ナタリー・コール

これはこのページの過去の版です。Tribot (会話 | 投稿記録) による 2014年10月13日 (月) 16:12個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (bot: WP:BOTREQ#ユニバーサルミュージック関連のリンク修正 oldid=53191407)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

ナタリー・コールNatalie Cole、Stephanie Natalie Maria Cole、1950年2月6日-)は、アメリカ合衆国シンガーソングライターナット・キング・コールの実娘。

ナタリー・コール
ライヴ会場にて(2007年8月、シカゴ
基本情報
出生名 Stephanie Natalie Maria Cole
生誕 (1950-02-06) 1950年2月6日(74歳)
出身地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 カリフォルニア州ロサンゼルス
ジャンル R&Bジャズ
職業 シンガーソングライター
活動期間 1950年代 - 現在
(プロ歌手としては1975年から)
レーベル ユニバーサル

概要

カリフォルニア州ロサンゼルス生まれ。子供の頃から歌手として活動し、1975年にデビュー。デビュー曲の「ジス・ウィル・ビー」はビルボード全米総合チャート6位のヒットを記録し、グラミー賞の最優秀R&B女性ボーカル賞、最優秀新人賞に輝く。翌1976年に「Mr. Melody」が東京音楽祭でグランプリを受賞し、1977年には全米総合チャート5位、R&B部門1位に輝いた「I've Got Love On My Mind」等のヒットを飛ばす。しかし、1980年代に入るとセールスは大きく落ち込み、また麻薬中毒に陥って一時活動を休止するなど、不遇の時を過ごした。

1988年に「ピンク・キャデラック」のヒットで復活すると、翌1989年にはビルボードのR&B部門とアダルト・コンテンポラリー部門ともに第1位、全米シングルチャート第7位、全英オフィシャルチャートのシングルランキング第2位という殿堂に輝いた「Miss You Like Crazy」、さらに1991年には偉大な父ナット・キング・コールのカバー集「アンフォーゲッタブル (Unforgettable... with Love)」を発表。全米ポップチャートで5週1位というジャズ作品としては異例の大ヒットを記録し、グラミー賞の最優秀アルバム賞を受賞した。シングル「アンフォーゲッタブル」では、亡き父が歌った音源とのオーバーダブによる「共演」が大きな話題を呼び、この曲も同年のグラミー賞のソング・オヴ・ザ・イヤーに輝いている。

ディスコグラフィー

  • 1975 - Inseparable [US Pop #18, R&B #1]
  • 1976 - Natalie [US Pop #13, R&B #3]
  • 1977 - Unpredictable [US Pop #8, R&B #1]
  • 1977 - Thankful [US Pop #16, R&B #5]
  • 1978 - Natalie...Live! [US Pop #31, R&B #9]
  • 1979 - I Love You So [US Pop #52, R&B #11]
  • 1979 - We're the Best of Friends (with Peabo Bryson) [US Pop #44, R&B #7]
  • 1980 - Don't Look Back [US Pop #77, R&B #17]
  • 1981 - Happy Love [US Pop #132, R&B #37]
  • 1983 - I'm Ready [US Pop #182, R&B #54]
  • 1985 - Dangerous [US Pop #140, R&B #48]
  • 1987 - Everlasting [US Pop #42, R&B #8, UK #62]
  • 1989 - Good to Be Back [US Pop #59, R&B #21, UK #10]
  • 1991 - Unforgettable... with Love [US Pop #1 (5 weeks), R&B #5, Jazz #1, UK #11]
  • 1993 - Take a Look [US Pop #26, R&B #14, Jazz #1, UK #16]
  • 1994 - Holly & Ivy [US Pop #36, R&B #20]
  • 1996 - Stardust [US Pop #20, R&B #11]
  • 1999 - Snowfall on The Sahara [US Pop #163, R&B #64]
  • 1999 - The Magic of Christmas [US Pop #157, R&B #84]
  • 2000 - Greatest Hits Vol. 1 [US Pop #154, R&B #86]
  • 2002 - Ask a Woman Who Knows [US Pop #32, R&B #24, Jazz #1]
  • 2006 - Leavin' [US Pop #97, R&B #16]

書籍

「ナタリー・コール物語 二度のグラミーの狭間で(ソウルサーチン R&Bの心を求めて Vol.3 [電子書籍版])」 吉岡正晴 (著)

外部リンク