テウォンメディア

韓国のアニメーション会社

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大元メディアDaiwon Media 韓国名: 대원미디어)は、アニメーション企画制作を主な事業内容とする韓国の企業である。また、日本のアニメや漫画などのローカライズも行っている。

沿革・概要

韓国アニメーターだった鄭煜、金大中(後に世映動画を設立)が1973年に設立した『元プロダクション』、『大元プロダクション』を経た後、1977年に『大元動画』として設立した。

同年、東映動画(現・東映アニメーション)と提携。東映動画作品の作画下請けなどを行うようになり、「惑星ロボ ダンガードA」、「宇宙海賊キャプテンハーロック」、「SF西遊記スタージンガー」、「円卓の騎士物語 燃えろアーサー」などにグロス請けとして関わる。また、東映動画作品以外にも東映動画を通して国際映画社作品の作画にも関わっており、「めちゃっこドタコン」、「若草の四姉妹」、「ハニーハニーのすてきな冒険」に参加している。指導として東映動画から菊池城二などが出向しており、この頃グロス請けしていた物は全て菊池が作画監督を担当している。

1981年頃になると、自社のアニメーターから作画監督を立てる事が多くなり、「J9シリーズ」、「魔境伝説アクロバンチ」、「機甲艦隊ダイラガーXV」、「光速電神アルベガス」、「ビデオ戦士レザリオン」などでいずれも多くの話数でグロス請けとして関わっている。さらに、この頃から下請けではなく、韓国で元請けの劇場作品を手がけるようになる。

1985年以降は、東映動画からの下請けは主にアメリカとの合作物の仕事が多くなり、「戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー」、「スーパーマン(1988年TV版)」、「Defenders of the Earth」に参加している。

1987年、韓国初のテレビアニメーション「流れ者カッチ」を手がけて以降、テレビアニメーションの元請け制作が主となる。

1988年になると、韓国での労働費の高騰や、TVアニメーションの元請けを手がけるようになった為、東映動画との関係が切れる事となる。

2000年、社名を「大元C&A」に変更。

2002年任天堂のライセンスを得て、ニンテンドーゲームキューブゲームボーイアドバンスのハード・ソフト、ポケットモンスター 金・銀のソフトを販売。

2003年コナミと提携し、遊☆戯☆王OCGを販売。

2007年、「大元メディア」に変更。

作品履歴

テレビシリーズ

実際にはクレジットされているもの以外にも、70年代から80年代の東映動画のテレビシリーズに多く関わっている。

劇場アニメ

  • 未来少年クンタ バミューダ5000年 (1982年)
  • 太陽に向かって投げろ (1983年)
  • 銀河伝説テラ (1983年)
  • 宇宙戦艦ヤマト 完結編 (制作元請:東映動画、協力プロダクション、1983年)
  • 俺の名前はトッコタク (1984年)
  • ビデオレンジャー007 (1984年)
  • 再び探したマウンド (1985年)
  • 無敵鉄人ラムボート (1985年)
  • オーディーン 光子帆船スターライト (制作元請:東映動画、協力プロダクション、1985年)
  • カクシタル (1986年)
  • セントエルモ 光の来訪者 (制作元請:東映動画、協力プロダクション、1987年)
  • 聖闘士星矢 真紅の少年伝説 (制作元請:東映動画、協力プロダクション、1988年)
  • 通りの無法者 (1993年)
  • 赤い鷹 (1995年)

主な出版物

漫画

フィルムコミックス

関連人物

  • 鄭煜
  • 金大中(金子大)
  • 洪ジェホ(塩沢洪世、塩沢中世、塩沢洪大、塩沢洪元、塩沢大助)
  • 朴雪亨(ほお雪享、大木雪享)
  • 金周仁(金本周二)
  • 沈相日(しんそういち)

関連項目

外部リンク

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