黄道

これはこのページの過去の版です。42.125.160.221 (会話) による 2014年2月22日 (土) 03:32個人設定で未設定ならUTC)時点の版であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

黄道(こうどう)とは、天球上における太陽の見かけの通り道(大円)のこと。

概要

黄道は天の赤道に対して約2326傾いている。この角度を黄道傾斜角といい、地球の公転面の垂線に対する地軸の傾きに由来するものである。白道(月の通り道)は、黄道よりさらに5度8分7傾いている。

黄道と天の赤道との二つの交点を分点という。このうち、黄道が南から北へ交わる方を春分点(しゅんぶんてん)といい、春分点を起点(0度)として黄道を360度に分けたものが黄経(こうけい)である。もう一つの交点を秋分点(しゅうぶんてん)といい、黄経180度に当たる。

現行の二十四節気は、黄道を15度毎の24分点に分割して定められている。

読み方は漢音で「こうどう」とも、呉音で「おうどう」とも読まれているが、天文学者の間では「どちらでも良い」という立場と「かならず呉音で『おうどう』と読むべき」とする立場の両方が唱えられている。「かならず『こうどう』と読むべき」という主張はない。[要出典]ちなみに文部科学省の学術用語集では「こうどう」となっており、どちらでも良いという立場とみられる。

 

関連項目

Template:Link GA Template:Link GA