宮城県古川高等学校

宮城県大崎市にある高等学校

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宮城県古川高等学校(みやぎけん ふるかわこうとうがっこう)は、宮城県大崎市にある男女共学県立高等学校古高(ふるこう)の通称で呼ばれている。古の時代には大崎大学とまで呼ばれ、その名を日本中に轟かせた。

宮城県古川高等学校

宮城県古川高等学校
過去の名称 宮城県尋常中学校志田郡立分校
宮城県中学校志田郡立分校
宮城県第三中学校
県立宮城県第三中学校
宮城県立古川中学校
宮城県古川中学校
国公私立の別 公立学校
設置者 宮城県
学区 宮城県全域
校訓質実剛健、文武両道
設立年月日 1897年
共学・別学 男女共学
単位制・学年制 学年制
設置学科 普通科
学期 3学期制
高校コード 04105A
所在地 989-6155
宮城県大崎市古川南町二丁目3番17号
北緯38度34分14.7秒 東経140度57分23.6秒 / 北緯38.570750度 東経140.956556度 / 38.570750; 140.956556
外部リンク 公式サイト
ウィキポータル 教育
ウィキプロジェクト 学校
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概要

  • 明治30年「反仙台志向」の学校として創立した。独自の校風を有し「自由の学風」を建学の精神としている。生徒と教師は「自由の校風」のなかで自主的に勉学と部活動に取り組んでいる。

校訓

  • 質実剛健
  • 学問尊重
  • 自主自立

校章

  • 校章は「蛍雪章」、生徒は「蛍雪健児」(けいせつけんじ)と称される

スクールカラー

  • 紫紺

定期戦・仙台駅前総体エール

文武両道」を掲げ、部活動にも力を入れている。毎年4月末には兄弟校である宮城県築館高等学校と伝統の「築高定期戦」を県総体の前哨戦として行なっている。この伝統行事に向け、新入生は応援練習に励み「校歌」、「図南歌」、他数曲の応援歌を覚え、かつては毎年6月の県総体当日に仙台駅前ペデストリアンデッキでのエールも伝統行事として知られていた。

古川高等学校校歌・応援歌一覧

  • 校歌
  • 図南歌
  • 古高の本領
  • 凱歌
  • 柔道部の歌
  • 卓球部の歌
  • 球技部の歌
  • 剣道部の歌
  • 野球部の歌
  • 一般応援歌
  • 山の神
  • 海の神
  • オールボイス拍手
  • 古高節

進学指導方針

  • 授業第一主義」として大学受験の知識は通常の授業のみで習得でき東京大学京都大学国立大学医学部、その他 難関大学にも十分対応できるように配慮されている。入学時の学力が高いことにこしたことはないが、それよりも三年間でどれだけ学力を伸ばすことができ生徒それぞれの自己実現を達成でき「第一志望大学」に合格させることが出来るかに重点を置いている。 
  • 2015年には東京大学、京都大学、東北大学、自治医科大学、慶応義塾大学など難関大学に合格者をだし授業第一の方針が結果となって出た。その他近年は一橋大学、東京外国語大学、北海道大学、早稲田大学、国際基督教大学、国立大学医学部などにも合格者を輩出している。

指定校推薦枠

進路の手引き~先輩の頼りから~

  • 自分の青春

設置学科

廃止された課程

アクセス

  • 東北新幹線古川駅より西側へ徒歩10分、自転車5分。駅からは比較的近い距離のため、歩いて通学する生徒が多い。

自転車駐輪場

  • 古川駅南東出口前に無料駐輪場、北東出口前に1ヶ月1590円の有料駐輪場がある。
  • 古川駅西口駅前農協中央支店駐車場横に守谷自転車預り所がある。

バイク通学

  • 原則として本校までバイクにて直接通学することは禁止されている。ただし、遠距離通学者にかぎり最寄の駅まで利用することは許可されている。

沿革

  • 1897年4月1日 - 宮城県尋常中学校志田郡立分校と称し創立される。
  • 1899年4月1日 - 宮城県中学校志田郡立分校と改称する。
  • 1900年4月1日 - 宮城県第三中学校として独立する。
  • 1901年4月1日 - 宮城県第三中学校と改称する。宮城県第三中学校栗原分校(宮城県築館高等学校)設置。
  • 1901年7月1日 - 県立宮城県第三中学校と改称する。
  • 1904年4月1日 - 栗原分校が独立し宮城県第五中学校と改称。
  • 1907年6月1日 - 宮城県立古川中学校と改称する。
  • 1919年10月10日 - 宮城県古川中学校と改称する。
  • 1948年4月1日 - 学制改革により宮城県古川高等学校と改称する。
  • 1997年11月6日 - 創立百周年記念式典を挙行する。
  • 2005年4月1日 - 女子生徒の受け入れ開始。

兄弟校・姉妹校

部活動

  • 校訓文武両道とあるように伝統的に部活動が大変活発でそれぞれの運動部が自主的に活動している。
  • 運動部
    • 野球部(男)、柔道部(男女)、剣道部(男女)、ソフトテニス部(男女)、卓球部(男女)、バレーボール部(男女)、バドミントン部(男女)、陸上競技部(男女)、バスケットボール部(男女)、ハンドボール部(男)、スキー部(男女)、水泳部(男女)、山岳部(男女)、ソフトボール部(男)、サッカー部(男)、ラグビー部(男)
  • 文化部
    • 英語部(男女)、総合科学部(男女)、美術部(男女)、演劇部(男女)、文芸部(男女)、写真部(男女)、吹奏楽部(男女)、コーラス部(男女)、囲碁将棋部(男女)、ほーむめいきんぐ部(男女)
  • 愛好会
    • 映画研究会(男女)、ダンス愛好会

古高年間行事

4月

  • 築館高校定期戦

6月

  • 仙台駅前総体エール。芸術鑑賞(1)。1年舟形山登山。2年就学旅行。

7月

  • 校内競技大会

9月

  • 古高祭

10月

  • 体躯祭。芸術鑑賞(2)

11月

  • 校内マラソン大会

著名な卒業生

大学卒業後の社会生活と同窓会組織

古高生の大学卒業後に着く職業で最も多いのは公務員の世界です。そのため公務員予備校などと言われたりもします。古高は伝統的に公務員の世界に最も強く県庁古高同窓会古高教員蛍雪会古高艮陵会古高マスコミ蛍雪会など社会生活をより円滑に過ごすため各種職業別同窓会組織が様々な所にあり幅広い年代での交流が盛んで豊かな人脈を築ける同窓生同士の繋がりが最も強い学校だと言われています。本校を卒業することで単に大学進学することだけでなく社会生活もより有意義に過ごせるよう歴代の先輩方が長い年月をかけて努力し築いてきた目には見えない社会的信用と財産は本校にしかない魅力のひとつといえるでしょう。本校を卒業することによって生涯にわたりそのような恩恵を受けられることは古川高校の強みでもあるのです。

関連項目

外部リンク