木曽川橋

愛知県・岐阜県の橋

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木曽川橋(きそがわばし)は、愛知県一宮市北方町と岐阜県羽島郡笠松町木曽川に架かる県道(岐阜県道・愛知県道14号岐阜稲沢線)の下路ブレースドリブタイドアーチ橋である。設計は増田淳

笠松町側から眺めた木曽川橋
画像中央は初代の橋脚跡(現在は撤去)

概要

歴史

この橋がかかる部分は、中山道東海道を結ぶ脇往還である美濃路の1つである笠松道(鮎ずし街道、名古屋道、岐阜道ともいう)にあり、古くから交通量が多く、現在の橋が架かる以前から渡舟や木造の橋が設置されていた。

長らく、河床に初代の橋脚跡が残っていたが2012年(平成24年)の河床整備で撤去された[1]

鮎ずし街道

現在の名古屋市岐阜市を結ぶ道は、江戸時代から重宝されていた道である。美濃路と混合される事もあるが、美濃路は現在の名古屋市から一宮市をとおり、旧尾西市(現一宮市)、羽島市を経由し、大垣市不破郡垂井町へ向かう道である。この鮎ずし街道は、一宮市で美濃路から別れ、羽島郡笠松町経由で岐阜市へ向かう道である。

さまざまな呼ばれ方をされた道であるが、“鮎ずし街道”の名の由来は、長良川鵜飼鮎寿司として加工し、江戸の将軍家に献上する際に使用された事からである。記録によれば、鮎寿司の運搬に、岐阜〜江戸を3〜4日で向かったという。

脚注

座標: 北緯35度21分40.4秒 東経136度45分45.4秒 / 北緯35.361222度 東経136.762611度 / 35.361222; 136.762611