みなみけ

日本の漫画、メディアミックス作品

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みなみけ
ジャンル コメディ空気系[1]
漫画
作者 桜場コハル
出版社 講談社
掲載誌 週刊ヤングマガジン
発表号 2004年14号 -
巻数 10巻(2012年10月現在)
アニメ:みなみけ
監督 太田雅彦
シリーズ構成 あおしまたかし
キャラクターデザイン 越智信次
アニメーション制作 童夢
製作 みなみけ製作委員会
放送局 テレビ東京ほか
放送期間 2007年10月7日 - 12月30日
話数 全13話
アニメ:みなみけ〜おかわり〜
監督 細田直人
シリーズ構成 鈴木雅詞
キャラクターデザイン 田中誠輝
アニメーション制作 アスリード
製作 みなみけ おかわり製作委員会
放送局 テレビ東京ほか
放送期間 2008年1月6日 - 3月30日
話数 全13話
アニメ:みなみけ おかえり
監督 及川啓
シリーズ構成 小鹿りえ
キャラクターデザイン 田中誠輝
アニメーション制作 アスリード
製作 みなみけ おかえり製作委員会
放送局 テレビ東京ほか
放送期間 2009年1月4日 - 3月29日
話数 全13話
アニメ:みなみけ ただいま
監督 川口敬一郎
シリーズ構成 鴻野貴光
キャラクターデザイン 鈴木豪
アニメーション制作 feel.
放送局 TOKYO MXほか
放送期間 2013年1月 -
OVA:みなみけ べつばら
原作 桜場コハル
監督 及川啓
キャラクターデザイン 田中誠輝
アニメーション制作 アスリード
製作 「みなみけ べつばら」製作委員会
発売日 2009年6月23日
OVA:みなみけ おまたせ
原作 桜場コハル
監督 川口敬一郎
キャラクターデザイン 鈴木豪
アニメーション制作 feel.
製作 みなみけ おまたせ製作委員会
発売日 2012年10月5日
テンプレート - ノート
プロジェクト 漫画アニメ
ポータル 漫画アニメ

みなみけ』とは、桜場コハルによる日本の短編漫画作品である。『週刊ヤングマガジン』(講談社)において2004年14号から概ね隔号ペースで連載中であり、短編作品を20話程度ずつ集めた単行本も随時刊行されてきた。また数回アニメ化されてテレビ放送され、ドラマCDOADなども制作された。

作品概要

内容

『みなみけ』は、南家の3姉妹、長女ハルカ、次女カナ、3女チアキの平凡な日常生活を描いた作品である。これは雑誌でのアオリや単行本第2巻の帯に書かれている

この物語は南家3姉妹の平凡な日常を淡々と描くものです。過度な期待はしないでください。[注 1]

の通りであると言える。そんな彼女達の日常生活の様子ではあるものの、一癖ある登場人物たちが作品を盛り立てている。作者の桜場コハルは「小学生、中学生、高校生の3姉妹それぞれの友だちが家へ遊びに来て、世代間のズレによる微妙な世界の違いのやりとりを描ければおもしろい」と述べており[2]、その言葉通り「それぞれの世界の微妙な食い違い」が『みなみけ』の要点の1つとなっている[3]

なお、作中では季節が1周以上しており、さらに原作の漫画では特定の日が2度来ているものの[注 2]、登場人物全員が初登場時と同じ学年のままである。

作画の特徴は、登場人物の等身を下げたり描写を単純化するなどのデフォルメではなく、逆にアクセントとして目、唇、顎のラインなどを写実的に描写していることが挙げられる。また後述のように、南姓の人物・内田・フユキ以外のフルネームは明かされておらず、南姓を含め、全キャラクターの両親は登場していない。

経緯

『みなみけ』は、桜場コハルが3姉妹を主人公にした話を書きたいと切り出したことが世に出るきっかけとなった [4] 。 この時『みなみけ』のタイトルは、『南家』と漢字にする予定だったが、当時ヤングマガジンで桜場コハル作品を担当していた者(以降「当時の担当者」と略す)との打ち合わせで『みなみけ』と平仮名表記とすることに決まった [4] 。 そしてヤングマガジンの編集長と当時の担当者との間で、もし桜場コハルの『今日の5の2』の単行本が重版になったら「別冊ヤングマガジン」ではなく「ヤングマガジン」本誌で連載をするという話になっており、『今日の5の2』の単行本は発売日に重版がかかったことから『みなみけ』は、「週刊ヤングマガジン」での連載の運びとなった [5] 。 なお、連載開始前にすでに『みなみけ』は書き溜められていた [6] 。 当時の担当者は、連載の中で読者に『みなみけ』の世界観が伝わった時に、連載第1話の意味が判る方が良いと考えて、書き溜められた話の中から、敢えて「地味めな作品」を第1話に持ってきたと述べている [4] 。 案の定「今回の連載はあまりおもしろくない」という読者からの評価も見られたが、これは当時の担当者の計算通りであったという [4] 。 ちなみに、この当時の担当者は「桜場さんの漫画はまとめて読むとすごくおもしろい。」と評しているが [5] 、この『みなみけ』も単行本が発売されると重版が重ねられていった。以降も2005年11月4日に第2巻、2006年11月6日に第3巻と新巻が発売されてゆく。そして『みなみけ』はアニメ化も決まった。2007年9月6日に単行本の第4巻が発売され、その約1月後の2007年10月からはテレビアニメ『みなみけ』が放送され、続けて『みなみけ〜おかわり〜』も放送された。また『みなみけ〜おかわり〜』の放送開始後の2008年1月23日には、1作目となるドラマCDも発売された。『みなみけ〜おかわり〜』は2008年3月で放送が終わったものの、2008年3月17日には単行本の第5巻が発売され、2008年5月14日には『みなみけ〜おかわり〜』のドラマCDも発売された。『みなみけ』は短編作品が集められていることが普通だが、この『みなみけ〜おかわり〜』のドラマCDは、1つのシナリオで作品が構成されているという形式だった。次にテレビアニメが放送されたのは2009年1月から同年3月にかけて放送された『みなみけ おかえり』である。この後は、2009年6月23日に単行本の第6巻の限定版に同梱されたOAD『みなみけ べつばら』を最後にアニメの制作は途切れた。しかしその後も単行本の刊行は続き、2010年7月1日に第7巻、2011年3月4日に第8巻、2011年11月4日に第9巻と発売された。その後2012年6月18日にテレビアニメ第4期の制作が発表された [7] 。 そして2012年10月5日には単行本の第10巻が発売され、その限定版にはOAD『みなみけ おまたせ』が同梱された。なお、この間も『週刊ヤングマガジン』において、概ね隔週ペースでの連載は続いている。


注意:以降の記述には物語・作品・登場人物に関するネタバレが含まれます。免責事項もお読みください。


登場人物

声優は、アニメ版、ドラマCD版ともに共通(ただしドラマCDに未登場の人物は除く)。

南家3姉妹

この作品の主人公。なお、作中において3姉妹の名は、姓は漢字、名前はカタカナで表記される場合がほとんどである。

南 春香(みなみ はるか)
声 - 佐藤利奈
南家長女。近所の高校の2年生。
基本的に「ハルカ(ちゃん)」、チアキからは「ハルカ姉様」(-ねえさま)、藤岡とマコトからは「ハルカさん」、ナツキとヒトミからは「ハルカ先輩」、保坂からは「南ハルカ」と呼ばれている。
家事が得意で[8]、南家のお母さん的ポジション[9]。しかし、カナによれば「基本(的に)なまけもの」のハルカは、「気の張る相手がいないとどこまでも怠けだす」という[10]。性格はおおらかで、やや天然ボケなところもあり、自身の恋愛には若干疎い。なお、方向音痴で地図を正しく読み取れない。
家事のために帰宅部だが[11]バレーボールでは部の即戦力になるほどの実力を持つ[12]
周囲の信頼は厚く、高校の友人たちや妹たちの同級生からも慕われている[13]
なお、以前はカナと同じ中学校に通っており、そこでは番長と呼ばれていた[14]。ハルカが同中学校の初代番長であり、彼女が番長と呼ばれるようになったがために、同中学校では以降も毎年番長を決める風習ができた[15]
南 夏奈(みなみ かな)
声 - 井上麻里奈
南家次女。中学2年生。
基本的に「カナ(ちゃん)」、アキラからは「カナさん」、藤岡からは「南」[注 3]と呼ばれている。
南家におけるトラブルメーカー的ポジション。単行本第1巻冒頭でのキャラクター紹介で「バカ野郎日本代表」とある。ただし、日常を事件に変える天才策士の一面も持ち、常に自分が「おもしろい」状況を作ることを考えている。
いつでも明るく活発で、悪戯ばかりしていつも周りの人を振り回している。しかし人徳もあり、ハルカやチアキの友達とも交流を持ち、彼女の周りにはいつも人の輪が絶えない[16]
自分自身の恋愛にはハルカ同様に疎く、同じクラスの藤岡から告白(間接的・直接的に)されているが本人は気が付いていない(これは、最初に千秋にあることないことを吹き込まれたためでもある)。
ハルカとは違って料理は上手くなく、また自分の料理の腕の低さを自覚してもいる[17]
なお、カナの後ろ髪は現在は肩よりもずっと下にまで伸びているものの、以前はもっと短かったことが作中で確認できる[注 4]
南 千秋(みなみ ちあき)
声 - 茅原実里
南家3女。天秤座生まれ[18]。制服が存在する小学校に通う5年生。クラスは5年2組。
基本的に「チアキ」、タケル・速水・藤岡からは「チアキちゃん」、マコト[注 5]とシュウイチからは「南」と呼ばれている。また、チアキが自らのアダ名を「姫」と口走ってしまったことから、チアキのクラスメイト達には「姫」も定着してしまった[19]。なお、このように自ら定着させた呼び名であるのにもかかわらず、チアキは「姫」と呼ばれるのを嫌がっている[19]。ちなみに、後日、カナにも「姫」のことを知られ、カナからは「姫」であることを馬鹿にされていた[20]
クールでドライな性格[21]。常に眠たそうに半開きの冷めた眼をしているのはカナ曰く「見たくないものを見ないため」とのこと[22]。また毒舌家で口癖は「バカ野郎」[注 6]。この他、意地っ張りな面もある[23]。なお、酔うと周りが戸惑うぐらい明るい性格になる。
ハルカのことは尊敬していて[24]、「ハルカ姉様」と呼んで慕っている。一方で、カナのことは呼び捨てであり、しかもよく「バカ野郎」と呼んでいる[注 7]
自称「天下無敵のおりこうさん[25]。非常に頭が良く、博識で、薀蓄を披露する場面もしばしば見られる。この他、同級生達からは、チアキの特技として「アダ名を付けること」が認知されている[19]。また、本人曰くゲームはかなり得意とのこと[26]
反面、間の抜けたところもあり、カナや友人に助けられる場面もある。また幽霊を本気で恐れている描写があるなど、弱点も存在する。さらに運動全般も苦手で[27]、未だに泳げない[19]
食べ物の嗜好は、お菓子炭酸飲料揚げ物が好きで[19]、ニンジンやピーマンなどの緑黄色野菜の類は苦手[28]

3姉妹の親族他

原作・アニメとも、3姉妹の両親は一切登場していない。また家計の悩みは多少あるものの[29]、経済的に不安定な様子もなく、その背景は謎に包まれている。なお、ハルカとの会話から、チアキは父親を覚えていないことが窺える。

タケル
声 - 浅沼晋太郎
黒髪のさらさらヘアの男性。
南家3姉妹の親戚。チアキに「正月に1万円くれるおじさん」と呼ばれて以来、3姉妹からは「タケルおじさん」(カナとチアキはタケルと呼ぶことが多い)と呼ばれているがまだ20代。また、南家3姉妹の母親の姉の息子であり、おじではなく、いとこである[30]
なにかと3姉妹を気にかけており、南家に頻繁に出入りしている藤岡を警戒するなど、保護者然としているが、元彼女のレイコさんとの未練を断ち切れず、それを愚痴りに南家を訪れるなど頼りない面もある。
ハルカからは頼れる親族として扱われてはいるが、ハルカも含め南家姉妹一同から、どのような血縁関係の人物か忘れられていた[31]
作中のキャラクターで唯一目元のしわなどの老化が見られる。彼女のレイコさんとは初登場回で別れたはずだが、その後も原作、ドラマCDなどで何度も名前が出てくる。
なお、原作の単行本中でタケルは方向音痴で、自身では地図を正確に読めないであろうことをうかがわせるエピソードがある[32]。そしてテレビアニメ第3期の『みなみけ おかえり』のDVD第1巻付属のブックレットのタケルの項目には、「方向音痴で地図が読めない」と明記されている。
ふじおか
『みなみけ』のマスコット的な存在となっているクマぬいぐるみ。チアキが、ふじおかに「アラスカ出身」の「熊」という設定を与えた[33]。しかし、カナには「鮭も捕れなさそうな顔」と言われた[34]
このふじおかは、チアキがクリスマスプレゼントに藤岡からもらったテディベアである[35]。このことからカナが「ふじおか」と命名した[36]。ただし、チアキ本人は、藤岡からではなく、サンタさんからのプレゼントだと信じている。
チアキは相当気に入っているようで自宅では身の回りに置いているが[35]、海にまで持っていってしまったり、果てはカナに投げつけたりするなど意外とぞんざいにも扱われている。

もう1つの南家

原作第40話(単行本では第3巻)から登場。上記の南家と同じ姓を持つもう1つの南一家。季節を含んだ名前、両親が家にいないなど2つの南家には共通する点がある。しかし、親戚ではない。この2つの南家は、トウマとチアキの出会いがきっかけで交流を深めてゆく。しかし長男のハルオのみは、上記の南家の面々との面識がない。なお、テレビアニメ第2期の『みなみけ〜おかわり〜』ではトウマ以外登場していない。

南 冬馬(みなみ とうま)
声 - 水樹奈々
4月生まれ[37]。末っ子で、3人の兄がいる。なお、チアキと同じ小学校に通う5年生だが、チアキとはクラスが違い、5年1組である。
基本的に「トウマ」と呼ばれている。
女性であるが、一人称は「オレ」を使う。しかも、初対面の人間の多くが男の子だと勘違いしてしまう程ボーイッシュな外見である。その上、チアキには冬は秋の後に来るものなのだから「冬(トウマ)は秋(チアキ)についてこい」などと言いくるめられ、チアキの弟分にされてしまった。しかし、トウマの胸を直接見たカナ曰く「チアキよりは女」であるらしい[38]
サッカー好きがきっかけで藤岡と仲が良くなったが、自分が女だとバレると関係が崩れるのではないかと危惧して教えていない。藤岡以外には性別を隠しているわけではないが、例えばアツコのようにトウマを男と誤解したままになっている人物も何人かいる。勉強は得意でないようで、長期休暇の宿題やテスト前の勉強になるとチアキや吉野に頼る。
工作は得意とトウマ自身が述べており、実際に座布団を材料にふじおかそっくりのぬいぐるみを作ったり[39]メイド服を始めとして様々な衣装を仕立てることができる[40]。ふじおかそっくりのぬいぐるみは、先述のふじおかに対するぞんざいな扱いにも耐えられることが作中で確認されており、また、トウマが仕立てた衣装については内田らによる実際の着用に耐えられることが作中で確認されているなど、トウマの裁縫の腕は確かであると言える。
南 アキラ(みなみ あきら)
声 - 葉山達也
三男。中学1年生。気弱な性格。
基本的に「アキラ」と呼ばれている。
実際はチアキとトウマの繋がりでカナと親しくなったのだが、何も知らなかったアキラが「カナが好みのタイプだ」と口走ったことも手伝って、藤岡にはカナとの関係を誤解され[41]、藤岡に嫉妬された[42]。さらに藤岡が番長であるとカナから説明を受けたことから、藤岡のことを恐れていた[43]
しかし、話数が進むにつれてこの藤岡との関係にも変化が見られ、先述のような当初の誤解は重視されなくなり、藤岡のことは恐れながらも電話でやり取りし、助言を与える仲になっている。なお、誤解が解消されたのかどうかの説明は無い。
南 ナツキ(みなみ なつき)
声 - 吉野裕行
次男。高校1年生。
基本的に「ナツキ」、ハルカからは、「ナツキくん」と呼ばれている。
以前は硬派なやんちゃだったが、保坂に勧誘されてバレーボール部へ入部し、少し丸くなった。しかし、家の炊事を理由に滅多に練習には出ていない。バレーボール部繋がりで、マキやアツコとも面識がある。融通の利かない所があり、自然に笑う事も出来ない。女性を未知の生物のように思っており、免疫も備えていない。アキラ同様、南家と交流を持っている。
なお、出身中学はハルカと同じであり、この中学時代にナツキが手も足も出なかった人物が、同校の2代目の番長とされている[44]
南 ハルオ(みなみ はるお)
声 - 川田紳司
長男。4人の中で唯一眼鏡をかけている。ナツキよりも年上であることが判明しているのみで、正確な年齢や職業などは不明である。
トウマには「バカ」だと評されている[45]。トウマのためと色々と思案を巡らすが大体がズレており、逆にトウマからは煙たがられている。
単行本第10巻までにおいて、兄弟の中で唯一ハルオだけ3姉妹との面識が無い。また、家族以外の他のキャラクターとの交流も作中では描かれていない[注 8]
なお、ハルオが初めて登場したのは第49話(2006年発行の単行本3巻収録)だが、当時ハルオという名前は明かされていなかった。2006年発行の公式ファンブック『みなみけ+今日の5の2 キャラファンBOOK』(p.26)でも、長男「南???」となっていた。さらに、テレビアニメ第1期、第2期、第3期が放送された当時にも名前が明かされておらず、アニメのスタッフロールでは「長男」と記述されていた。ハルオという名前だと明らかになったのは、『週刊ヤングマガジン』2009年30号に掲載された第129話(単行本7巻収録)においてである。しかし、当時のアニメに出演した声優達の間ではすでに「ハルオ」と呼ばれていた(Webラジオより[いつ?])。ちなみに、同音異句の歌手とは特に関連は無い。

高校生

以下の人物は、全員ハルカと同じ高校に通っている。

1年生

ヒトミ
声 - 齋藤彩夏
性別は女性。
作中に登場する高校生達からは「ヒトミ」、カナからは「ヒトミちゃん」と呼ばれている。
南ナツキのクラスメイト。ナツキとは親しく、彼の目を見るだけで考えていることが読める。しかし、読む内容は具体的で正確だが断片的であり、また周囲の状況にも鈍感なため、その後の行動は誤りがち。
なお、ハルカとは同じ中学校出身で、初登場時(第103話、単行本第6巻収録)からハルカと面識があり、さらに、中学時代に藤岡とも知り合っていた[46]。この他、出会った経緯は説明されていないが、初登場時からすでにマキとも面識があった。

2年生

アツコ
声 - 小野涼子
ハルカのクラスメイト。女子バレーボール部に所属している。なお、マキとは同じ中学校の出身である[47]
基本的に「アツコ」と呼ばれている[注 9]
人一倍恋愛にうるさいマキに「小細工は必要ない」と言わせる、長身と良好なスタイルの持ち主。自己主張が苦手で、自分の言った正論が聞き流されることもしばしば。
最近、胸がさらに大きくなっており[48]、アニメではマキに「ずるい」と言われている。
マキ
声 - 高木礼子
ハルカのクラスメイト。女子バレーボール部に所属している。アツコとは同じ中学校出身である[47]。カナとも仲が良い[49]
基本的に「マキ」、カナからは「マキちゃん」と呼ばれている。なお、小柄で背が低いため、マコちゃん(マコト)に「チビ」呼ばわりされたこともある[50]
保坂を「きもちわるい」と警戒しており[51]、しかも「好き嫌い以前の問題」とも言っている[52]。保坂がハルカに好意を持って近づこうとするのを「気持ち悪い魔の手」と表現し[53]、その「魔の手」からハルカを守ることを決意した[49]。以降、保坂がハルカに近づこうとするのを妨害する行動を取っている。

3年生

速水(はやみ)
声 - 千葉紗子
女子バレーボール部の部長であり[54]、同部に所属するマキやアツコの先輩に当たる。このため基本的に「速水先輩」と呼ばれている。なお、同級生の保坂からは「速水」と呼ばれている。またカナからも「速水」と呼ばれたことがある[注 10]
ハルカの運動能力に目をつけ、バレーボール部に入部させようと画策する。カナ同様「おもしろいこと」が好きで、「おもしろいこと」に直面すると普段は細い目が一瞬だけ開眼する。面白いことのためには手間も出費も惜しまないが、損するのは嫌でそんな行動が裏目に出ると暴挙に出ることも。大概の人から敬遠される保坂と普通に接する数少ない人物でもある。むしろ保坂に対するツッコミには容赦が無い。アツコ以上の長身とスタイルの持ち主。
保坂(ほさか)
声 - 小野大輔
男子バレーボール部部長。
速水からは「保坂」、ナツキ・マキ・アツコからは「保坂先輩」、チアキからは「カレーの妖精」と呼ばれている。
背が高くイケメンで、筋肉質でガタイの良いスポーツマン。面倒見も良いゆえ、後輩からは慕われている。しかしキザな上に妄想癖が激しく、すぐ自分の世界に入って上着を脱ぎだしたり、独り言を言ったりもする。このため、マキからは「きもちわるい」と敬遠され、周囲の女子からも「変」だと評されている[55]
ハルカのことが好きで度々妄想にふける。ハルカの影響を受けて料理を初めるようになり、イタリアン弁当や蕎麦作りや本場カレーなど(意図せずに)本格的なメニューを披露している。常に2人分(自分+ハルカ)の弁当を作ってきているが、いつも渡せず2人分の弁当を食べている。
なお、この「料理をする男」というアイディアは、桜場コハルによれば、自分で作った料理を差し入れとして持ってきてくれる2006年時点の桜場コハルの担当者が元になっているとのこと[56]
アニメではシリーズを通して原作より大幅に出番が増え、また妄想癖も、妄想が昂るとなぜかシャツを脱ぎ出しその肉体を露わにしたり、ハルカのために雪山で蕎麦を打ったり、買い物に行って自作のカレーの歌を口ずさんだりと非常にオーバーなものになっており、原作とのギャップが激しいキャラクターとなっている。テレビアニメ第2期の『みなみけ〜おかわり〜』ではスチール缶を握りつぶす程の握力をみせている。
テレビアニメ版『今日の5の2』では彼がアニメで見せた奇行が話のネタとして出てくる。

中学生

以下の人物は、全員カナと同じ中学校に通っている。

2年生

ケイコ
声 - 後藤沙緒里
カナの友達の女性。裸眼視力が低く[注 11]、通常は眼鏡を使用している。しかし、2012年10月5日発売の「みなみけ」第10巻に付いていた「みなみけ おまたせ」の第3話「気まぐれ」の劇中にコンタクトレンズを試している一面もあったが、慣れていないせいか痛かった様で、「もう外そうかな」と言っていた。なお、テストで常に100点を取る優等生である[57]
基本的に「ケイコ」、ミユキからは「ケイコちゃん」と呼ばれている。
カナやリコの言動に振り回されることもしばしば。博識で空気も読め、事情を察するのもうまいため、妙に気を遣う立ち位置である。だが控えめな性格で引っ込んでいることもしばしば。なお、藤岡がカナに片想いしていることと、リコが藤岡に片想いしていることの両方を知る人物である。
藤岡(ふじおか)
声 - 柿原徹也
カナのクラスメイトでサッカー部のレギュラー。
基本的に「藤岡(くん)」、アキラとマコトからは「藤岡さん」と呼ばれている。
誠実な好青年で女子からもモテるが、恋愛には奥手。カナに片想いしており告白もしたが、結局気付かれていない。
南家3姉妹全員にクリスマスプレゼントを渡したりと、カナだけでなく南家全員との親交も深くなっている。雰囲気がハルカ達の父親とよく似ているらしく、彼の膝の上もしくは足の間は藤岡を慕うチアキのお気に入りの席となっている。
カナが「うちの弟になった」としか説明しなかった上に、トウマは藤岡に自分が女であることを隠していることもあって、トウマを男だと勘違いしている。
ミユキ
声 - 南條愛乃(ドラマCD)
カナのクラスメイトの女性。カナによれば、ミユキの身長はチアキぐらいだとのこと[58]
カナとケイコからは「ミユキ」と呼ばれている。
勉強の成績はあまりよくないが頑張れば出来る子[59]
リコ
声 - 高梁碧
口元のホクロと長い黒髪が特徴の女性。また、最近、自身の胸が大きくなったことを喜んでいる[60]。なお、天秤座生まれである[61]。ちなみに、カナによれば、リコは占いが好きであるとのこと[61]
基本的に「リコ」と呼ばれているものの、ミユキからは「リコちゃん」と呼ばれている。
藤岡に片想いしており、カナは恋敵に当たる[42]。このためカナへのライバル心からしばしば張り合うことはあるが、「カナと仲良くすれば藤岡君と話すチャンスが増えるから」と積極的に接することも多い。またケイコとは、カナと藤岡との関係を聞き出すうちに親しくなり、よく一緒に行動している。なお、ケイコほどではないものの勉強ができて成績も良く、それに対してあまり勉強のできない藤岡に勉強を教える機会を得るため、元々良い成績を上位に保つ努力をしている。
その他の生徒
カナのクラスには柔道部と剣道部のエースがいる(声:児玉明日美)。2人ともテストの成績はカナより低く、50点に届かない程度。原作ではカナの策略により3人で「カナ軍団」(リコ曰く「バカ軍団」)を結成する。ただし、テレビアニメ第2期の『みなみけ〜おかわり〜』ではカナ軍団の構成員は異なっている。

3年生

ヒロコ
声 - 千葉紗子
性別は女性。
ユウからは「ヒロコ」、カナからは「ヒロコちゃん」と呼ばれている。
「傍観者」を自称している。しかし、初対面でリコに藤岡に告白するべきと助言するなど[62]、傍観者とは言えない行動を起こしている。
なお、ハルカの番長伝説にも詳しく、それをカナに伝えた張本人でもある[63]。また中学校の歴代の番長(初代ハルカから4代目藤岡まで)についても知っている人物。
ユウ
声 - 大原桃子
性別は女性。
ヒロコからは「ユウ」、カナからは「ユウちゃん」と呼ばれている。
中学校の初代番長であるハルカには憧れている[63]。そして自身は、中学校の3代目の番長に選ばれてしまった人物である[63]。しかし、本人は番長呼ばわりされることを快く思っていないようで、3代目の番長だと紹介されると「やめてくれ」と言っており[64]、番長統一戦で藤岡をわざと勝たせることで、藤岡に番長の座を明け渡した[63]
なお、腕っ節はなかなかのもので、特に腕相撲は「負け方を知らない」と豪語[65]。そして、その言葉通りに実際に柔道部と剣道部のエースに腕相撲で勝って見せた[66]。しかし、この腕相撲が「ゴリラ」の称号をかけたものだとカナに言われると、世間体を気にし、わざとカナに腕相撲で負けた。

小学生

以下の人物は、全員チアキと同じ小学校に通っている児童と、そこの教員である。

5年生

内田 ユカ(うちだ ゆか)
声 - 喜多村英梨
チアキの友人の女性。素直で明るく、「バカ野郎度50%[67]」の少女。
基本的に「内田」、ハルカからは「内田さん」と呼ばれている。
原作でチアキは一度酔った勢いで内田の下の名前を聞き出したが、結局チアキはこれを覚えておらず、作中では以降も単に「内田」と呼ばれている。またテレビアニメ版では名前は明かされず役名も内田であったが、ドラマCDの役名は内田ユカとなっている。
カナとは仲が良い[68]。このためカナとよく行動を共にするが、周囲に巻き込まれたり振り回されやすい性格で、しばしばそのカナに振り回されている。なお、マコちゃん誕生に関わったひとりでもある[69]
他人の恋心には敏感で、しばしばチアキの藤岡に対する感情を恋心と捉えている。また自らも「王子様」を信じ、「お姫様」に憧れている。なお、チアキによれば、5年1組の川島君が内田からバレンタインデーにチョコレートを欲しがっているという[70]。他人の恋心には敏感な内田だが、これに内田が気付いているかどうかは不明である。
シュウイチ
声 - 大原桃子
マコトの友人の男性。姉がいる。
基本的に「シュウイチ」と呼ばれている。
目立った特徴が無いことから、チアキに「プレーンヨーグルト」とアダ名をつけられた[71]。ただし、チアキにチアキ側サイドの人間と認められるなど、成績はよい。
マコト[注 12]/マコちゃん
声 - 森永理科
あまり頭の良くない少年。しばしば作中でも馬鹿な子供と言われている[注 13]。その上、原作コミック第48話(単行本第3巻収録)では「Stupid」と文字の入った服を着ているのが確認できる。ちなみに「Stupid」は「お馬鹿さん」を意味する英語である。
基本的に「マコト」、内田と吉野からは「マコトくん」と呼ばれ、マコちゃんのときは基本的に「マコちゃん」と呼ばれている。
南家に訪れた際に、帰宅してきたハルカを見て一目惚れ。その後ハルカと一緒に楽しそうにお菓子作りしていたマコトは、チアキに嫉妬され、以降チアキに南家に呼んでもらえなくなった。その後、カナにそそのかされ女装をした上で、カナの後輩の中学生「マコちゃん」として南家に顔を出すようになった。これにより「マコちゃん」は「マコト」とは全く別人として振舞うことになった。以降、徐々に女装の深みにはまってゆく。
マコト=マコちゃんと知っているのはカナ・内田・トウマの3人である。このうちトウマに対しては、共に自身の性別を隠している相手が存在するという共通点を持つ仲間として奇妙な連帯感を抱いている。
なお、マコトには姉がおり、その服を女装に使うこともある[72][注 14]
吉野(よしの)
声 - 豊崎愛生
チアキの友人の女性で、内田と共に登場することも少なくない。
基本的に「吉野」と呼ばれている。なお、トウマによれば、吉野はチアキから「軟考不惑の吉野嬢」とも呼ばれているという[73]
いつもにこやかで、周囲からは何を考えているか判らないと評されている[74]。成績は優秀で、勉強を頼られるほどである。たびたびマコちゃん=マコトであることに気が付いているかのような態度を示すなど天然か意図的か分からない一面があり、マコトから恐れられている。
その他の児童
しばしば内田・吉野と共に南家へ訪れるチアキの友人2人は、単行本(ファンブック)ではトウマのクラスの少女A少女B、テレビアニメ(第1期)ではチアキのクラスメイト(声:辻あゆみ)となっている。なお、この少女Aは(恐らく)赤の他人を「知ってるような知らないような気がしないでもない」と表現し、カナに「すばやく変な空気を作れる、内田より不安なコ」と言われた[75]

教員

熊田先生
声 - 寺田はるひ
チアキの小学校の養護教諭。性別は女性である。腹黒い性格で、チアキに「腹黒シロクマ」と命名されているらしい。現在彼氏募集中。
ちなみに、チアキの家に田中先生の代理として家庭訪問に行ったことがある[76]
田中先生
チアキの担任の教諭。性別は男性である。チアキにつけられたあだ名は「台風14号」。

他にも「局地的豪雨」(川内先生)、「開かないビニール傘」(加藤先生)、「フタのない急須」など、チアキにアダ名をつけられている教師がおり[77]、吉野によればチアキは「先生全員」にアダ名を付けたという[78]。しかし単行本第10巻までにおいて、熊田先生と田中先生以外は、全員未登場である。

動物

アツコ(猫)
チアキが名付けた、南家3姉妹の住む集合住宅に住み付いている黒猫。原作では第69話(単行本第4巻収録)でしか登場していないのに対し、テレビアニメ第2期の『みなみけ〜おかわり〜』では第1話から何度も姿を見せている。

その他・アニメオリジナル

先生(名前未出)
声 - 浅沼晋太郎
先生と二宮くん』の先生。性別は男性。原作では第12話に少しだけ登場。なお第48話(単行本第3巻収録)でTVに後姿が映っているマジシャンも、アニメ版では先生ということになっている。
二宮(にのみや)
声 - 大原桃子
『先生と二宮くん』のヒロイン。通称「二宮くん」(稀に「二宮さん」)。制服(セーラー服)を着ている。ただし、原作では第12話(単行本第1巻のp.108)に登場しているだけで、セーラー服を着ていることも確認できない。
冬木 真澄 (フユキ - )
声 - 斉木美帆
テレビアニメ第2期の『みなみけ〜おかわり〜』のオリジナルキャラクターである[79]
南家の隣に引っ越してきた眼鏡をかけた少年で、父親と一緒に住んでいる。人当たりは良いものの、感情を表に出さない性格で、たびたびチアキをイライラさせる[79]。なお、目上の人に対しては敬語で話すが、普段は博多弁で話す。
原作と物語上の差異を表現するキャラとして『みなみけ〜おかわり〜』では南家との交流が描かれている。『みなみけ〜おかわり〜』第12話でまた博多周辺(九州)に転校しており、この時に自分が転校することをチアキに言えなかったのを悔やんでいたが、その後最終話では南家に手紙を送っている。
男の先生(名前未出)
声 - 川田紳司
アニメのみに登場するハルカの中学時代の数学の先生。原作では番長伝説を読み上げるカナのセリフ中に出てくるだけである。
ハルカの担任
声 - 大原崇
性別は男性。テレビアニメ第2期の『みなみけ〜おかわり〜』に登場。ハルカを学級委員長に任命し、交換留学を勧めた。

他にもテレビアニメ第3期の『みなみけ おかえり』では先生(声:青木強)が出てきている。

書籍

2012年10月現在、コミックス(単行本)は第10巻まで刊行されている。各巻、20話程度ずつの短編作品が集められている [注 15] 。 なお2011年現在、第9巻までで累計発行部数は350万部を超えている [80] 。 この他、関連書籍も数冊刊行されている。

単行本

巻数 初版発行日(奥付) ISBN 備考
1 - 2004年11月5日 ISBN 978-4-06-361286-8 『週刊ヤングマガジン』2004年第14号より掲載を収録
巻末に『今日の5の2』課外授業「ミズカケ」をお詫び付きで収録
2 通常版 2005年11月4日 ISBN 978-4-06-361377-3
限定版 ISBN 978-4-06-362048-1 オリジナルCD-ROM付き
3 通常版 2006年11月6日 ISBN 978-4-06-361484-8
特装版 ISBN 978-4-06-362069-6 スペシャルブックレット付き
4 - 2007年9月6日 ISBN 978-4-06-361593-7
5 通常版 2008年3月17日 ISBN 978-4-06-361653-8
限定版 ISBN 978-4-06-362108-2 『みなみけ おかわり』第一話収録のDVD付き
6 通常版 2009年6月23日 ISBN 978-4-06-361795-5
限定版 ISBN 978-4-06-937297-1 オリジナルアニメーションDVD『みなみけ べつばら』付き
7 通常版 2010年7月6日 ISBN 978-4-06-361901-0
限定版 2010年7月1日 ISBN 978-4-06-362164-8 3姉妹フィギュア付き
8 通常版 2011年3月4日 ISBN 978-4-06-382006-5
限定版 ISBN 978-4-06-358343-4 ドラマCD付き
9 通常版 2011年11月4日 ISBN 978-4-06-382097-3
限定版 ISBN 978-4-06-358363-2 ドラマCD+キャラソンCD+カレンダー付き
10 通常版 2012年10月5日 ISBN 978-4-06-382225-0
限定版 ISBN 978-4-06-358406-6 オリジナルアニメーションDVD『みなみけ おまたせ』付き

公式ファンブック

番外編

  • 『みなみけも妹も思春期』 - (読切・週刊ヤングマガジン2005年30号掲載)氏家ト全との合作。
なお『みなみけも妹も思春期』は、『みなみけ』単行本第3巻特装版の付属冊子と『妹は思春期』単行本第9巻に収録されている。

アニメーション

第1期テレビアニメみなみけ』が2007年10月から12月まで[注 16]、第2期テレビアニメ『みなみけ〜おかわり〜』が2008年1月から3月まで、第3期テレビアニメ『みなみけ おかえり』が2009年1月から3月まで、それぞれテレビ東京系で放送された[注 17]。第1期から第3期ではそれぞれ、制作スタッフの一部やキャラクターデザインなどが異なっている。

2009年6月には、コミック第6巻限定版同梱のオリジナルアニメ(OAD)として『みなみけ べつばら』が発売された。2012年10月には、コミック第10巻限定版同梱のオリジナルアニメ(OAD)として『みなみけ おまたせ』が発売された。なお関連番組として、アニメイトTVにて配信されたインターネットラジオ番組『みなみけのみなきけ』がある。

また、2012年6月18日発売のヤングマガジン29号にてテレビアニメ第4期の制作が発表された[7]。2013年1月からは、第4期のテレビアニメ『みなみけ ただいま』が放送予定である[81]。なお、この第4期はTOKYO MXなどの独立局ほかにて放送される予定となっている。

概要

  • TVアニメ1期『みなみけ』(2007年10月7日から12月30日までテレビ東京ほかにて放送[21]
  • TVアニメ2期『みなみけ〜おかわり〜』(2008年1月6日から3月30日までテレビ東京ほかにて放送[79]
  • TVアニメ3期『みなみけ おかえり』(2009年1月4日から3月29日までテレビ東京ほかにて放送)
  • TVアニメ4期『みなみけ ただいま』(2013年1月より放送予定)
  • オリジナルアニメ(OAD)『みなみけ べつばら』(2009年6月、コミック第6巻限定版に同梱)
  • オリジナルアニメ(OAD)『みなみけ おまたせ』(2012年10月、コミック第10巻限定版に同梱)

みなみけ(第1期)

テレビアニメ版の第1期で全13話。原作に沿った話を中心に、オリジナルのエピソードを加えて再構成している。

みなみけ〜おかわり〜(第2期)

テレビアニメ版の第2期で全13話。上記の『みなみけ』が終わってすぐに放送されたのだが、『みなみけ』とはアニメ製作会社が異なり、音楽関係以外の主要スタッフが異なっている上に、キャラクターのデザインなども異なっているため、『みなみけ』が第1期で、この『みなみけ〜おかわり〜』が第2期と区別されている。

時系列は第1期の最終話の大晦日の直後、正月から春ごろまでの話となっており、そのため冬の話がメインとなっている。フユキなどアニメオリジナルのキャラクターやエピソードが追加され、原作に存在するエピソードにも変更が加えられているものがある。また主要キャラクター以外の人物の大部分がシルエットとなっている。

キャラクターのデザインの他にも、舞台美術も第1期とは異なっている。例えば、3姉妹の住むマンションが第1期では煉瓦壁で高級マンション風の外観だったのに対し、第2期では公団住宅式の簡素な外観に変わり、団地のような別棟が存在するようになった。第1期では別々だったカナとチアキの部屋も、第2期ではパーティションで仕切っただけの大きな1つの部屋に変更されている。学校施設関連なども第1期とは異なっている。

みなみけ おかえり(第3期)

テレビアニメ版の第3期で全13話。第2期とは対照的に、単行本未収録の話を導入するなどといったアニメ版オリジナルの要素が少なくなり、第3期は大半が原作に沿った話となっている[79]。なお、OP前やED後に話を挟むなどテレビアニメとしては珍しい手法を使っている。

制作はテレビアニメ版第2期『みなみけ〜おかわり〜』と同じくアスリードだが、一部のスタッフが異なっている。さらに、キャラクターのデザインなども異なっている。また、学校・3姉妹の家・冷蔵庫などは第2期の一部の回と同じものであるが、自宅マンションのベランダでリビングとカナ・チアキの部屋との間に仕切りが描かれたり、リビングのみにベランダがあるように描かれたりなど、舞台美術に若干の混乱が見られる。

第2期と同じく正月の話から始まっているものの、必ずしも放送時期に季節を合わせず第1期と同様に季節が進んでいく構成である。なおこのシリーズでは季節が1周以上したが、登場人物全員が第1期や第2期と同じ学年のままである。

みなみけ ただいま(第4期)

2013年1月よりTOKYO MXtvkテレ玉チバテレビテレビ愛知毎日放送BS11AT-Xで放送予定。4期は独立局アニメとなり、BS11において初の無料全国放送が行われ、また近畿圏ではMBSでの放送により放送圏が広がった。その一方で、群馬県栃木県茨城県[注 18]北海道岡山県・香川県[注 19]福岡県[注 20]での地上波放送はなくなった。

みなみけ べつばら(OAD6巻)

2009年6月23日発売の単行本第6巻限定版同梱のオリジナルアニメーションDVD[注 21](いわゆるOVA)作品で、テレビアニメ版第3期『みなみけ おかえり』の続編。テレビアニメ版とは違い、パンチラの表現がある。

みなみけ おまたせ(OAD10巻)

2012年10月5日発売の単行本第10巻限定版同梱のオリジナルアニメーションDVD。単行本第10巻に収録されている短編作品(第179話〜第197話)の中から、5つの作品(第179話、第181話、第185話、第189話、第192話)をアニメ化して収録してある[注 22]。このうち第185話の絵をDVDのデザインに利用している。

スタッフ

第1期
  • 監督 - 太田雅彦[21]
  • シリーズ構成 - あおしまたかし[21]
  • キャラクターデザイン・総作画監督 - 越智信次
  • プロップデザイン - 渡辺義弘
  • 色彩設計 - 渋谷圭子、馬庭由佳
  • 美術監督・美術設定 - 鈴木俊輔[21]
  • 撮影監督 - 佐々木正典、久保村正樹、沖田英一
  • 編集 - 田中恒嗣
  • 音響監督 - 蝦名恭範
  • 音楽 - 三澤康広[21]
  • 音楽制作 - スターチャイルドレコード
  • プロデューサー - 山中隆弘、池田慎一
  • アニメーションプロデューサー - 安西武、西岡大輔
  • アニメーション制作協力 - メタフィジックピクチャーズ
  • アニメーション制作 - 童夢
  • 製作 - みなみけ製作委員会
第2期・第3期・OAD6巻
  • 監督 - 細田直人(第2期[79])、及川啓(第3期[79]・OAD6巻)
  • シリーズ構成 - 鈴木雅詞(第2期[79])、小鹿りえ(第3期[79]
  • キャラクターデザイン・総作画監督 - 田中誠輝
  • プロップデザイン - 渡辺るりこ
  • 色彩設計 - 福谷直樹(第2期)、佐藤裕子(第3期・OAD6巻)
  • 美術監督 - 東潤一(第2期[79])、徳田俊之(第3期[79]
  • 撮影監督 - 森下成一(第2期)、藤田智史(第3期・OAD6巻)
  • 編集 - 伊藤潤一
  • 音響監督 - 蝦名恭範
  • 音楽 - 三澤康広
  • 音楽制作 - スターチャイルドレコード
  • プロデューサー - 山中隆弘(第2期 - OAD6巻)、池田慎一(第2期・第3期)、松下卓也(OAD6巻)、田中誠(OAD6巻)
  • アニメーションプロデューサー - 平松巨規
  • アニメーション制作 - アスリード
  • 製作
    • 第2期 - みなみけ おかわり製作委員会
    • 第3期 - 「みなみけ おかえり」製作委員会
    • OAD6巻 - 「みなみけ べつばら」製作委員会
第4期・OAD10巻

主題歌および挿入歌

第1期
オープニング「経験値上昇中☆
作詞 - うらん / 作曲・編曲 - 大久保薫 / 歌 - みなみけ3姉妹佐藤利奈井上麻里奈茅原実里
エンディング「カラフルDAYS
作詞 - うらん / 作曲 - 山口朗彦 / 編曲 - 菊谷知樹 / 歌 - みなみけ3姉妹(佐藤利奈、井上麻里奈、茅原実里)
第2期
オープニング「ココロノツバサ
作詞 - うらん / 作曲・編曲 - 河合英嗣 / 歌 - みなみけ3姉妹(佐藤利奈井上麻里奈茅原実里
第4話からのオープニング映像では3話までのものに数箇所の修正が加えられている(カナの肘関節の動き、電話ボックスの色、スペル表記のミス、登場の順番など[注 23]など)。なお上記にもある通りココロノツバサは南春香役の佐藤利奈と南夏奈役の井上麻里奈と南千秋の茅原実里が歌っているわけだが、オープニング映像にはそれぞれのソロの所で担当するキャラクターが登場する場所がある[注 24]。その他フレーズごとに映像の背景などが大きく変わる(場面が変わる)など、曲と映像の同期が意識されたオープニング映像である。
エンディング「その声が聴きたくて[注 25]
作詞 - うらん / 作曲・編曲 - 大久保薫 / 歌 - みなみけ3姉妹(佐藤利奈、井上麻里奈、茅原実里)
カナが線路上を歩く描写であるが、3話ごとに背景が変わる。
最終回にてこの描写が「過ぎ去りし日々の終着点」という名の絵画であることが判明し、美術館に展示されていて、カナと思われる人物がこの絵画を見ていた。
挿入歌「経験値上昇中☆」(第13話)
作詞 - うらん / 作曲・編曲 - 大久保薫 / 歌 - みなみけ3姉妹(佐藤利奈、井上麻里奈、茅原実里)
第3期
オープニング「経験値速上々↑↑
作詞 - うらん / 作曲・編曲 - 大久保薫 / 歌 - みなみけ3姉妹(佐藤利奈、井上麻里奈、茅原実里)
エンディング「絶対カラフル宣言
作詞 - うらん / 作曲 - 山口朗彦 / 編曲 - 菊谷知樹 / 歌 - みなみけ3姉妹(佐藤利奈、井上麻里奈、茅原実里)
エンディングで流れるのは通常第1コーラスのみだが、最終話では普段は流れない第2コーラスも聞くことができる。
挿入歌「カレーのうた
作詞 - 保坂・チアキ / 作曲・編曲 - 保坂 / 歌 - 保坂(小野大輔)・チアキ(茅原実里)
歌は保坂とチアキの2人となっているものの、『みなみけ おかえり』の第2話では、保坂のソロバージョンとチアキのソロバージョンが流された。なお、この歌詞は、原作第113話(単行本第6巻、p.110)に書かれている歌詞に、一部小野大輔のアドリブで考えられた歌詞が付け加えられることで作成された[84]
OAD6巻
オープニングテーマ「春夏秋冬フェスティバル♪」
作詞 - ENA☆ / 作曲 - 山口朗彦 / 編曲 - 河合英嗣 / 歌 - みなみけ3姉妹(佐藤利奈、井上麻里奈、茅原実里)
エンディングテーマ「ありがとうサンキュ」
作詞 - うらん / 作曲・編曲 - 大久保薫 / 歌 - みなみけ3姉妹(佐藤利奈、井上麻里奈、茅原実里)
挿入歌「経験値速上々↑↑」(第1話)
作詞 - うらん / 作曲・編曲 - 大久保薫 / 歌 - みなみけ3姉妹(佐藤利奈、井上麻里奈、茅原実里)
挿入歌「絶対カラフル宣言」(第4話)
作詞 - うらん / 作曲 - 山口朗彦 / 編曲 - 菊谷知樹 / 歌 - みなみけ3姉妹(佐藤利奈、井上麻里奈、茅原実里)
OAD10巻
オープニングテーマ「春夏秋冬フェスティバル♪」
作詞 - ENA☆ / 作曲 - 山口朗彦 / 編曲 - 河合英嗣 / 歌 - みなみけ3姉妹(佐藤利奈、井上麻里奈、茅原実里)
曲名に「春夏秋冬」と付くが、アニメのオープニングの冒頭部でも、春夏秋冬の順番でそれぞれの季節を表現したアニメーションが表示される。
エンディングテーマ「ありがとうサンキュ」
作詞 - うらん / 作曲・編曲 - 大久保薫 / 歌 - みなみけ3姉妹(佐藤利奈、井上麻里奈、茅原実里)
挿入歌「コールスローの歌」(第3話)
作詞 - 鴻野貴光 / 作曲・編曲 - 三澤康広 / 歌 - 保坂(小野大輔)

各話リスト

第2期は『おかわり』のタイトルにちなんでか、食事や料理などに関する言葉が盛り込まれている。

話数 サブタイトル 脚本 絵コンテ 演出 作画監督 原作(巻)[注 26]
第1期
1 南さんちの三姉妹 あおしまたかし 太田雅彦 村上龍一、定井秀樹、清丸悟 0(1) 1(1) 12(1) 2(1)
2 おかしな学校 子安秀明 おざわかずひろ
雄谷将仁
雄谷将仁 鳥山冬美 白田美夫、隼鷹榛名 4(1) 3(1)
13(1) 5(1) 9(1)
3 球蹴り番長再び[注 27] 杉原研二 おざわかずひろ 矢花馨 定井秀樹、村上龍一、三宅雄一郎
澤崎誠、渡辺義弘
6(1) 11(1) 14(1)
4 恋もよう 鴻野貴光 アミノテツロ
山崎たかし
布施康之
黒柳トシマサ
谷川政輝、高柳佳幸 7(1) 23(2) 8(1)
5 海に行こうよ あおしまたかし おざわかずひろ 澤崎誠、佐藤陽、定井秀樹 15(1) 10(1) 16(1) 19(1)
6 マコちゃん誕生 子安秀明 北川正人 宇津木勇、南伸一郎
小宮山由美子
20(2) 28(2) 29(2)
7 いろいろな顔 杉原研二 山崎たかし
誌村宏明
雄谷将仁 鳥山冬美、村上勉 35(2) 36(2) 37(2)
8 ほさか 鴻野貴光 アミノテツロ
黒柳トシマサ
布施康之
黒柳トシマサ
松村康功、高柳佳幸
菊池勉、松尾亜希子
21(2) 30(2) 42(3)
9 三姉妹日和 あおしまたかし おざわかずひろ 村上直紀、江上夏樹
小野和寛、松村康功
18(1) 32(2)
17(1) 34(2) 47(3)
10 おとこのこ×おんなのこ 子安秀明 佐藤卓哉 矢花馨 高野和史、谷川政輝、佐藤俊明 40(3) 41(3) 43(3) 48(3)
11 となりの南さん 杉原研二 三家本泰美 石川久一
太田雅彦
三家本泰美
武内啓、澤崎誠
村上勉、隼鷹榛名
49(3) 51(3)
55(3) 56(3)
12 クリスマスとかイブとか あおしまたかし アミノテツロ
おざわかずひろ
黒柳トシマサ
布施康之
工藤利春、高木晴美、松尾亜希子 24(2) 26(2)
13 恋のからまわり 鴻野貴光 アミノテツロ
荒井省吾
矢花馨
荒井省吾
高野和史、をがわいちろう
小野和寛、今里佳子
工藤利春、松村康功
25(2)
第2期
1杯目 温泉、いただきます 鈴木雅詞 細田直人 田中誠輝 72(4) 73(4) 74(4)
2杯目 味は代々受け継がれていくもの 渡辺るりこ 65(3)
3杯目 もてなしの夜、そっと出し 滝晃一 細田直人 松本マサユキ 本橋秀之 44(3) 45(3)
4杯目 片付けちゃっていいですか? 鈴木雅詞 雄谷将仁 鳥山冬美
5杯目 出した茶碗は引っ込められない 佐藤勝一 小林浩輔 小島智加、渡辺るりこ、田中誠輝
6杯目 冷めてもあったか、ウチゴハン 滝晃一 中村里美 本橋秀之
7杯目 噛めば噛むほど甘くなるんだよ 小鹿りえ わたり信天翁 雄谷将仁 鳥山冬美、山沢実 27(2)
8杯目 プールは別腹です 鈴木雅詞 ながはまのりひこ 渡辺るりこ 38(2) 59(3) 60(3)
9杯目 そろそろ苦しい? ひみつのマコちゃん 滝晃一 高山功
細田直人
中村里美 本橋秀之 75(4) 62(4)
63(4) 79(4)
10杯目 花より団子のお年頃 小鹿りえ 細田直人 小林浩輔 平山英嗣、岡田万衣子 69(4) 76(4)
11杯目 さすがにヤバくなってきました 佐藤勝一 田中基樹 北川正人 田中正弥、桂正三、小林一三 78(4) 92(5) 93(5) 64(4)
12杯目 もう一口が辛いのです 滝晃一 鈴木行 細田直人 小島智加、渡辺るりこ
平山英嗣、岡田万衣子
77(4)
13杯目 みんな揃って、ごちそうさま 鈴木雅詞 細田直人 渡辺るりこ、平山英嗣
小島智加、田中誠輝
第3期
1 年の初めの 小鹿りえ 及川啓 田中誠輝 98(5) 104(6) 89(5) 33(2)
2 オレも 高梨光
及川啓
小林浩輔 平山英嗣 95(5) 96(5) 102(6) 113(6)
3 ケンカでも 及川啓 鈴木薫 谷津美弥子 57(3) 91(5) 61(4) 107(6)
4 あるべき秩序が 柳瀬雄之 荒井省吾 柳瀬譲二、中島美子 54(3) 88(5) 103(6) 108(6)
5 楽しくなる 徳本善信 小島智加 84(5) 110(6) 111(6) 112(6)
6 流してほしい 高梨光 橋口洋介 後藤孝宏、大野勉 39(2) 85(5) 87(5) 66(4)
7 オレでよければ 金﨑貴臣 吉田里紗子 佐々木敏子、小林多加志
水谷麻美子
90(5)94(5)
114(6) 109(6) 115(6)
8 法ですよ えんどうてつや 小林浩輔 渡辺るりこ、平山英嗣 50(3) 105(6) 68(4)
9 そうか 高梨光 鈴木薫 谷津美弥子 70(4) 71(4) 97(5)
10 態度には まついひとゆき 小林浩輔 小島智加、平山英嗣
渡辺るりこ、岡田万衣子
80(4) 106(6) 52(3) 116(6)
11 いいイメージ 高梨光 山口頼房 青野厚司、松岡謙治 46(3) 99(5) 86(5) 100(5)
12 あったかい所 細田直人(Aパート)
友岡新平(Bパート)
31(2) 67(4) 82(5) 22(2)
13 一緒だからね 及川啓 渡辺るりこ、平山英嗣、小島智加 81(4) 101(5) 83(5)
OAD6巻
1 いただこう 小鹿りえ 及川啓 小林浩輔 小林多加志 119(6)
2 かもしれない 118(6)
3 やる気 小林浩輔 小島智加 121(6)
4 できること 金崎貴臣 渡辺るりこ 122(6)
OAD10巻
1 魔法の言葉 鴻野貴光 川口敬一郎 ふじいたかふみ 鈴木豪、緒方浩美、川島尚、佐藤元昭 185(10)
2 フンイキ 189(10)
3 気まぐれ 192(10)
4 暑いからね 179(10)
5 どことなく 181(10)

先生と二宮くん

元々原作『みなみけ』第12話の3コマだけ登場しただけのものが、アニメ1クール目『みなみけ』で異常な広がりを見せた劇中劇。ゴールデンタイムのテレビドラマという設定で、学校教師の「先生」とその教え子の女生徒「二宮くん」の恋愛模様を描いている。なお、最終回の10時間スペシャルではハッピーエンドを迎えた。

女生徒の名前が「二宮」であり、死亡フラグが立ちまくることから、『高校教師』のパロディーと思われる。『みなみけのみなきけ』のコーナーである「みなきけから皆書け、そして皆読め」でもテーマとして取り上げられ、声優や視聴者により独自に展開を続けていた。OAD「今日の5の2 宝箱」でも劇中劇で登場している。

また、アニメ『みなみけ』内では以下のような『先生と二宮くん』関連の作品群も登場する。いずれも二宮くんの不死身ぶり[注 28]がネタになっている。

Play Game4 先生と二宮くん The Battle of Love
カナがケイコから借りてきた新作ゲームソフト。ドラマ『先生と二宮くん』のキャラクターを流用した各種サブゲームが積め込まれている。二宮くんをモチーフにしたゲームキャラクターが死ぬたびにバッドエンドとなるがゲームは続行できる様子で、場面が切り替わると何事も無かったかのように二宮くんが復活している。
奇跡のマジックショー 不死身の二宮くん
原作第48話に登場したテレビのマジックショーはアニメでは二宮くんが箱に入り、先生が剣を刺していく番組だった。ドラマ本編との関連は不明。

放送局

放送地域 放送局 放送期間 放送日時 放送系列 備考
第1期
関東広域圏 テレビ東京 2007年10月7日 - 12月30日 日曜 25:30 - 26:00 テレビ東京系列
愛知県 テレビ愛知 2007年10月8日 - 2008年1月4日[注 29] 月曜 25:35 - 26:05
福岡県 TVQ九州放送 2007年10月8日 - 12月31日 月曜 26:53 - 27:23
大阪府 テレビ大阪 2007年10月9日 - 2008年1月8日 火曜 27:10 - 27:40
岡山県・香川県 テレビせとうち 2007年10月11日 - 2008年1月7日 木曜 25:58 - 26:28
北海道 テレビ北海道 2007年10月12日 - 2008年1月4日 金曜 26:00 - 26:30
日本全域 AT-X 2007年10月25日 - 2008年1月17日 木曜 11:30 - 12:00 CS放送 リピートあり
東京都 TOKYO MX 2012年10月6日 - 土曜 25:30 - 26:00 独立局
第2期
関東広域圏 テレビ東京 2008年1月6日 - 3月30日 日曜 25:30 - 26:00 テレビ東京系列
愛知県 テレビ愛知 2008年1月7日 - 3月31日 月曜 25:35 - 26:05
福岡県 TVQ九州放送 月曜 26:53 - 27:23
大阪府 テレビ大阪 2008年1月8日 - 4月1日 火曜 27:10 - 27:40
岡山県・香川県 テレビせとうち 2008年1月10日 - 4月3日 木曜 25:58 - 26:28
北海道 テレビ北海道 2008年1月11日 - 4月4日 金曜 26:00 - 26:30
日本全域 AT-X 2008年1月24日 - 4月17日 木曜 11:30 - 12:00 CS放送 リピートあり
千葉県 チバテレビ 2012年10月7日 - 日曜 24:00 - 24:30 独立局
神奈川県 tvk
埼玉県 テレ玉 日曜 25:00 - 25:30
第3期
関東広域圏 テレビ東京 2009年1月4日 - 3月29日 日曜 25:30 - 26:00 テレビ東京系列
愛知県 テレビ愛知 2009年1月5日 - 3月30日 月曜 25:28 - 25:58
福岡県 TVQ九州放送 月曜 26:53 - 27:23
大阪府 テレビ大阪 2009年1月6日 - 3月31日 火曜 26:05 - 26:35
岡山県・香川県 テレビせとうち 2009年1月8日 - 4月2日 木曜 25:58 - 26:28
北海道 テレビ北海道 2009年1月9日 - 4月3日 金曜 26:00 - 26:30
日本全域 AT-X 2009年1月26日 - 4月20日 月曜 10:30 - 11:00 CS放送 リピートあり
テレビ東京 日曜25:30枠
前番組 番組名 次番組
みなみけ
みなみけ〜おかわり〜
みなみけ
みなみけ〜おかわり〜
みなみけ おかえり

予告編

『みなみけ おかえり』第1話予告編では、前番組であり原作者も同じである『今日の5の2』がネタとして使われた。この時は内田の下の名前と絡め、原作第53話(単行本第3巻収録)後半のエピソードをもじった内容になっている。ただし、この話はアニメ本編では映像化されていないため、アニメ本編では内田の下の名前は登場しない。なお映像は番宣版とほぼ同じものであり、特に語りに合わせたものではなかった。

放送における特記事項

  • テレビ北海道では『みなみけ』2008年1月3日26:00〜26:30の放送分において、アイキャッチ後に起きた数分間の放送事故により、エンディング部分は放送されなかった。しかし、アニメ本編は全て放送された。
  • テレビ大阪では年末年始の番組編成の都合で週遅れになったため、『みなみけ』最終話と『みなみけ〜おかわり〜』第1話を続けて放送することで遅れを取り戻した。そのため、同地域で頒布されていた日刊新聞のうちテレビ大阪の番組表を掲載していたテレビ欄には、「みなみけ(終)」と「(新)みなみけ」が同時に並ぶこととなった。
  • テレビせとうちでは『みなみけ』第13話「恋のからまわり」は2008年1月7日25:28〜25:58に放送され、その3日後の1月10日に『みなみけ〜おかわり〜』第1話が放送された。以後、再び『みなみけ』第12話までと同じ時間帯に放送された。

インターネットラジオ

『みなみけのみなきけ』は2007年9月28日から2008年7月31日まで配信されていたインターネットラジオ番組。なお、2009年1月9日から2009年9月30日までは同じくインターネットで『みなきけ おかえり』が配信されていた。また、2012年10月より、関連番組の『みなみけのみなきけ おさらい』も配信されており、こちらはインターネットだけではなく、一部地域においてラジオ電波を使って放送もされている。いずれの番組も、パーソナリティは、ハルカ役の佐藤利奈、カナ役の井上麻里奈、チアキ役の茅原実里が担当している。

イベント

2009年2月1日に横浜BLITZにて、「みなみけ おかえり」と「今日の5の2」の合同ライブ『みなみけ!5の2!歌祭りだょ!放課後大爆発!!』が開催され、2009年4月22日にはライブを収録したDVDが発売された。このイベントには「みなみけ」からみなみけ3姉妹とマコト役の森永理科、藤岡役の柿原徹也、「今日の5の2」からFriendsが参加。保坂役の小野大輔がVTR出演した。

DVD

『みなみけ』、『みなみけ〜おかわり〜』、『みなみけ おかえり』共にDVDの初回盤にはミニドラマCDが付いている。内容は各話のエピソードを埋める形であり、それぞれ「○.5話」としている。

巻数 発売日 収録内容 規格品番
みなみけ
みなみけ 1 2008年1月9日 第1話 - 第3話 KIBA-91492(期間限定版)
KIBA-1492(通常版)
みなみけ 2 2008年2月6日 第4話 - 第6話 KIBA-91493(期間限定版)
KIBA-1493(通常版)
みなみけ 3 2008年3月12日 第7話 - 第9話 KIBA-91494(期間限定版)
KIBA-1494(通常版)
みなみけ 4 2008年4月9日 第10話 - 第13話 KIBA-91495(期間限定版)
KIBA-1495(通常版)
みなみけ〜おかわり〜
みなみけ〜おかわり〜 1 2008年5月9日 第1話 - 第3話 KIBA-91496(期間限定版)
KIBA-1496(通常版)
みなみけ〜おかわり〜 2 2008年6月4日 第4話 - 第6話 KIBA-91497(期間限定版)
KIBA-1497(通常版)
みなみけ〜おかわり〜 3 2008年7月9日 第7話 - 第9話 KIBA-91498(期間限定版)
KIBA-1498(通常版)
みなみけ〜おかわり〜 4 2008年8月6日 第10話 - 第13話 KIBA-91499(期間限定版)
KIBA-1499(通常版)
みなみけ おかえり
みなみけ おかえり 1 2009年4月8日 第1話 - 第3話 KIBA-91659(初回限定版)
KIBA-1659(通常版)
みなみけ おかえり 2 2009年5月13日 第4話 - 第6話 KIBA-91660(初回限定版)
KIBA-1660(通常版)
みなみけ おかえり 3 2009年6月10日 第7話 - 第9話 KIBA-91661(初回限定版)
KIBA-1661(通常版)
みなみけ おかえり 4 2009年7月8日 第10話 - 第13話 KIBA-91662(初回限定版)
KIBA-1662(通常版)
イベント
みなみけ!5の2!歌祭りだょ!放課後大爆発!! 2009年4月22日 ライブ本編 KIBM-213/4

関連CD

みなみけ ドラマCD(2008年1月23日発売)
ジャケットイラストは越智信次の描き下ろし。アニメ1クール目のシリーズ構成を担当したあおしまたかし脚本による短編ドラマが10話収録されている。脚本は全てオリジナルではあるものの原作に忠実で、設定自体を改変するようなエピソードは含まれていない。
カナとアキラ、保坂とナツキの親交が深く逆に藤岡とトウマの接点が無いところを見ると時系列的には1クール終了後(原作では3巻あたりまで)の延長上と見られる。
アニメと異なる点は冒頭のチアキのナレーションやアイキャッチが無い。タケル、ケイコ、リコ、ユウ、ヒロコ、シュウイチは未登場。『先生と二宮くん』に関しては全く触れられていない。などである。
キャラクターソングアルバム『みなみけ びより』(2008年4月23日発売)
ジャケットイラストは『みなみけ』と『みなみけ〜おかわり〜』の描き下ろしダブルジャケット仕様。
みなみけ〜おかわり〜 ドラマCD(2008年5月14日)
「おかわり」スタッフによるオリジナルシナリオ。脚本は前作とは異なり、ひとつのシナリオで構成されている。3姉妹とトウマ、マコちゃん、内田、吉野、タケルが登場。
キャラクターイメージミニアルバム『春夏秋登場!!』(2008年12月17日発売)
「おかえり」仕様のミニアルバム。ハルカ・カナ・チアキの曲と3人一緒の曲をそれぞれ1曲ずつ収録。
ハルカが春、カナが夏、チアキが秋というようにそれぞれの名前の季節の歌を歌い冬の曲を3人で歌うという趣向になっている。
みなみけ おかえりドラマCD(2009年4月22日発売)
ほぼ全員が出演(タケルとヒトミのみ出演しなかった)。「みなみけドラマCD」同様に短編ドラマが9話収録されている。
みなみけ きゃらくたーそんぐべすとあるばむ(2009年7月23日発売)
ベストアルバム。これまでのOP、EDやキャラクターソング、「おかえり」で登場した、カレーのうたなどを収録。
みなみけ ドラマ CD(2011年3月4日発売『みなみけ 8巻』限定版に付属)
8巻掲載の4編を元にしたドラマと、オリジナル2話、経験値上昇中☆Re-Mix2011が収録されている。
みなみけ ドラマ CD・キャラクターソングCD(2011年11月4日発売『みなみけ 9巻』限定版に付属)
9巻掲載のエピソードを元にしたドラマ6話収録したCDと、『レッツ お野菜』『ノンストップ☆ピース』を収録したCDの2枚組。

脚注

注釈

  1. ^ この文言はテレビアニメ第1期『みなみけ』の番組冒頭と、OAD『みなみけ おまたせ』の冒頭でも使用されている。
  2. ^ 原作の漫画で特定の日が2度来ている例としては、クリスマスバレンタインデーが挙げられる。クリスマスが第24話(単行本第2巻収録)と第71話(単行本第4巻収録)に来ていて、しかもチアキは共に藤岡からプレベントをもらっている。なお、この他第97話(単行本第5巻収録)もクリスマスだが、こちらは関係する人物が全く異なっていて、仮に先述のどちらかと同じ日であっても整合性が取れるので、クリスマスが3回来た証拠にはならない。バレンタインデーが第27話(単行本第2巻収録)と第122話(単行本第6巻収録)に来ていて、しかも藤岡はカナからチョコレートをもらっていて、別な日でないと話の流れ上整合性が取れない。なお、この他第167話(単行本第9巻収録)もバレンタインデーだが、こちらは話の流れ上、仮に先述のどちらかと同じ日であっても整合性が取れるので、バレンタインデーが3回来た証拠にはならない。
  3. ^ 基本的に藤岡はカナを「南」と呼んでいる。しかし、単行本10巻まででは、第74話(第4巻、p.132)と第134話(第7巻、p.109、p.110)の2箇所だけ、藤岡もカナを「南」ではなく「カナ」と呼んでいる。
  4. ^ 以前のカナの髪が短かったことは、文章では明記されていない。しかし、例えば、第78話(第4巻、p.164、p.166、p.167)に描かれている中学校の入学式の時のカナ、第131話(第7巻、p.79の右上)に描かれている小学生の頃のカナ、第164話(第9巻、p.48の左下)に描かれている昔の写真の中のカナを見れば明らか。なお、カナが髪を伸ばした理由については、第10巻までにおいて説明されていない。
  5. ^ ただし、マコトが女装してマコちゃんになった時は、チアキを「南」ではなく常に「チアキ」と呼んでいる。また、マコトも巻が進むにつれてチアキを「南」ではなく「チアキ」と呼ぶようになった。なお、マコトがチアキを初めて「チアキ」と呼んだのは、第28話(単行本第2巻、p.84)だが、この第28話では、この後も通常はチアキを「南」と呼んでいるのが確認できる。次の第29話(単行本第2巻、p.91)ではチアキを「チアキ」と呼ぶものの、これは南チアキの姉の南カナとの会話中であったために「南」は使えなかったためと考えられる。事実、以降もマコトは、第40話(単行本第3巻、p.16)、第70話(単行本第4巻、p.91、p.92)でチアキを「南」と呼んでいる。しかし、第84話(単行本第5巻、p.28)では、チアキに呼びかける時は「南」だが、次のページの独り言では「チアキ」と口走っている。そして第10巻まででマコトが最後にチアキを「南」と呼んだのを確認できるのは、第90話(単行本第5巻、p.82)である。同じ第90話(単行本第5巻、p.88)以降は、マコトの時もマコちゃんの時も、共にチアキを「チアキ」と呼んでいる。
  6. ^ チアキが「バカ野郎」と言っているのは、第5話(単行本第1巻、p.46)でマコトに対して言ったのを皮切りとして、以降数知れない。
  7. ^ カナに対してよく「バカ野郎」と言っていることを示すカナの言葉として、第22話(単行本第2巻、p.28)で「おまえはいつもふたことめにはバカ野郎だ」と言っていることなどが挙げられる。
  8. ^ 一応、第167話(単行本第9巻収録)のバレンタインデーで南ハルオは、誰かからチョコレートをもらったと思われる場面が存在している。しかし、作中で南ハルオがチョコレートを受け取る場面は描かれていない。この意味で、本文では「家族以外の他のキャラクターとの交流も作中では描かれていない」と説明している。
  9. ^ ただし、カナはアツコのことを、第69話(単行本第4巻、p.84)、第76話(単行本第4巻、p.145)では「アツコ」と呼んでいるものの、第172話(単行本第9巻、p.113)では「アツコちゃん」と呼んでいる。
  10. ^ カナは、第53話(単行本第3巻、p.128、p.129)では速水を「速水」と呼んだ。しかし、第189話(単行本第10巻、p.98、p.100)では「速水ちゃん」と呼んでいる。
  11. ^ ケイコの裸眼視力が低いことは、第35話(単行本第2巻、p.149)、第99話(単行本第5巻、p.166、p.167)、第155話(単行本第8巻、p.126)などでの描写から明らか。
  12. ^ 漢字表記は真(まこと)。『週刊ヤングマガジン』2004年18号(第5話「チリトリをしてください」)267頁や、公式ファンブック『みなみけ+今日の5の2 キャラファンBOOK』(p.49)および『TV ANIMATION みなみけふぁんぶっく』(p.77)でこの漢字表記が見られる。
  13. ^ 例えば、第13話(単行本第1巻、p.121)、第29話(単行本第2巻、p.89)で「バカな子供」と言われている。他に、単行本第1巻〜第5巻と第7巻〜第10巻の巻頭の登場人物の紹介でも「バカ」と書かれている。さらに、公式ファンブック『みなみけ+今日の5の2 キャラファンBOOK』にも「バカな子供」などと書かれている。
  14. ^ マコトが女装してマコちゃんになる時に使う服などが、いつもマコトの姉の物であるとは限らない。例えば、マコトが初めてマコちゃんになった時(第29話、単行本第2巻、p.93)は、カナのお下がりの服を女装に利用していた。また、マコちゃんのトレードマークとなっているヘアピンについては、第144話(単行本第8巻、p.28)でスペードの飾りをあしらったヘアピンをハルカからもらって以降は、ハロウィンに仮装した時を除いて、スペードの飾りをあしらったヘアピンを使うようになった。なお、単行本第8巻が刊行されたのは2011年3月である。そして、この後に作られたアニメ『みなみけ おまたせ』でも、ハロウィンに仮装した時を除いて、マコちゃんは、スペードの飾りをあしらったヘアピンを使っていた。
  15. ^ あくまで短編作品を20話程度ずつ集めた単行本であって、 20話ずつ集めた単行本ではなくバラツキが見られる。 参考までに単行本第10巻までで、第197話までが収録されている。
  16. ^ テレビ東京以外の系列地方局では遅れネットのため、2008年1月まで放送。
  17. ^ 第1期・第2期は2012年10月より独立局でも放送中。
  18. ^ これらの地域はケーブルテレビもしくは区域外受信でTOKYO MX・tvk・テレ玉・チバテレビが視聴できる地域がある。
  19. ^ 区域外受信でMBSが視聴できる地域がある。
  20. ^ 2012年10月現在、RKBラジオにてみなみけのみなきけ おさらいが放送されているが、福岡県での第4期の放送予定はない。
  21. ^ オリジナルアニメーションDVDとは、講談社が独自に使用している表現である。略称は「OAD」。一般的にはOAVと呼ばれる。
  22. ^ ただし、第189話を元にした部分に出てくるカナのおみくじは、自腹を切って買ったものであることと、また映像中のおみくじの内容のうち待ち人が「おとずれなし来る」となっていることとが、第143話(単行本第8巻、p.13、p.14)と一致しているように、10巻以外に収録されている短編作品から持ってきたと見られる部分もある。また、第192話を元にした部分に出てくる保坂のコールスローの歌は、10巻までにおいて原作には見られないなど、差異も見られる。
  23. ^ だが、一部スペルミスは最終回の13話でも修正が加えられることはなかった。
  24. ^ 3人の声質の関係で茅原実里がソロで歌っている時(曲開始から約50秒過ぎ付近)に付けられている映像に南千秋が登場している(南春香と南夏奈は登場していない)場所がわかりやすい。
  25. ^ 2話までのエンドロールには「その声がきたくて」と表示されていたが、3話からは修正されている。
  26. ^ いくつかの話ではヤングマガジン掲載時と単行本収録時で順番が異なっている。ここでの話数は単行本での順に従っている。
  27. ^ 次回予告時には「蹴り番長再び」となっていたが、本編のサブタイトルでは「蹴り番長再び」となっている。DVD版および再放送では「蹴り番長再び」に修正されている。なお、元ネタとなったチアキの架空の果たし状での表記はコミックで「蹴り番長 藤岡」だったが、これもアニメ(第1話)では「蹴り番長 藤岡」になっている。
  28. ^ 劇中ドラマにおいて二宮くんは少なくとも3回は車に撥ねられ(しかも2人を撥ねる車は毎回トヨタ・セルシオ似の高級車である)、また断崖絶壁から海へ転落してなお生還した模様。
  29. ^ 最終回のみ金曜 25:25からの放送

出典

  1. ^ 小森健太朗「二〇一一年テレビアニメ作品とミステリの並行関係」『本格ミステリー・ワールド2012』南雲堂、2011年、234頁。ISBN 978-4523265030
  2. ^ 桜場コハル&週刊ヤングマガジン編集部 監修 『みなみけ+今日の5の2 キャラファンBOOK』 p.14 講談社 2006年11月6日発行 ISBN4-06-372190-6
  3. ^ 桜場コハル&週刊ヤングマガジン編集部 監修 『みなみけ+今日の5の2 キャラファンBOOK』 p.13 講談社 2006年11月6日発行 ISBN4-06-372190-6
  4. ^ a b c d 桜場コハル&週刊ヤングマガジン編集部 監修 『みなみけ+今日の5の2 キャラファンBOOK』 p.106 講談社 2006年11月6日発行 ISBN4-06-372190-6
  5. ^ a b 桜場コハル&週刊ヤングマガジン編集部 監修 『みなみけ+今日の5の2 キャラファンBOOK』 p.105 講談社 2006年11月6日発行 ISBN4-06-372190-6
  6. ^ 桜場コハル&週刊ヤングマガジン編集部 監修 『みなみけ+今日の5の2 キャラファンBOOK』 p.16、p.106 講談社 2006年11月6日発行 ISBN4-06-372190-6
  7. ^ a b 「みなみけ」TVアニメ4期決定!制作はfeel.だバカ野郎”. 2012年6月18日閲覧。 引用エラー: 無効な <ref> タグ; name "TV4ki"が異なる内容で複数回定義されています
  8. ^ 桜場コハル&週刊ヤングマガジン編集部 監修 『みなみけ+今日の5の2 キャラファンBOOK』 p.22 講談社 2006年11月6日発行 ISBN4-06-372190-6
  9. ^ 桜場コハル&週刊ヤングマガジン編集部 監修 『みなみけ+今日の5の2 キャラファンBOOK』 p.40 講談社 2006年11月6日発行 ISBN4-06-372190-6
  10. ^ 第56話(単行本第3巻、p.155、p.156)
  11. ^ 桜場コハル&週刊ヤングマガジン編集部 監修 『みなみけ+今日の5の2 キャラファンBOOK』 p.71 講談社 2006年11月6日発行 ISBN4-06-372190-6
  12. ^ 桜場コハル&週刊ヤングマガジン編集部 監修 『みなみけ+今日の5の2 キャラファンBOOK』 p.23 講談社 2006年11月6日発行 ISBN4-06-372190-6
  13. ^ 桜場コハル&週刊ヤングマガジン編集部 監修 『みなみけ+今日の5の2 キャラファンBOOK』 p.27 講談社 2006年11月6日発行 ISBN4-06-372190-6
  14. ^ 桜場コハル&週刊ヤングマガジン編集部 監修 『みなみけ+今日の5の2 キャラファンBOOK』 p.25 講談社 2006年11月6日発行 ISBN4-06-372190-6
  15. ^ 桜場コハル&週刊ヤングマガジン編集部 監修 『みなみけ+今日の5の2 キャラファンBOOK』 p.77 講談社 2006年11月6日発行 ISBN4-06-372190-6
  16. ^ 桜場コハル&週刊ヤングマガジン編集部 監修 『みなみけ+今日の5の2 キャラファンBOOK』 p.30 講談社 2006年11月6日発行 ISBN4-06-372190-6
  17. ^ 第1話(単行本第1巻、p.11)
  18. ^ なお第155話(単行本第8巻、p.122)
  19. ^ a b c d e 桜場コハル&週刊ヤングマガジン編集部 監修 『みなみけ+今日の5の2 キャラファンBOOK』 p.39 講談社 2006年11月6日発行 ISBN4-06-372190-6 引用エラー: 無効な <ref> タグ; name "sc_mkcb_p38"が異なる内容で複数回定義されています
  20. ^ 第59話(単行本第3巻、p.182)
  21. ^ a b c d e f 『アニメ作品事典 - 解説・原作データ付き』 p.775 日外アソシエーツ 2010年7月26日発行 ISBN978-4-8169-2268-8
  22. ^ 第29話(単行本第2巻、p.92)
  23. ^ 第40話(単行本第3巻、p.11、p.12)
  24. ^ 桜場コハル&週刊ヤングマガジン編集部 監修 『みなみけ+今日の5の2 キャラファンBOOK』 p.43 講談社 2006年11月6日発行 ISBN4-06-372190-6
  25. ^ 第80話(単行本第4巻、p.189)
  26. ^ 第3話(単行本第1巻、p.32)
  27. ^ 第90話(単行本第5巻、p.83)
  28. ^ 第34話(単行本第2巻、p.135〜p.142)
  29. ^ 第58話(単行本第3巻、p.171〜p.178)
  30. ^ 桜場コハル&週刊ヤングマガジン編集部 監修 『みなみけ+今日の5の2 キャラファンBOOK』 p.58 講談社 2006年11月6日発行 ISBN4-06-372190-6
  31. ^ 第36話(単行本第2巻、p.158〜p.160)
  32. ^ 第38話と第39話(単行本第2巻、p.171〜p.181)、第73話(単行本第4巻、p.117〜p.120)
  33. ^ 第26話(単行本第2巻、p.66、p.69)
  34. ^ 第26話(単行本第2巻、p.66)
  35. ^ a b 桜場コハル&週刊ヤングマガジン編集部 監修 『みなみけ+今日の5の2 キャラファンBOOK』 p.76 講談社 2006年11月6日発行 ISBN4-06-372190-6 引用エラー: 無効な <ref> タグ; name "sc_mkcb_p76"が異なる内容で複数回定義されています
  36. ^ 第26話(単行本第2巻、p.68)
  37. ^ 第40話(単行本第3巻、p.14)
  38. ^ 第41話(単行本第3巻、p.23、p.24)
  39. ^ 第161話(単行本第9巻、p.13)
  40. ^ 第162話(単行本第9巻、p.28)と第185話(単行本第10巻、p.59〜p.66)の両方を確認のこと
  41. ^ 第51話(単行本第3巻、p.107〜p.114)
  42. ^ a b 桜場コハル&週刊ヤングマガジン編集部 監修 『みなみけ+今日の5の2 キャラファンBOOK』 p.34 講談社 2006年11月6日発行 ISBN4-06-372190-6
  43. ^ 第51話(単行本第3巻、p.107〜p.114)
  44. ^ 第103話(単行本第6巻、p.17、p.18)
  45. ^ 第129話(単行本第7巻、p.61)
  46. ^ 第183話(単行本第10巻、p.42)
  47. ^ a b 第67話(単行本第4巻、p.70)
  48. ^ 第171話(単行本第9巻、p.108)
  49. ^ a b 桜場コハル&週刊ヤングマガジン編集部 監修 『みなみけ+今日の5の2 キャラファンBOOK』 p.56 講談社 2006年11月6日発行 ISBN4-06-372190-6
  50. ^ 第67話(単行本第4巻、p.66)
  51. ^ 桜場コハル&週刊ヤングマガジン編集部 監修 『みなみけ+今日の5の2 キャラファンBOOK』 p.26 講談社 2006年11月6日発行 ISBN4-06-372190-6
  52. ^ 第102話(単行本第6巻、p.10)
  53. ^ 第8話(単行本第1巻、p.77)
  54. ^ 桜場コハル&週刊ヤングマガジン編集部 監修 『みなみけ+今日の5の2 キャラファンBOOK』 p.57 講談社 2006年11月6日発行 ISBN4-06-372190-6
  55. ^ 第42話(単行本第3巻、p.30)
  56. ^ 桜場コハル&週刊ヤングマガジン編集部 監修 『みなみけ+今日の5の2 キャラファンBOOK』 p.14、15 講談社 2006年11月6日発行 ISBN4-06-372190-6
  57. ^ 桜場コハル&週刊ヤングマガジン編集部 監修 『みなみけ+今日の5の2 キャラファンBOOK』 p.53 講談社 2006年11月6日発行 ISBN4-06-372190-6
  58. ^ 第140話(単行本第7巻、p.160)
  59. ^ 第102話(単行本第7巻、p.160、p.163、p.164)
  60. ^ 第114話(単行本第6巻、p.117、p.118)
  61. ^ a b 第155話(単行本第8巻、p.121)
  62. ^ 第46話(単行本第3巻、p.67)
  63. ^ a b c d 桜場コハル&週刊ヤングマガジン編集部 監修 『みなみけ+今日の5の2 キャラファンBOOK』 p.54 講談社 2006年11月6日発行 ISBN4-06-372190-6
  64. ^ 第37話(単行本第2巻、p.163)
  65. ^ 第65話(単行本第4巻、p.48)
  66. ^ 第65話(単行本第4巻、p.49)
  67. ^ テレビアニメ第1期での表現より。
  68. ^ 桜場コハル&週刊ヤングマガジン編集部 監修 『みなみけ+今日の5の2 キャラファンBOOK』 p.50 講談社 2006年11月6日発行 ISBN4-06-372190-6
  69. ^ 第29話(単行本第2巻、p.89〜p.96)
  70. ^ 第167話(単行本第9巻、p.71)
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  72. ^ 第35話(単行本第2巻、p.144)
  73. ^ 第63話(単行本第4巻、p.32)
  74. ^ 第174話(単行本第9巻、p.131〜p.138)
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  76. ^ 第89話(単行本第5巻、p.71〜p.78)
  77. ^ 第13話(単行本第1巻、p.117〜p.119)
  78. ^ 第13話(単行本第1巻、p.119)
  79. ^ a b c d e f g h i j 『アニメ作品事典 - 解説・原作データ付き』 p.776 日外アソシエーツ 2010年7月26日発行 ISBN978-4-8169-2268-8
  80. ^ ヤングマガジン2011年52号。
  81. ^ StarChild:みなみけ”. スターチャイルド. キングレコード. 2012年10月1日14:54閲覧。
  82. ^ a b c d e 「みなみけ」TVアニメ4期決定!制作はfeel.だバカ野郎”. コミックナタリー. 2012年6月18日閲覧。
  83. ^ a b c d DVD付き「みなみけ」限定版公式サイト”. 2012年6月21日閲覧。
  84. ^ 井上麻里奈 (2009年2月12日22:33). “ヒィ!”. マリナビ!. GMOメディア. 2009年1月14日13:37閲覧。

関連項目

  • 今日の5の2 - 『みなみけ』と同じ原作者による作品。『みなみけ』との合同イベントも行われた。

外部リンク