ネスプレッソ

これはこのページの過去の版です。ZéroBot (会話 | 投稿記録) による 2012年11月23日 (金) 02:07個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (r2.7.1) (ロボットによる 追加: ko:네스프레소)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

ネスプレッソ(Nespresso)はネスレ社が発売しているエスプレッソマシン/コーヒーメーカーの規格である。

ネスプレッソ・ブティック
ネスプレッソ C100

通常、豆の種類やロースト(焙煎)、さらには湿度や温度によって挽き具合や圧力、抽出時間をある程度調整する必要があるが、ネスプレッソでは規格化したカプセルシステムの採用によりそれらの手間を無くしている。

マシン

他規格の全自動式のエスプレッソマシンに比べると比較的小型である。最大19気圧という業務用レベルの抽出ポンプを備えている。

メンテナンス

抽出を終えたコーヒー粉は大半がカプセル内に残るため、使用後のメンテナンスはカプセルを挿入しない状態での湯通しと排出されたカプセルの廃棄、受け皿の洗浄だけで済む。

コーヒーができるまで

選りすぐりのコーヒー豆

ネスプレッソで使われるのは、世界のコーヒー生産量の10%にも満たない「グルメ・コーヒー」のみ。その中で、ネスプレッソの基準を満たすものはわずか10〜20%程度である。

グラン・クリュのブレンド

ネスプレッソのコーヒーエキスパートが作り出すグラン・クリュは様々な個性をもっている。そこでは、様々な産地の豆が、お互いの個性を引き立て特徴を引き出すのである。

ロースティング

ローストすることで、コーヒーのアロマは際立つ。ネスプレッソのローストマスターは、ブレンドに適したロースティングを考案し、様々な産地の豆の個性を引き出している。

カプセルの工程

グラインド(挽豆)されたコーヒー豆は、酸化を防ぎ、豊かで繊細なアロマを損なわないようにアルミニウムのカプセルに詰められる。抽出の瞬間まで、コーヒー豆の鮮度を保つのである。

カプセル

 
16種類のネスプレッソカプセル

ネスプレッソ独自のアルミカプセルはコーヒー豆の酸化を防ぎ、デリケートで変質しやすいアロマを抽出の瞬間まで保持する。カプセルの形は見た目にとてもシンプルで、専用のマシンを使うことにより、「グラン・クリュ」と呼ばれる高品質のコーヒを抽出することができる。2012年1月の時点では、16種類の「グラン・クリュ」がある。日本ではおおむね1カプセル70円程度となっておりネスレ社のブティックか通販で購入することができる。

定番の「グラン・クリュ」
【エスプレッソ】

産地が異なり、個性にバリエーションのある豆をブレンドしたもの。

  • リストレット
  • アルペジオ
  • ローマ
  • リヴァント
  • カプリチオ
  • ヴォリュート
  • コズィー


【シングルオリジン エスプレッソ】

産地にこだわり、単一の原産国から選んだ質の高い豆のみを使用したもの。

  • インドリヤ
  • ロサバヤ
  • ダルサオ


【ルンゴ】

ロングカップ(110ml)でいただくもの。いわゆるレギュラーコーヒー。

  • フォルティシオ・ルンゴ
  • ヴィヴァルト・ルンゴ
  • フィネッツォ・ルンゴ


【デカフェ(カフェインレス)】

2種類のエスプレッソと1種類のルンゴ。水の力でカフェインを取り除いたもの。

  • デカフェ・インテンソ
  • デカフェナート
  • デカフェ:ルンゴ


季節限定の「グラン・クリュ」

毎年、季節にあった限定のグラン・クリュが発売される。

ネスプレッソブティック

全国に18店舗。グラン・クリュの試飲ができるほか、各グラン・クリュの説明やメニューの紹介など、コーヒースペシャリストによるアドバイスを受けられる。マシンやアクセサリーの展示、購入やグラン・クリュを1本(10カプセル入り)から購入することができる。

  • 札幌三越
  • 高島屋東京店
  • 三越日本橋本店
  • 新宿タカシマヤ
  • 東武百貨店池袋店
  • 高島屋玉川店
  • 横浜タカシマヤ
  • 三越銀座店
  • 松屋銀座店
  • 松坂屋名古屋本店
  • ジェイアール名古屋タカシマヤ
  • 高島屋京都店
  • ジェイアール京都伊勢丹
  • 阪急うめだ本店
  • 高島屋大阪店
  • 三越広島店
  • 福岡三越
  • 大阪心斎橋店(路面店)

広告展開

関連項目

外部リンク