土屋健二

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土屋 健二(つちや けんじ、1990年10月4日 - )は、横浜DeNAベイスターズに所属するプロ野球選手投手)。

土屋 健二
横浜DeNAベイスターズ #45
2013年4月6日、明治神宮野球場にて
基本情報
国籍 日本の旗 日本
出身地 静岡県富士市
生年月日 (1990-10-04) 1990年10月4日(33歳)
身長
体重
181 cm
83 kg
選手情報
投球・打席 左投左打
ポジション 投手
プロ入り 2008年 ドラフト4位
初出場 2010年4月28日
年俸 550万円(2013年)
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

来歴・人物

静岡県富士市出身。野球人生のスタートは、小学3年生時に、後に出身高校の先輩となる松坂大輔の投球に衝撃を受けた事と後に語っている。 地元の「富士シニア」所属時代は投手として全国16強入りし、全日本選抜メンバーにも選出された。

2006年横浜高校に進学。2007年秋の明治神宮大会では準優勝投手となった。この年の秋関東大会までは背番号1だったが、明治神宮大会では背番号10として出場した(エースとしての自覚を持ってほしい事から、監督が背番号を10に変更させた)。エースとして3年生時の春(2008年)に出場した第80回選抜大会は初戦(2回戦)で北大津高校の前に敗退するも、続く3年生時の夏の第90回選手権大会では浦和学院高校広陵高校仙台育英高校といった強豪を撃破したものの、準決勝で浅村栄斗を擁する大阪桐蔭高校に敗れベスト4で敗退。社会人野球JR東日本入りが内定していたが、プロに対する気持ちが強くプロ志望届を提出した[1]2008年のプロ野球ドラフト会議北海道日本ハムファイターズから4位指名を受け、11月16日に契約金3,500万円、年俸580万(金額は推定)で仮契約した。

2010年イースタンリーグで78奪三振で1位タイ、防御率3.34、勝利数7でいずれも2位の好成績を残し、ベースボール・マガジン社選定のビッグホープ賞を受賞した。しかしながら一軍では5.1投球回で10失点と苦しんだ。プライベートでは9月21日に第1子が誕生した[2]

2011年は一度も一軍登録されなかった。翌2012年6月5日に2年ぶりに登録され、同日の広島東洋カープ戦にてその試合の先発投手・吉川光夫危険球により退場処分となったため急遽登板するが、先頭の赤松真人に逆転本塁打を打たれるなどで一死も取れずに5失点で降板し、敗戦投手となった。同年内の登板はこの1試合のみに留まった。同年11月14日北篤とのトレードで横浜DeNAベイスターズへの移籍が発表された[3]

2013年、移籍後初登板となった4月6日の対東京ヤクルトスワローズ戦でプロ初勝利を挙げる[4]。この試合はアレックス・ラミレスの日本での通算2000本安打の達成試合でもあった。

プレースタイル

球種は、最速142km/h直球カットボールカーブスライダーチェンジアップ。制球力が良く緩急や高低、内外の幅広いストライクゾーンで勝負出来る投手である。決め球はカットボールである。

腕の出どころが見づらい投球フォームが似ているため、同じ横浜高校出身の成瀬善久と比較されることが多い。そのため「成瀬二世」と呼ばれることもあるが、本人の目標とする投手は杉内俊哉。理由は「直球で三振を取れるから」である。周囲から「成瀬のようなフォームで投げろ」と言われた際は、聞かないようにしていたという。

長打力を兼ね備えたシュアな打撃も評価が高く、高校時代は五番を打っていた。2007年夏には背番号8で中堅手のレギュラー兼控え投手。2007年秋には8本塁打を放っている(練習試合含む)。日本高校選抜のブラジル遠征では、登板しない時は外野手として出場しチームトップの5本塁打をマークしている。

詳細情報

年度別投手成績





















































W
H
I
P
2010 日本ハム 3 0 0 0 0 0 0 0 0 ---- 33 5.1 12 3 5 0 1 3 0 0 10 10 16.88 3.19
2012 1 0 0 0 0 0 1 0 0 .000 5 0.0 4 1 1 0 0 0 0 0 5 5 ---- ----
通算:2年 4 0 0 0 0 0 1 0 0 .000 38 5.1 16 4 6 0 1 3 0 0 15 15 25.31 4.13
  • 2012年度シーズン終了時

記録

背番号

  • 37 (2009年 - 2012年)
  • 45 (2013年 - )

脚注

関連項目