ニドリーナ
ニドリーナは、ポケットモンスターシリーズに登場する1025種のポケモン(架空の生物)のうちの一種である。
ニドリーナ | |
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基礎データ | |
英語名 | Nidorina |
進化体系 | 1進化ポケモン |
進化前 | ニドラン♀ |
進化後 | ニドクイン |
世代 | 第1世代 |
ポケモン学 | |
分類 | どくばりポケモン |
タイプ | どく |
高さ | 0.8m |
重さ | 20.0kg |
特性 | どくのトゲ / とうそうしん |
かくれ特性 | はりきり |
特徴
進化して角が退化したが、引っ掻いたり噛み付いたりなどの肉弾戦は得意。温厚な性格だが、口から超音波を出すこともできる。
ニドラン♀がニドリーナに進化すると繁殖能力が無くなり、タマゴを産まなくなる(産めなくなる)。この事は『赤・緑』しか無かった頃に発売された『公式ファンブック』(1996年発行)で既に説明されており、『金・銀』以降にゲーム内の機能として結実している[1]。
名称
ニードル(needle)は英語で「針」を意味し、「-イーナ」(-ina)はイタリア語での指小辞である。この指小辞は女性形で、同種の♂であるニドリーノには同じ指小辞の男性形“-ino”が付く。
英仏独いずれの言語版でも“Nidorina”と呼ばれる。韓国語版でも同語源の「니드리나」(Nideurina)。中国語簡体字でも近い発音の「尼多娜」(普通話/漢語拼音:Níduōnà)だが、繁体字では「尼美羅」(広東語/改イェール式:Nei4mei5lo4)となり全く異なってしまっている。
ゲームでのニドリーナ
ニドラン♀からレベル16で進化し、「つきのいし」を使うことによりニドクインに進化する。世界観設定にある「ちょうおんぱ」を覚えるには、「ちょうおんぱ」を覚えた♂のポケモンとニドラン♀でタマゴを発見する必要がある。前述の通り、育て屋に預けてもタマゴは発見されない。
アニメでのニドリーナ
ピックアップされた物語では、ニドラン♂とキスをした♀が進化した。
金銀編ではコガネシティのジムリーダー、アカネが使用する。
映画でのニドリーナ
2009年公開の『アルセウス 超克の時空へ』に登場。声優は川上貴史。
漫画でのニドリーナ
『ポケットモンスターSPECIAL』ではブルーのポケモンとして登場。ニックネームは「ニドちゃん」。ブルー (ポケットモンスターSPECIAL)#手持ちを参照。
脚注
- ^ 繁殖能力を戦う為の能力に自ら変換したと言う説や、子供を守る為に自ら繁殖能力を潰したと言う説もある。