華城市

韓国・京畿道の市

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華城市(ファソンし)は大韓民国京畿道の南西部に位置する市である。

京畿道 華城市
隆健陵・健陵(正祖孝懿王后陵)の丁字閣と墳丘
位置
各種表記
ハングル: 화성시
漢字: 華城市
片仮名転写: ファソン=シ
ローマ字転写 (RR): Hwaseong-si
統計(2014年
面積: 689.2 km2
総人口: 540,832 人
世帯数: 204,632 世帯
行政
国: 大韓民国の旗 大韓民国
上位自治体: 京畿道
下位行政区画: 4邑10面10洞
行政区域分類コード: 31240
華城市の木: イチョウ
華城市の花: レンギョウ
華城市の鳥: ハト
自治体公式サイト: 華城市
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概要

ソウル特別市から南へ30~65kmに位置する。下記の沿革の通り、市域はもともと水原郡であった地域から、水原市をはじめ、都市化の進んだ烏山市などに分離されていき、最後まで残った地域が市制施行して成立したものである。このため鉄道の京釜線の駅は餅店駅のみ(それも1990年~2003年までは営業を休止していた)で、同線を挟み込むような形状となっている。また上記の理由から確固とした市の中心地というものがない。市庁は市域のほぼ中央にある南陽邑にあるが、人口は京釜線に近い東部に集中している。人口増加が著しく、2007年2月から2012年2月までの間に62%増加しており、特に郷南面と東灘洞は5年で人口が2倍以上となっている。また市の外国人人口は5%ほどであるが、八灘面と楊甘面は34%と非常に高い。その反面、農地面積も271平方キロと、農業地帯も多く残っている。

沿革

  • 1914年4月1日 - 郡面統合により、水原郡の一部・南陽郡の大部分(霊興面・大阜面を除く)・広州郡の一部(儀谷面・旺倫面)・安山郡の一部(月谷面・北方面・声串面)が合併し、水原郡が発足。水原郡に以下の面が成立(21面)。
    • 水原面・日荊面・台章面・安龍面・梅松面・峰潭面・飛鳳面・八灘面・郷南面・正南面・城湖面・東灘面・陰徳面・麻道面・松山面・西新面・雨汀面・長安面・楊甘面・儀旺面・半月面
  • 1931年4月1日 - 水原面が水原邑に昇格(1邑20面)。
  • 1936年10月1日 (1邑19面)
    • 日荊面・台章面・安龍面の各一部が水原邑に編入。
    • 儀旺面および日荊面の残部が合併し、日旺面が発足。
  • 1941年10月1日 - 城湖面が烏山面に改称(1邑19面)。
  • 1949年8月14日(19面)
    • 水原邑が水原府に昇格、郡より離脱。
    • 水原郡の残りの地域が華城郡に改称。
  • 1949年8月15日 - 陰徳面が南陽面に改称(19面)。
  • 1960年1月1日 - 烏山面が烏山邑に昇格(1邑18面)。
  • 1963年1月1日(1邑16面)
    • 安龍面・台章面・日旺面のそれぞれ一部が水原市に編入。
    • 日旺面が始興郡に編入。
    • 安龍面・台章面のそれぞれ残り部分をもって台安面を設置。
  • 1970年6月10日 - 郡庁が水原市から烏山邑に移転。
  • 1983年2月15日(1邑16面)
    • 半月面の一部が始興郡儀旺邑に編入。
    • 飛鳳面の一部が峰潭面に編入。
  • 1985年10月1日 - 台安面が台安邑に昇格(2邑15面)。
  • 1986年1月1日 - 半月面の一部を新設の安山市に編入(2邑15面)。
  • 1987年1月1日(2邑15面)
    • 西新面の一部が松山面に編入。
    • 八灘面の一部が郷南面に編入。
    • 東灘面の一部が烏山邑に編入。
    • 梅松面の一部が水原市に編入。
    • 楊甘面の一部が平沢郡青北面に編入。
  • 1989年1月1日 - 烏山邑が市制施行し、烏山市となり、郡より離脱(1邑15面)。
  • 1994年12月26日(1邑14面)
  • 1995年4月20日 - 台安邑の一部が水原市八達区に編入(1邑14面)。
  • 1998年4月1日 - 峰潭面が峰潭邑に昇格(2邑13面)。
  • 2000年11月1日 - 郡庁が烏山市から南陽面南陽里(現・南陽邑)に移転。
  • 2001年3月21日 - 華城郡が華城市に昇格(2邑12面)。
    • 南陽面が南陽洞となる。
  • 2003年6月14日 - 雨汀面が雨汀邑に昇格(3邑11面)。
  • 2006年1月2日 - 台安邑を廃止し、6つの行政洞に分割(2邑11面)。
  • 2007年1月29日(3邑10面)
    • 郷南面が郷南邑に昇格。
    • 東灘面・陵洞・半月洞のそれぞれ一部が合併し、東灘洞を設置。
  • 2014年10月20日 - 南陽洞が南陽邑に転換(4邑10面)。
  • 2015年1月2日 - 東灘面の一部が東灘洞に編入(4邑10面)。

行政

警察

消防

教育

大学

専門大学

交通

鉄道

現在営業中の路線

餅店駅までソウル駅より約70分。上記の他、餅店基地線の西東灘駅も市域に隣接している。

営業予定の路線

バス

市域が広く、確固とした市外バスターミナルもない。

  • 空港バス
    • 仁川国際空港から、東灘行き(水原大学・餅店経由)がある他、平沢行きが郷南を経由する。
  • 一般バス
    • 東灘方面へは、ソウル駅江南駅からの広域バスが多数運行。
    • 済扶島入口へは、衿井駅半月駅または水原駅から、飛鳳面・南陽洞を経由する便が多く運行。
    • 水原大学(隆陵・健陵)方面へは、水原駅などから運行。
    • 郷南方面へは、水原駅などから運行。

高速道路

観光

  • 済扶島(西新面)  干潮時のみ地続きとなる「海割れ」が起こる。海割れの時間は華城市ホームページで確認可能。
  • 隆陵健陵(松山洞)  世界遺産朝鮮王陵に含まれる。

スポーツ

華城室内体育館及び華城総合運動場は、郷南邑に所在する。

種目 チーム名 創立年度 ホーム競技場
Vリーグ女子 華城IBKアルトス 2011年 華城室内体育館

外部サイト