トーセンダンス

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トーセンダンス2002年 - )は日本社台ファームで生産されたおすサラブレッド。2002年のセレクトセールにて3億3500万円という当時の0歳馬としては世界最高の落札価格が付けられた。中央競馬にて1戦0勝という成績を残し、2006年より種牡馬となった。

トーセンダンス
品種 サラブレッド
性別
毛色 黒鹿毛
生誕 2002年5月5日
死没 (現役種牡馬)
サンデーサイレンス
ダンシングキイ
母の父 Nijinsky
生国 日本の旗 日本北海道千歳市
生産者 社台ファーム
馬主 島川隆哉
調教師 国枝栄美浦
競走成績
生涯成績 1戦0勝
獲得賞金 0円
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※1995年に生まれた同名の競走馬が存在し[1]、馬主が島川隆哉という共通項があるが、本項では2002年産馬について記述する。

デビュー前

2002年北海道千歳市社台ファームで生まれる。同じ社台ファームの同期生には秋華賞を制したエアメサイア中山大障害を制したマルカラスカルシンガポール航空インターナショナルカップを制したシャドウゲイト重賞馬のアグネスジェダイデアリングハートなどがいる。

7月、セレクトセールに上場され、3億3500万円で島川隆哉が落札した。消費税を含めた価格は3億5175万円だった。この落札価格は当時の0歳馬としては世界レコードであった。このセリ市にはディープインパクトも上場され7000万円で落札されており、トーセンダンスの約5分の1程度の評価額にすぎなかった。

2003年、1歳時に腰椎を骨折する。

競走馬時代

2005年4月3日、デビュー戦となった中山競馬場での3歳未勝利戦(芝1800メートル)では、後藤浩輝が騎乗し単勝4番人気の評価だった。レースではスタートで出遅れて最後の直線でも伸びず、シャドウゲイトに逃げ切られ12着と惨敗に終わった。

結局デビュー戦が最後のレースとなり、6月15日付けで日本中央競馬会 (JRA) の競走馬登録を抹消されたが、全兄姉GI馬が3頭いる血統のよさを買われて2006年よりレックススタッドにて種牡馬になった。

競走成績

年月日 競馬場 競走名 頭数 枠番 馬番 オッズ
(人気)
着順 騎手 斤量 距離(馬場) タイム
(上り3F
タイム
勝ち馬/(2着馬)
2005. 4. 16 中山 3歳未勝利 14 7 11 6.2(4人) 12着 後藤浩輝 56 芝1800m(良) 1:53.0 (36.6) 2.9 シャドウゲイト

種牡馬時代

初年度の種付け料は受胎後30万円、産駒誕生後50万円で設定され、50頭に種付けを行った。全兄ダンスインザダークは実績のある種牡馬であり、血統とコストパフォーマンスから、代替種牡馬としての需要が見込まれている。

代表産駒

血統表

トーセンダンス血統サンデーサイレンス系(ヘイルトゥリーズン系) / (Almahmoud4×5=9.38%、Blue Swords・Bluehaze5×5=6.25%、Native Dancer5×5=6.25%) (血統表の出典)

* サンデーサイレンス
Sunday Silence
1986 青鹿毛
父の父
Halo
1969 黒鹿毛
Hail to Reason Turn-to
Nothirdchance
Cosmah Cosmic Bomb
Almahmoud
父の母
Wishing Well
1975 鹿毛
Understanding Promised Land
Pretty Ways
Mountain Flower Montparnasse
Edelweiss

*ダンシングキイ
Dancing Key
1983 鹿毛
Nijinsky II
1967 鹿毛
Northern Dancer Nearctic
Natalma
Flaming Page Bull Page
Flaring Top
母の母
Key Partner
1976 黒鹿毛
Key to the Mint Graustark
Key Bridge
Native Partner Raise a Native
Dinner Partner F-No.7

脚注

  1. ^ 馬情報検索 トーセンダンス”. JBIS-Search. 日本軽種馬協会. 2012年11月16日閲覧。

外部リンク