 - 26:05

ロケ地

脚注

  1. ^ TX_YOSHIHIKO、2012年5月16日
  2. ^ TX_YOSHIHIKO、2012年5月16日
  3. ^ TX_YOSHIHIKO、2012年8月14日
  4. ^ “山田孝之が再び勇者に!! 非常識だらけの冒険ドラマ“勇者ヨシヒコ”続編がついに決定!”. webザテレビジョン. (2012年5月16日). http://news.thetv.jp/article/30274/ 2012年5月16日閲覧。 
  5. ^ 勇者ヨシヒコ公式twitterの表記に則り記載。 [1]
  6. ^ 金曜ドラマ『世界の中心で、愛をさけぶ』で山田孝之が演じた「松本朔太郎」の台詞をリスペクトしたもの。
  7. ^ “山本泰弘のブログ『山本泰弘の大嘘つこうか』”. (2012年11月17日). http://blue.ap.teacup.com/applet/yamayasu/20121117/archive 2012年11月17日閲覧。 

外部リンク

テレビ東京 ドラマ24
前番組 番組名 次番組
マジすか学園3
※24:12 - 24:53
(2012年7月13日 - 10月5日)
勇者ヨシヒコと悪霊の鍵
(2012年10月12日 - 12月)
まほろ駅前番外地
(2013年1月11日 - 3月)