ジヌよさらば〜かむろば村へ〜

『ジヌよさらば〜かむろば村へ〜』（ジヌよさらばかむろばむらへ）は、2015年春に公開予定の日本映画。監督は松尾スズキ、主演は松田龍平。小学館ビッグコミックで2007年 - 2008年に連載された、いがらしみきおの漫画『かむろば村へ』が原作。

銀行員でありながら金アレルギーになり、お金を一切使わない生活を目指して東北地方の寒村にやってきた主人公と、一筋縄ではいかない村人たちによるスラップスティック・コメディ映画^[1]。「ジヌ」とは東北弁で銭、金のことを指す。

ストーリー

銀行員ながらお金アレルギーを患った主人公・高見武晴は、一銭も金を使わずに生きるために東北地方にある「かむろば村」へ移住。だがその村には、不思議な現象や曲者揃いの住人たちが待っていた。

高見は無鉄砲さと酒癖の悪さで、様々なトラブルを起こしながら、かむろば村で生活をはじめる。

メーンロケ地を福島県柳津町で行い、2014年5月7日にクランクイン。約1か月のロケを経て6月4日に都内でクランクアップ^[2]。奥会津全面協力で撮影される他、観光企画「ふくしまデスティネーションキャンペーン」期間中に上映が予定されており、ロケ地をPRする宣伝ポスターなども制作される予定^[3]。

共演は何度もあったものの、松尾スズキと松田龍平が監督と俳優としてタッグを組むのは、松田主演の映画「恋の門」以来10年ぶり。また、大人計画主宰である松尾が自身の映像作品に、同じ大人計画所属の阿部サダヲを使うのは初めてのこと^[4]。