マット・バーンズ (野球)

アメリカの野球選手 (1990 - )

これはこのページの過去の版です。J.vivisection (会話 | 投稿記録) による 2017年10月7日 (土) 13:24個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (→‎年度別投手成績: 通算成績の行を、リンク・全角に修正統一しました。)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

マシュー・D・バーンズ (Matthew D. Barnes, 1990年6月17日 - ) は、アメリカ合衆国コネチカット州フェアフィールド郡ベテル英語版出身のプロ野球選手 (投手) [4]。右投右打[4]MLBボストン・レッドソックスに所属[5]

マット・バーンズ[1][2][3]
Matt Barnes
ボストン・レッドソックス #68
2015年6月9日
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国[4]
出身地 コネチカット州フェアフィールド郡ベテル英語版[4]
生年月日 (1990-06-17) 1990年6月17日(34歳)[4]
身長
体重
6' 4" =約193 cm
210 lb =約95.3 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 投手[4]
プロ入り 2011年 MLBドラフト1巡目 (全体19位) でボストン・レッドソックスから指名[4]
初出場 2014年9月9日[4]
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
国際大会
代表チーム アメリカ合衆国の旗アメリカ合衆国

経歴

プロ入り前

コネチカット大学在学時の2010年には、日本で開催された第5回世界大学野球選手権大会にアメリカ合衆国代表として参加した[6]

プロ入りとレッドソックス時代 (2011 - )

2011年MLBドラフト1巡目 (全体19位) でボストン・レッドソックスから指名され[7]8月15日に契約[4][8]

2012年は、マイナーリーグA級のグリーンビル・ドライブでプロデビュー[9]。5試合の先発登板で防御率0.34・2勝0敗という成績を記録し、5月にA+級のセイラム・レッドソックスに昇格[9]。セイラムでは20試合に先発登板し、防御率3.58・5勝5敗を記録、また2チーム合算では25試合の先発登板で119.2イニングを投げ、防御率2.86・7勝5敗・29四球・133奪三振を記録した[9]

2013年は、AA級のポートランド・シードッグスで24試合に先発登板し、防御率4.33・5勝10敗・46四球・135奪三振・WHIP1.46の成績を残した[9]8月ポータケット・レッドソックスに昇格し、そこでは1試合の先発登板で5.1イニングを3安打無失点に抑えた[9]

2014年は、AAA級のポータケットで23試合 (先発22試合) に登板して防御率3.95・8勝9敗を記録した[9]。その後、9月8日にレッドソックスとメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りし[10]、翌9日のボルチモア・オリオールズ戦でメジャーデビュー[11]。3点ビハインドの7回表から登板し、3.0回を3安打無失点2奪三振に抑えた[12]。同年、メジャーでは5試合にリリーフ登板し、防御率4.00・WHIP1.44を記録した[4]

2015年は、2試合の先発登板を含む32試合に登板して防御率5.44・3勝4敗・WHIP1.65という成績を残した[4]。この年は、ポータケットでも登板しており、そこでは17試合 (うち5試合が先発) の登板で防御率4.06・1勝1敗・WHIP1.54という成績だった[9]

2016年は開幕メンバーに名を連ね、多目的で起用された[3]。6試合のリリーフ登板で防御率4.05・4勝3敗1セーブを記録、セーブはメジャー初だった[4]。また、投球イニング以上の三振を奪い、奪三振率9.6を叩き出した[4]

2017年は、ア・リーグ8位タイとなる70試合に登板[13]。前述の登板試合数も含め、防御率3.88・7勝・83奪三振・WHIP1.22等、複数部門で自己ベストの成績をマークした[4]

詳細情報

年度別投手成績[4][5]





















































W
H
I
P
2014 BOS 5 0 0 0 0 0 0 0 0 - 39 9.0 11 1 2 0 0 8 0 0 4 4 4.00 1.44
2015 32 2 0 0 0 3 4 0 3 .429 199 43.0 56 9 15 0 2 39 4 0 28 26 5.44 1.65
2016 62 0 0 0 0 4 3 1 16 .571 287 66.2 62 6 31 1 3 71 4 0 32 30 4.05 1.40
2017 70 0 0 0 0 7 3 1 21 .700 287 69.2 57 7 28 0 1 83 3 0 31 30 3.88 1.22
MLB:4年 169 2 0 0 0 14 10 2 40 .583 812 188.1 186 23 76 1 6 201 11 0 95 90 4.30 1.39
  • 2017年度シーズン終了時
  • 「-」は記録なし

記録

MiLB

背番号[4]

  • 68 (2014年 - )

代表歴

脚注

  1. ^ 友成那智、村上雅則『メジャーリーグ・完全データ選手名鑑2015』廣済堂出版、2015年、91頁頁。ISBN 978-4-331-51921-9 
  2. ^ 友成那智、村上雅則『メジャーリーグ・完全データ選手名鑑2016』廣済堂出版、2016年、91頁頁。ISBN 978-4-331-52002-4 
  3. ^ a b 友成那智、村上雅則『メジャーリーグ・完全データ選手名鑑2017』廣済堂出版、2017年、35頁頁。ISBN 978-4-331-52084-0 
  4. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q Matt Barnes Stats - Baseball-Reference.com (英語) . 2017年10月7日閲覧。
  5. ^ a b Matt Barnes Stats, Fantasy & News - Baseball-Reference.com (英語) . 2017年10月7日閲覧。
  6. ^ a b 参加チーム 登録メンバー アメリカ”. パナソニック第5回世界大学野球選手権大会. 2017年10月7日閲覧。
  7. ^ Red Sox select right-handed pitcher Matt Barnes (19th overall) and catcher Blake Swihart (26th overall) with first-round picks in 2011 First-Year Player Draft” (英語). MLB.com Red Sox Press Release (2011年6月7日). 2014年12月28日閲覧。
  8. ^ Red Sox sign eight Draft selections” (英語). MLB.com Red Sox Press Release (2011年8月16日). 2014年12月28日閲覧。
  9. ^ a b c d e f g Matt Barnes Minor Stats - Baseball-Reference.com (英語) . 2017年10月7日閲覧。
  10. ^ Quinn Roberts (2014年9月8日). “Prospect Barnes receives first callup to Majors” (英語). MLB.com. 2014年12月28日閲覧。
  11. ^ Matt Barnes 2014 Pitching Gamelogs - Baseball-Reference.com (英語) . 2017年10月7日閲覧。
  12. ^ BAL vs. BOS September 9, 2014 - Baseball-Reference.com (英語) . 2017年10月7日閲覧。
  13. ^ 2017 American League Pitching Leaders - Baseball-Reference.com (英語) . 2017年10月7日閲覧。
  14. ^ World Futures vs. U.S. Futures Box Score - MLB.com (英語) . 2017年10月7日閲覧。

関連項目

外部リンク